ハッピー&ラッキー

コレクターズとピロウズとANATAKIKOU、その他音楽やいろいろ。

きかせてテリー

2006-04-18 | コレクターズ
「レトロスペース坂」と「ネオ・モッズについて」の二つのファイルを聞きました。レトロスペース坂は普通に面白そうだな、行ってみたいなあ。テリーさんも好きなようですが私も昭和の香りにはすごい弱いです。自分もすごしてきたはずの昭和という時代に、何故か異国情緒のような不思議な魅力を感じてしまうんですよ。池袋のナンジャタウンに、昭和30年代くらいの町並みを再現したアトラクションがありますが、もう初めて行ったときには記憶にないはずの30年代にものすごいノスタルジーを感じて震えましたね。その、身近なような遠いような感覚がまた魅力のひとつでもあるのでしょうか。レトロスペース坂も、館長さんが学生運動やってた時代に投げられた催涙弾とか変なものを展示してあるというその、混沌ぶりも楽しそうです。クッキー屋さんとその変な博物館を同じ方が経営しているというのもまたいいですね。以前の炭鉱博物館といい、テリーさん変な博物館見つけてくるのうまいな。それとも北海道に面白い博物館が多いのでしょうか。

ネオ・モッズについては、さすがテリーさんの青春ということで熱く語られていましたね。フレッドペリーのポロシャツを入手するのに、イギリス旅行する知り合いに頼んで買ってきてもらって、多少サイズが違ってもそれを着るしかなかったなんて、ファッションにすごいこだわってたという印象のモッズにしては可愛いエピソードも微笑ましいです。それくらい入手困難だった時代に、確か黒田マナブ氏はフレッドペリーのポロシャツを全色持っている、ってことで一目置かれていたってのを、加藤さんがらみの文章でどっかで見たな。コータローさんが加藤さんと初めて出会ったときも、いきなり定規を出してきてズボンのすそ幅を測ったらしいし(どんなあいさつだ)、独自のルールが楽しそうですね。そういえば「さらば青春の光」、DVD買ったのにまだ見てないや。ここまでテリーさんが惚れこんでる映画ならやっぱ見ておかないとね。