
朝起きると、窓の外にはなんと七面鳥が!
3羽くらいのグループでした(カメラを用意したときには1羽しかいなかったんだけど)。

さて、モロカイに来た目的のひとつでもある、Kanakou preserveのハイキング。Nature Conservancyが月に1度開催しており、幸運にも今回の旅行と重なったので、予約を入れました。といっても実は定員がいっぱいだったので、4WDを持ってるならついてきていいよ、といわれ、おまけ参加。
ガイドをしてくれたのは、50代くらいの女性と現役引退した60は過ぎている元歯科医のおじいちゃん。お二方とも10年ほどNature Conservancyのガイドをボランティアでやっているそうです。
前日のディナーのパンで歯の詰め物がとれてしまっていた私。まだ営業してるの?って聞いたら引退した、って。やっぱり日本に帰るまで治療は待つしかない(そして現在、お盆休みのため、さらに1週間待ち状態です)
まずは、空港に集合して注意事項の説明、それから外来種をKamakouに持ち込まないように各自の靴をブラシで丁寧に掃います。そして車に乗り込んでいざ出陣!
赤土の山道を土ぼこりをたてながらひたすら走って、まず最初の立ち寄りポイント。
カメハメハ大王の時代、ハワイはサンダルウッド(白檀)を輸出していた頃がありました。サンダルウッドと交換でカメハメハ大王は武器を白人から得ていたようです。本来の白檀の価値よりもかなり低い額で交換させられていたらしいです。
で、ここで採った白檀を計測していたんだそうです。この穴が積み込む船の大きさに掘られていて、そこがいっぱいになったら、山を降りて(もちろん背負って、足で)船まで運んだんだそうです。
それはそれは大変辛い作業で、そんな時代が数十年続いたのですが、その内、白檀も枯渇してきて、また、子孫にそんな辛い思いをさせたくないと思ったハワイアン達は、残っていた白檀も全て焼き払ってしまったらしく、人が立ち入らないようなところに行かない限り、ハワイで自然に白檀が生えているところは見られないそうです。

再び車を走らせるとWaikolu Lookoutにたどり着きます。トイレはありませんが、テーブルや椅子があり、ピクニックができます。四駆があれば個人でも自由にこれます。トイレに行きたい人は藪の中へ、との指示でした(笑)
で、そのLookoutからの眺めがこれ↓

海側はカラウパパ方面です。
丁度雨が降った後で、山の斜面にはいくつか滝がみえました。こんなに沢山の水をたたえた滝を見れるのは珍しい、とガイドの人がいってました。
遠めからの写真

ズームした写真

そして、さらに車で狭くて急な道を上下してKamakou Preserveへ。
結構、狭い幅で泥の中の運転をすることになるので、運転に自信の無い人にはご自分で向かうことはオススメできません。が、このKamakou preserveは自分で行こうと思えばいけます。後述のMo'omomiは、Nature Conservancyと一緒でないと保護区には一切立ち入りができないようです。
シダと苔がうっそうと生えるジャングルの中に細い板が敷いてあり、その上を歩いていきます。

今にも恐竜がぬっと出てきそうな大きなシダや苔の森をひたすら歩きます。しかも湿地なので足元も悪く、時々水溜りがあり、ボードの位置がわからず、思いっきりぬかるみにはまったり・・・(私は帰り道に片足、膝までぬかるみにはまりました)

突然、開けた場所に出ました。ここが湿原とのこと。

又、シダの森を潜り抜けて、ゴール。
崖っぷちのちょっと開けた場所で各自持参したお弁当を頂きます。
(私は先日の晩御飯の残りと焼豚をサンドイッチにしてもっていきました)

谷間を覗くような眺望なんだけど、伝わるかなー。
その休憩した先にも道が続いており、もっと先に行けばもっと良い景色が見えるのでは?!と冒険してしまった私。数歩入るなり泥の中で七転八倒(本当は3回転んだ前1回、後ろ2回滑って転びました)。前も後ろもドロドロ・・・
足元はこの状態↓

このKamakouではここでしか見られない動植物が沢山あるのだそうです(なので入る前に靴についた泥などを丁寧にブラシで掃いました)
ちょっとみたことないオークのような色のカタツムリ。小さくてかわいい。(1.5cmくらい)前を歩いていた人が見つけてくれたので私も見ることができました。じゃなきゃ気づかない!

アジサイのような(多分仲間だろうけど)花。

それからKamakou固有ではありませんが、Ohelo Berry。
ハワイの女神、ペレが食べるといわれていて、フラダンサーは食べてはいけないそうです。

ちなみにフラダンサーではない私はこの実のジャムをMade in Hawaii Productsというお店で買いました♪コケモモにちょっと似たような感じかな。
朝8時半に空港集合で湿原の外に出てきたのは2時半頃だったでしょうか。このツアーは無料ですが、寄付は受け付けているようです。私は寄付を受け付けているとは知らなかったので、お金を払う代わりにNature ConservencyのTシャツを買いました。(15ドル)
朝オアフから飛んできてツアーの後またオアフに帰る人もいて、自分の車でついてきていたので、ここで皆とわかれ、のんびり山を下ることに。来る途中にあった木彫りのお家?へ立ち寄りました。
個性的なおじいさんが木彫り作品を売っていて、製作時間×10ドルで作品を譲ってくれます。もう年で目が見えないらしく、細かい木彫りができないそうで、心臓が悪いらしく、歩き回れないので座ってるから勝手に見ててーって言いながら、葉巻をふかしてました。
ここも次来るときにはもう、開いていないかもなって思いながら後にしました。

↑彼の敷地の入口にある彫刻。左の顔は多分おじいさん自身を彫ったのだと思われます。こんな感じのおじいさんです。
さて、土ぼこりをあげながら山道を下り、Kamakouと同じく、Nature Conservancyが月1でツアーを行っているMo'omomiに行ってみることにしました。

Mo'omomiはKamakouとは反対に砂漠の地らしく、Kamakouと同じ感覚でいけるかと思っていたら、そこのNature Preserve Areaに続く道にはKapu(本来はTabooという意味のハワイ語のようですが、この場合は立ち入り禁止って意味)と書かれた大きな看板がかかっており、仕方なくもう一方の道へ。
その先はMo'omomi Beach Parkでした。


陽も傾いていたので紫外線もそう気にすることはないので私も一泳ぎ。でも風があって寒いので早々に退散しました・・・
帰り道にKualapu'u Cookhouseで晩御飯。Today's specialにPrime Ribがあったので迷わずそれ!これがなかなかいける!ちょっとDeb's Ribを彷彿とさせました。

しかし、一緒に注文した飲み物は最後まで現れず・・・
会計の時に私が注文したPOG(パッションフルーツ・オレンジ・グアバジュース)は売り切れ、友人が注文したアイスティーは忘れ去られていた模様・・・
ま、これもモロカイ・クオリティ。モロカイだし、しょうがない。
居眠り運転ギリギリの状態で宿に戻り(何が恐いって動物の飛び出し。人や車は少ないんだけど、一度明るいときに鹿に飛び出されてびっくりだった)、歯磨きしてシャワー浴びて爆睡。長い1日でした・・・
3羽くらいのグループでした(カメラを用意したときには1羽しかいなかったんだけど)。

さて、モロカイに来た目的のひとつでもある、Kanakou preserveのハイキング。Nature Conservancyが月に1度開催しており、幸運にも今回の旅行と重なったので、予約を入れました。といっても実は定員がいっぱいだったので、4WDを持ってるならついてきていいよ、といわれ、おまけ参加。
ガイドをしてくれたのは、50代くらいの女性と現役引退した60は過ぎている元歯科医のおじいちゃん。お二方とも10年ほどNature Conservancyのガイドをボランティアでやっているそうです。
前日のディナーのパンで歯の詰め物がとれてしまっていた私。まだ営業してるの?って聞いたら引退した、って。やっぱり日本に帰るまで治療は待つしかない(そして現在、お盆休みのため、さらに1週間待ち状態です)
まずは、空港に集合して注意事項の説明、それから外来種をKamakouに持ち込まないように各自の靴をブラシで丁寧に掃います。そして車に乗り込んでいざ出陣!
赤土の山道を土ぼこりをたてながらひたすら走って、まず最初の立ち寄りポイント。
カメハメハ大王の時代、ハワイはサンダルウッド(白檀)を輸出していた頃がありました。サンダルウッドと交換でカメハメハ大王は武器を白人から得ていたようです。本来の白檀の価値よりもかなり低い額で交換させられていたらしいです。
で、ここで採った白檀を計測していたんだそうです。この穴が積み込む船の大きさに掘られていて、そこがいっぱいになったら、山を降りて(もちろん背負って、足で)船まで運んだんだそうです。
それはそれは大変辛い作業で、そんな時代が数十年続いたのですが、その内、白檀も枯渇してきて、また、子孫にそんな辛い思いをさせたくないと思ったハワイアン達は、残っていた白檀も全て焼き払ってしまったらしく、人が立ち入らないようなところに行かない限り、ハワイで自然に白檀が生えているところは見られないそうです。

再び車を走らせるとWaikolu Lookoutにたどり着きます。トイレはありませんが、テーブルや椅子があり、ピクニックができます。四駆があれば個人でも自由にこれます。トイレに行きたい人は藪の中へ、との指示でした(笑)
で、そのLookoutからの眺めがこれ↓

海側はカラウパパ方面です。
丁度雨が降った後で、山の斜面にはいくつか滝がみえました。こんなに沢山の水をたたえた滝を見れるのは珍しい、とガイドの人がいってました。
遠めからの写真

ズームした写真

そして、さらに車で狭くて急な道を上下してKamakou Preserveへ。
結構、狭い幅で泥の中の運転をすることになるので、運転に自信の無い人にはご自分で向かうことはオススメできません。が、このKamakou preserveは自分で行こうと思えばいけます。後述のMo'omomiは、Nature Conservancyと一緒でないと保護区には一切立ち入りができないようです。
シダと苔がうっそうと生えるジャングルの中に細い板が敷いてあり、その上を歩いていきます。

今にも恐竜がぬっと出てきそうな大きなシダや苔の森をひたすら歩きます。しかも湿地なので足元も悪く、時々水溜りがあり、ボードの位置がわからず、思いっきりぬかるみにはまったり・・・(私は帰り道に片足、膝までぬかるみにはまりました)

突然、開けた場所に出ました。ここが湿原とのこと。

又、シダの森を潜り抜けて、ゴール。
崖っぷちのちょっと開けた場所で各自持参したお弁当を頂きます。
(私は先日の晩御飯の残りと焼豚をサンドイッチにしてもっていきました)

谷間を覗くような眺望なんだけど、伝わるかなー。
その休憩した先にも道が続いており、もっと先に行けばもっと良い景色が見えるのでは?!と冒険してしまった私。数歩入るなり泥の中で七転八倒(本当は3回転んだ前1回、後ろ2回滑って転びました)。前も後ろもドロドロ・・・
足元はこの状態↓

このKamakouではここでしか見られない動植物が沢山あるのだそうです(なので入る前に靴についた泥などを丁寧にブラシで掃いました)
ちょっとみたことないオークのような色のカタツムリ。小さくてかわいい。(1.5cmくらい)前を歩いていた人が見つけてくれたので私も見ることができました。じゃなきゃ気づかない!

アジサイのような(多分仲間だろうけど)花。

それからKamakou固有ではありませんが、Ohelo Berry。
ハワイの女神、ペレが食べるといわれていて、フラダンサーは食べてはいけないそうです。

ちなみにフラダンサーではない私はこの実のジャムをMade in Hawaii Productsというお店で買いました♪コケモモにちょっと似たような感じかな。
朝8時半に空港集合で湿原の外に出てきたのは2時半頃だったでしょうか。このツアーは無料ですが、寄付は受け付けているようです。私は寄付を受け付けているとは知らなかったので、お金を払う代わりにNature ConservencyのTシャツを買いました。(15ドル)
朝オアフから飛んできてツアーの後またオアフに帰る人もいて、自分の車でついてきていたので、ここで皆とわかれ、のんびり山を下ることに。来る途中にあった木彫りのお家?へ立ち寄りました。
個性的なおじいさんが木彫り作品を売っていて、製作時間×10ドルで作品を譲ってくれます。もう年で目が見えないらしく、細かい木彫りができないそうで、心臓が悪いらしく、歩き回れないので座ってるから勝手に見ててーって言いながら、葉巻をふかしてました。
ここも次来るときにはもう、開いていないかもなって思いながら後にしました。

↑彼の敷地の入口にある彫刻。左の顔は多分おじいさん自身を彫ったのだと思われます。こんな感じのおじいさんです。
さて、土ぼこりをあげながら山道を下り、Kamakouと同じく、Nature Conservancyが月1でツアーを行っているMo'omomiに行ってみることにしました。

Mo'omomiはKamakouとは反対に砂漠の地らしく、Kamakouと同じ感覚でいけるかと思っていたら、そこのNature Preserve Areaに続く道にはKapu(本来はTabooという意味のハワイ語のようですが、この場合は立ち入り禁止って意味)と書かれた大きな看板がかかっており、仕方なくもう一方の道へ。
その先はMo'omomi Beach Parkでした。


陽も傾いていたので紫外線もそう気にすることはないので私も一泳ぎ。でも風があって寒いので早々に退散しました・・・
帰り道にKualapu'u Cookhouseで晩御飯。Today's specialにPrime Ribがあったので迷わずそれ!これがなかなかいける!ちょっとDeb's Ribを彷彿とさせました。

しかし、一緒に注文した飲み物は最後まで現れず・・・
会計の時に私が注文したPOG(パッションフルーツ・オレンジ・グアバジュース)は売り切れ、友人が注文したアイスティーは忘れ去られていた模様・・・
ま、これもモロカイ・クオリティ。モロカイだし、しょうがない。
居眠り運転ギリギリの状態で宿に戻り(何が恐いって動物の飛び出し。人や車は少ないんだけど、一度明るいときに鹿に飛び出されてびっくりだった)、歯磨きしてシャワー浴びて爆睡。長い1日でした・・・
これで行った気になろう(むふ)。
それとOhelo Berryのこと!!
ジャムを買ったことあるんですよ、危なかった!
他人にあげてよかったわ!