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無敵のビーナス

2006-04-22 | コレクターズ
今日コレクターズの会報が届いたので読んでみたら、加藤さんとGO-BANG'Sの森若香織が対談していました。森若ちゃんもう40代なんだって! 加藤さんとの2ショット写真見てもすごく可愛くて、とても見えない。びっくり。以前から可愛かったけど、こういう人は齢重ねても何と言うか老け込まなくてかっこいいな。

GO-BANG'Sは昔好きでよく聴いていました。対談の中で加藤さんが「かっこいいダーリンなんかはとてもパンクだ」って言っていましたがそれすごく分かる。当時ブルーハーツがバカ売れしていて(そういえば先日マーシーがコレのレコーディングスタジオに遊びに来たそうですね)、それの真似っこのようなバンドがものすごい勢いで増えていたので、とりあえず形だけはパンクというバンドはたくさんいました。それでもいわゆるパンクロックではない事に目はつぶれなかったのか、ビートパンクなどという呼び方をされていたと記憶しています。初期のユニコーンなんてまんまだったなあ。あとジュンスカあたり。とにかくそんなバンドがゴロッゴロしていたさなか、GO-BANG'Sは可愛い女の子が3人で、可愛い服着てつたない演奏でキュートな歌を歌ってたわけですよ。下手するとアイドルのようなカテゴリに入れられかねないスタンスでしたが、もう凡百のビートパンクバンドなんかより全然パンキッシュでしたね。「ノーメイクの悲劇」なんて、スゴイロックですよデストロイ。「あいにきてI need you」や「かっこいいダーリン」が有名ですが、私は「スペシャルボーイフレンド」が大好きでした。森若ちゃんの書く歌詞は、女性らしいのに男前という、一見矛盾した褒め言葉になってしまうんですがとても魅力的で好き。「あなたの夢がかなったときにきっとどこかで見ているから」なんて、強くてわがままに見える彼女から出てきた言葉とは思えないほど美しい。

コレクターズと何か一緒にやりたいねと対談は締められていましたが、これ実現するといいなあ。オペラ初演のときに「怪物」役で登場した映像もすごく可愛かったけど、今でも充分綺麗なので使える幅が広いですよね。20周年記念としてコラボを期待したいところです。

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