ハッピー&ラッキー

コレクターズとピロウズとANATAKIKOU、その他音楽やいろいろ。

おしらせ

2005-12-10 | その他
と言うわけで、明日から(正確には今日から)九州旅行に行ってきます! 福岡と長崎のコレクターズライブも見てきます。そしてピロウズAXも見てから戻ってきますので、その間は携帯更新になるでしょう。連日ライブレポ書いて毎日寝不足な上にいまだに(AM3:00)旅行の荷物を1ミリたりとも用意していない私ははたしてちゃんと出発できるのか。とりあえず長浜ラーメンとちゃんぽん食べてきますよ!

12/9 THE THIRD EYE TOUR IN 名古屋クアトロ

2005-12-10 | ピロウズ
ピロウズのライブ行って来ましたアゥイエ! 「久しぶりじゃないか名古屋」とさわおが言った後、思い立ったように「本当に久しぶりじゃないか」と言ったほど間の空いた名古屋クアトロでございます。一曲目は「サンダーホエールピクニック」。「GOD BREATH YOU!」を初めて生で聴けた。大好きな「ウォーキンオンザスパイラル」も聴けて嬉しい。続いて「ノンフィクション」や「ターミナルヘブンズロック」「バビロン天使の詩」と、最近のメインチューンが目白押しで盛り上がります。メンバー紹介で「ベース、鈴木淳!」と振ると、「髪がくりんくりんですみません」と謝るコメントがおかしい。「ギター真鍋くん!」とpeeちゃんに移行すると、「さっき淳くんが喋った内容が、(モニターに音が来ていなくて)全然聞こえなかったんでもう一回言ってもらえますか」と言い出しました。淳が口を開こうとした途端「やっぱりいいです」とのイジワル発言(笑)。「どうでもいいこと話していいですか」と真鍋さんが言うと、さわおが「どーでもいいですよー」とだいたひかるのネタを歌いました。しかし真鍋さんは分からない様子できょとんとしていたので、恥ずかしそうに後ろを向いてしまうさわおが可愛い(笑)。「3、4日前、朝8時半くらいに電話がかかってきたんですよ。受話器を取ると『ハーイヨシアキ、アイムクライブ』(かな? うろ覚え)…寝起きだとダメですね、英語力が子供以下になってしまいます」と言ったところでさわおに向き直り「というわけで業務連絡ですが、クライブが12月に来日するので一緒にご飯食べましょうとのことです」と報告されました。するとさわお「そういうのは楽屋で言ってくれ。というか全然どうでもいいことじゃないだろ!」と笑っていました。続いてシンイチロウさん、「今真鍋くんが言ったことが全然聞こえなかったのでもう一回言ってください…やっぱりいいです」と、peeちゃんのネタを使いまわし(笑)。「今日は即完だそうです。おめでとうございます!」と言うと客席からおめでとうー! の声が。「おめでとうじゃないですね、ありがとうです。打ち上げでも隣の人のコップを奪い取って飲んじゃいます。即乾杯」とオヤジギャグが。それを見つめるpeeちゃんの微妙な視線が楽しいです。

新曲「空中レジスター」を披露。レジスターってキャッシャーのこと? REGISTERかな。気になって調べてみたら「登記、登録」という意味と「声域、音域」という意味があるみたいですね。後者のことなのかな。

「今日名古屋でライブをやっていますが、今まさにZeppで、ピクシーズがライブをやってます…昔からの友達にほとんど『ゴメン、今回はどうしても行けない』って言われてしまった」とさわお。「俺は2、3日前に見に行ったんだけど、キム・ディール可愛かった…髪を切って若返っていて、とても素敵でした」とのMCから「キム・ディール」へ。これいい歌ですよね、大好き。

「ここには俺たちより下の世代や、下の下の世代や、下の下の下の世代がいるわけだが、本来なら接点のない人たちが、音楽をはさんで…素晴らしいロックミュージックをはさんで、出会えたわけだ。大合唱して欲しい」と「FOOL ON THE PLANET」へ。合唱と言ってもサビだけの大合唱だったので、非常にいい雰囲気の盛り上がりでした。

「一昨日、誕生日を迎えました!」とさわおが言うと、客席からおめでとうの声がたくさんかかります。「スペシャのグロウンという番組に出て、そこでも話したんだが、誕生日プレゼントにもらった質問に答えていくとその答えを機械が当てるというおもちゃにはまっていて、ずっと遊んでる」と説明。20の質問に「はい・いいえ」で答えると、該当の単語を機械が答えるおもちゃなのだそうです。「バスター君とかマニアックな単語はダメだぞ! 例えばかえるって思い浮かべて質問に答えていくと、最後に『あなたの考えているのはかえるですね』って当てられるんだ。おお! と思って、次にちょっと難しくしようと思って「手帳」って考えてから答えていくと『手帳ですね』って出るんだ。それでもっと難しくしてやろうと思って「マイク」って考えてからやったら、それは外れたんだが、機械に当てられると悔しいのに、外れるとこの機械何にも面白くないんだな」と子供らしいことを言っています。「縁起を担ごうとして、このライブの前に『大成功』って出したくてやってたら、それは外れたんだが、『答えは愛ですね』って言われてしまった。こんなおもちゃに愛ですねって言われて驚いた」とのMCに客席が非常に盛り上がってました。そうとう自慢なのか、そのおもちゃをいったん楽屋に引っ込んで、持ってきて見せびらかすさわおはほんとにお子ちゃまだ。ちなみにマネージャーの三浦さんからのプレゼントだそうです。

peeちゃんのギターが、黒いストラトタイプになっていました。FC会報でも言っていた新ギターのようですね。私peeちゃんのギターの弾き方すごい好きなんですよ。ストラップを低い位置にもってきて腰でギターを弾く痩せた猫背のギタリストが大好きなんです。

誕生日MCにちなんだ話題だったかな、中学生のファンから手紙をもらって、「大好きです、お父さんになってください」と言われてしまったのだそう。「もう恋愛対象じゃないんだ~、ひとつの時代が終わったんだなと思った…」との言葉に、やたらと受けているpeeちゃんとシンイチロウさんがおかしかったです。

「今日は新曲をもってきた!」とのさわおの言葉にフロアが大拍手。アルバムタイトルの「MY FOOT」をやってくれるとのこと。しかし、「大阪のライブビデオを見てたら、この曲をやったとき、みんな初めて聴くから、どんな曲なんだろう、歌詞なんだろうと、一所懸命聞き入ってたんだ。なので見ていてノリが悪いように思えてしまったので、あとでライブビデオを見たときにオレが楽しく見れるよう、名古屋は知らなくてもいいから楽しそうに聴いてくれ!」との注文が入りました。「いいだろ、どうせあとでCDで聴けるんだから!」とけっこう投げやりな発言です。しかし「MY FOOT」、非常に曲も歌詞もいい感じで、とても楽しみな曲になりました。

「Trip Dancer」に感激。ライブで初めて聴いたかな…。いい曲ですよね。

MY FOOTツアーの告知で、「名古屋は4/9にダイヤモンドホールでやります!」との言葉に拍手が。「ここにいる奴らは必ず来るように!」と指令が下ります。「完売して調子に乗ってると思って、鼻っ柱をへし折ってやるとか考えるなよ! 7年(長年かな?)かかってようやくここまで来たんだから、絶対来いよ」と、えらそうなのに妙に腰の低い告知が笑えます。「あと、その前に12/17、また名古屋に来ます。矢野きよ美さんのラジオに出るために」と言うと、「(公開録音に)応募した!」と客席から声がかかります。イヤーモニターで聞こえ辛いさわおが「何? 地名?」と聞き返すも「応募!」「抽選でご招待!」との客席とのコミュニケーションがうまく行きません。ようやく「応募って言ったのか!」と理解したさわお「知らんがな」と冷たい言葉(笑)。「番組名間違えたのかと思ったよ、あの姉さん怖いからさ」とぶつぶつ言っています。それでも「見に行くー!」等声をかけるファンに向かって「来んな」とかなりなオレ様ぶりでした。

「その未来は今」で最高に盛り上がったあと本編終了、アンコールで出てきたさわお「暑い!」と何度も言っています。「こんなに暑いのに、全然痩せない。ライブをいくらやっても痩せるわけないのは、ストレイテナーの日向君を見てれば分かるんだが」と言ったあと、「こういうのどこかに書き込んだりするなよ!」と釘を刺していました。ゴメン書いちゃったよ(笑)。そして「ここにいるみんなにプレゼントを」と「like a love song」を。そして「リトルバスターズ」で場内が大歓喜して、「ダイヤモンドホールも来いよ!」との言葉を最後にメンバーが去っていきました。

そこで追い出しの音楽としてサードアイが流れたのですが、大合唱とアンコールの拍手で客は帰ろうとしません。サードアイが終わってそれでも拍手が鳴り止まない会場に、ようやくメンバーが出てきてくれます。「さっききれいに終わったじゃないか!」と笑いながらけちをつけるさわお、最後に「WATING AT THE BUSSTOP」で締めて、ライブが終了しました。

久しぶりのピロウズワンマン、とても楽しくていいライブでした。ただモッシュの中にいると酸欠により脳細胞が普段より壊れまくるせいか、MC等の記憶が正確ではありません。この内容は信用しないでねー。

ちなみに真鍋さんが着ていたのはサードアイTシャツ。呪い発動によりサードアイ欲しくなっちゃったなーでもKISSのを買うって決めてたしなーと悩んでいたら、一緒に行った姉がKISSを買うということなので、私はサードアイTシャツ買ってしまいました…。あの、ジャグマスター使ってるマネキン困るんですけど。

12/8 THIS IS TIME FOR ACTION IN 心斎橋クラブクアトロ

2005-12-09 | コレクターズ
今日は大阪、コレクターズのライブが連続で見れる幸せに浸りつつ行ってきました。昨日の名古屋に比べてさすがに客の入りが多く、開場前からかなりいっぱいになってきています。これは今日は「平日の大阪!」のMCはなさそうだと思っていましたが甘かった。昨日と同じく冒頭の数曲を演奏したあと、一発目のMCは「いやー平日の大阪!」でした(笑)。「平日って言ったらみんな働いてなきゃダメだよね、歌ってる場合じゃないよ」と加藤さん。それは仕事じゃないんですか。「ね、コータローくん」と振ると、「オレは平日派」と訳の分からない返事が(笑)。「小里くんは?」の質問には「祝日派かな」とのお答えでした。Qちゃんには聞いてもらえなかった…。そこでフロアに「正直平日の方が嬉しい人ってどれくらいいるの?」と聞くと、全体の1~2割くらいかな? 手を上げる人たちがいます。「あー、けっこういるね。でも少ないね」とイジワルな発言。「じゃあそれ以外の人たちは、今日は上司が忘年会だって言っても来ちゃったんだ」と勝手にストーリーを作る加藤さんに「もちろん!」(だったかな)と男性の声が飛びます。「上司ってあれだろ、頭がアネハみたいな…」と加藤さん。そんなに姉歯が気に入ったのかまたしても話題に。「あれ、この辺(襟足)がうさんくさいんだよね~。メンバーの中で気がついたの俺が最後でさ、横浜のライブの最中ステージで教えてもらったの」。じゃあ横浜から毎回姉歯のこと話してるわけですか。「みんなはすぐに気がついた?」と客席に聞くと「気がついたー」と答えられてしまい、「マジで!? 本当にすぐ?」と不審がる加藤さんが面白い(笑)。「時事ネタ好きなんだよ、こういうバンドいないでしょ? だってコレクターズがさ、エアロスミスくらいのビッグバンドになっちゃったら、MCでこんなこと言えないじゃない」との話から、「夢なんだよね、報道ステーションとかで『それではここでコレクターズのライブ中継です』ってカメラで映されたステージで『アネハの髪が…』とか言っちゃうの。筑紫もびっくりだぜ」と、妙な目標を語られていました。それを微妙な顔で見ていたコータローさんに気付いたのか、「喋ってばかりだとフォークコンサートになっちゃうからね」と演奏に行こうとしたところ「まだ喋っていいですよ」との許可が。すると、ラメのユニオンジャックジャケットを指して「これを着てるとマジシャンになったような気になるんだよねー」との加藤さんのつぶやきに客席大ウケ。手のひらから何かを出すようなジェスチャーをします。「ハトどこ行ったかなー、ウサギ元気かなー」などとやりながら、ウサギ発言にはちょっとミルク嬢を思って切なくなったり。それを受けてコータローさんが「その服見ると、本番前だなーって気になるよ」と言ったところでまたしても爆笑。この人たちほんと面白い。

「プリティ・グリーン」が終わったところで、リッケンバッカージェットグローを弾いていたコータローさんが、ES335に持ち替えます。以前はカバー集からの曲はほとんどリッケンで弾いていたと思うのですが、335でもやるようになったんですね。幅が広がっている感じがあります。

この日も「ロケットマン」が神の出来でした…演奏もボーカルもほんとに素晴らしかった。その直後に「グレートアメリカ」があったのですが、出来ればちょっとワンクッション置いていただきたいくらい。噛みしめる時間が欲しいと思いました。コータローさんチューニングとかしてくださいよ。

「コータローくん、今日はいいことあった?」と聞く加藤さん。このフリでハッピー&ラッキーと察した客席が盛り上がります。そこからコータローさんのMC。しかし「いいこと何にもないね」と意外な言葉が。すぐに「いいことばっかりですよ」と言い直したのですが大丈夫でしょうか。「今日は何があった?」と聞かれて「今日はね…ホテルで早起きしたんですよ」と話し始めます。「朝の7時半に起きて、バイキング食べにいったんですよ。そうしたらね、オレしかいなくて、受付が初老のおばちゃんだったの。そこに外人の方が来て、ペラペラッと喋ったらおばちゃんがすごい英語で返してるのね。そんなに会話してるのに、トイレはどこかってだけだったんだけど、そこまで英語で話しておいて『突き当たり』って」と言ったオチにフロアも爆笑、メンバーも笑っていました。「ストレートでいいんじゃないの」と刑事が言うと、加藤さんがもうちょっと文法的にちゃんとした言葉を言って「とかね」と話していましたが、よく聞き取れなかった…。そこで「ハッピー&ラッキー」へ。加藤さんも楽しそうで盛り上がったなー。

それが終わると加藤さんが引っ込み、インストへ。再び登場した加藤さんは、グレー系のシャツでした。そして「TOUGH」へ。盛り上がったまま昨日はもっと前でやってた「メイビートゥモロー」へ。その後「スゥイートシンディ」と、止まらない勢いの3曲が素晴らしかったです。

「夏にクアトロマンスリーをやりまして、それがDVDになります」と告知。「ライブ映像以外にも、オフショットが満載の一本で、まず、『打つ刑事』」公式の日記でも書かれていましたがそれは一体。「打つって言っても何か分からないよ。これ(銃を撃つジェスチャー)か、これ(腕に注射器を打つジェスチャー)か、これ(麻雀牌を切るジェスチャー)か…」と不穏な発言が出ます。「Qちゃんは『奏でるQちゃん』」と言うと、ハープを奏でるジェスチャーのQちゃん。それにリーダーが受けて「それかもね!」と喜んでいます。「そして、『踊る小里くん』」と言うと、小里さんはモンキーダンスを(笑)。リーダーはと言うと『直すリーダー』なのだそうです。釘を持って金槌で叩くアクションをすると客席から「棟梁!」と声が。「棟梁じゃないけどね」と笑っていました。

「時間が過ぎるのは早いもので、楽しい時間はあっという間。それは楽しいから…ラストナンバーです」と「夜明けと未来と未来のカタチ」へ。サビ部分の合唱も客席から大きく聞こえて、とてもいい雰囲気のまま本編は終了しました。

アンコールで登場した3人が演奏を始め、加藤さんが飛び出してきて「クルーソー」が! ライブだと盛り上がるいい曲ですね。「トリビュートが出ます。2月に出る予定なんですが多分3月になると思う、アニメのトリビュートなんですけど」と加藤さんからの告知が。「21stセンチュリースターズではキャンディキャンディをやって、凄いことに。『スカトロSM大好き♪』」と歌って大笑い。「コレクターズはもっと真面目なのをやりました」と「マッハGO!GO!GO!」を。昨日も書きましたがいい曲だー。楽しい。その後「パンクオブハーツ」へ。これもものすごい盛り上がりでした。ちなみにコータローさんのジャンプは24回でした。

ラストはリグレイとコレクター、加藤さんにガムがバシバシ当たって気の毒でした(笑)。コレクターでもメンバーがみんなご機嫌で楽しかったー!

Qちゃんのドラミングが非常にキレててかっこよく、コータローさんのギターもとてもいい音で、素晴らしいステージでした。昨日の名古屋があまりに良すぎたので、大阪が見劣りすることになってもしょうがないかと思っていたのですが、まったくそんなこともなく、本当に楽しくてすぐに時間が過ぎてしまったように感じます。とてもいいライブでした。

12/7 THIS IS TIME FOR ACTION IN 名古屋クラブクアトロ

2005-12-08 | コレクターズ
コレクターズのライブツアー、名古屋に行って参りました。平日の名古屋ってことで客が少ないのが気になるところ。しかしそれでもまったく普段と変わらないどころか、非常に楽しいライブを見せてくれました。

まずラメのユニオンジャックジャケットで登場したリーダーに釘付けになりますが、毛先パーマかけてんのかという感じに長く伸びたコータローさんの髪も気になります。冒頭は「BIFF BANG POW」で幕を明け、「虹色サーカス団」「愛してるというより気にってる」と盛り上げます。ものすごく久しぶりに聴く「GOOD-BYE」も! 大好きな曲ですよ、とてもよかった。加藤さんの声と曲ほんとに素晴らしいです。「こんばんは、ザ・コレクターズです」と挨拶した加藤さん、「平日の名古屋!」ともう客の入りが悪いのを早速ネタにするタフさ。「最高だね」と楽しそうです。「ツアーも今日で二回目…なのでまだ元気です。もう長崎の自分を想像したくないんだけど」と弱気なことを言うと「リーダーちゃんぽん好きじゃん」と的外れなことを言い出すコータローさん。「好きだけどさ、そうことじゃないんだよ」とリーダーに突っ込まれていました。「どんどん体力が落ちていって、髪の毛も落ちていって、アネハみたいになったらどうしようと思って」と言った加藤さんに「長崎まではもつよ」とまたしても変なフォローが。「だんだんヒューザーみたいになったらどうしよう」と加藤さんが心配してると「でもアレいきなりはげるらしいじゃん」とコータローさん。「俺の知り合いでもいたんだよ、精神的に参っちゃってさ、朝起きたらごっそり抜けてたって」と報告すると「俺も、君に悩まされてるじゃん。ある日突然ごっそりいくかも。ホテルで」「ホテルでね」と、加藤さんの苦労がしのばれるMCです。「でも今日はメンバー4人で仲良くとんかつ食べに行ったよ」と加藤さんからの報告がありました。クアトロの入ってるパルコの7階で食べたそうですが、客席から「矢場とん?」やら何やらと声がかけられると「うるさいよお前!」と大人げなく切れておられました。

「BIFF BANG POWという素晴らしいアルバムから何曲かやります」とのMCから、「プリティ・グリーン」「メイビートゥモロー」と続きます。メイビートゥモローのイントロのギターの気持ちよさといったら何事でしょう。ライブだとすごく盛り上がって楽しいなあ。

「来年20周年を迎えます。いまだに実家のお母さんには、そろそろ就職しなさいと言われます。近所の工場にでもって。景気も良くなってきたことだしと。お母さんが死ぬまでに一回くらい就職しようかと思ってますが」ととんでもないことを言い出す加藤さん。ライティングが暗かったのを指して「この照明が悪いんだよ! どんどんネガティブな方向へ行っちゃう」と、ステージと客席を照らさせます。そこで明るくなった客席を見て「コータローくんはこの中から家出少女を見つけ出すからね」と謎なMCを。すると「今は家出のシーズンじゃないからね」と刑事。「寒くなってきたからね、家出もホームレスも大変だよ」と加藤さんが答えていますがやっぱりMCがネガティブです(笑)。「来年の話をすると鬼が笑うっていうじゃないですか」と言いながら笑っている加藤さん、「どこに鬼がいるんだよ」と言いながら。そこで20周年のライブを日比谷野音でやるという告知をしました。「3500人…今バードウォッチング的に数えたところ、この会場には200人くらいしかいません。来年までに、彼氏を作ってきてくれ」と女性客に使命が下されました(笑)。「それで、連れて来てくれ。そこで倍に。気に入らなかったら別れりゃいいじゃん」と非常に無責任な発言です。更に男の客に向かい「彼女を連れて来てくれ。2人以上」とより苛酷な指令が。2人以上の彼女作っても、一緒のライブには連れてこれないんじゃ…。とにかく野音には、人を連れて行くことが望ましいようです。

加藤さんがアコギを持って「THE MISFIT'S MANIFESTO」を。なんかライブでやるとは思わなかった意外な曲です。更に「ロケットマン」。また今日も加藤さんの声が調子が良くて、とても美しく響きました。歌うまい。しかしそのあとの「グレートアメリカ」で、Qちゃんのほうを向いてかっこよくギターを弾いていたコータローさんが豪快に音を外しました。もうQちゃん爆笑、コーさん照れ笑い、加藤さんも笑っているという変な出だしに(笑)。

この日はメンバー全員調子が良かったようで、加藤さんの声もよく出ていて気持ち良さそうでした。歌い終わったあと何度も「素晴らしい」と言いながら拍手をする加藤さんが見られて、まったくその通りだと納得する出来でした。

「プラグミーイン」が聞けて嬉しかった! ほんとにいい曲だな、大好き。終わった後「くっつきたいね。プラグミーイン!」と楽しそうな加藤さん。「歌うのが恥ずかしい歌詞だ」と言ってましたが書いたのはあなたです。「たとえば宇宙を旅するアポロとソユーズさ…古い! 知らないでしょ、アポロとソユーズ」と言うと「知らないー」と客席から声がかかり「知らなくていいよ、上等!」とコータローさんのような口調で答えていました。「今年の夏、クアトロマンスリーのライブをやったのですが、それがDVDになります。素晴らしいDVDになったのですが、が、しかしバッドハウエバー、素晴らしく遅れました。あと、7、8日で届くと思うので、BBSに書き込みはしないで下さい」と弱気な発言に場内爆笑。「あれ見るたびにドキッとするんだよね。こんなに大きくて堂々と歌ってても、けっこうナイーブなんだよ」だそうです。いや気にするべきはDVDよりライブの告知が遅(以下略)。「その代わりすごいボリュームになりました! 155分! 長い! 途中で寝ちゃう。コータローくん155分ってどれくらいだか分かる?」と加藤さんに振られ、「わかんない」と答えるコータローさん。「2時間が120分だよ」と教えられると「2時間35分だ」と正解を答えていました。「やれば出来るじゃない、塾の先生になったみたい」と、加藤先生も嬉しそうです。プライベートのオフショットも満載の「映倫ギリギリ!」なDVDになるそうです。そして「ここにいるみんなはハッピー?」と客席に聞きます。「ラッキー?」で盛り上がる会場。するとコータローさんが着ているブラウスのボタンを外し始めます。フロアからは大歓声が(笑)。「ハッピー&ラッキー」を歌い終わると、またボタンを留めなおしてしまいました。なんだったのか。そして加藤さんがお色直しのため舞台を去り、3人でのインストをはさんで「TOUGH」で加藤さん再登場。きれいなブルーのシャツに着替えています。加藤さん痩せた? そのまま「スゥイート・シンディ」でさらに盛り上がり、「時間が経つのは早い」との言葉をつけてラストナンバー、「夜明けと未来と未来のカタチ」で本編は締められました。

アンコールで出てきたメンバー、「ロマンチックな夜にしよう」と「TOO MUCH ROMANTIC!」へ。このときのコータローさんのギターも素晴らしかったな、加藤さんがご機嫌で踊っていて楽しそうでした。盛り上がりに対して「いいねえ、平日の名古屋!」と外したこと言うのが面白い(笑)。「2月か3月にアニメのトリビュートが出ます。そこでローリーと参加したキャンディキャンディは、恐ろしすぎたのでもう歌いません。コレクターズではこの曲をやりました」と「マッハGOGOGO」を! これがすごいかっこよくて、コレらしいし加藤さんの声に合ってるし盛り上がれるしで非常にいい出来になっていました。コレのカバーってハズレがないなあ。その後「パンクオブハーツ」で一回目のアンコールが終了、ダブルアンコールはリグレイとコレクターの定番で決めてライブは終了しました。

客の数は少なかったんだけど、それをすらネタにして盛り上げてしまう余裕が、安心して見ていられて嬉しかったですね。メンバーのコンディションもすごくよかったようだし、人数少ない分だけフロアがアットホームな感じと言うか、みんな楽しそうに盛り上がっていていいライブでした。そうそう、パンクオブハーツのコータローさんのジャンプが27回もあったんですよ! これ最高記録では? ほんとに楽しそうでした。あと、最後コレクターが終わってフロアから伸ばされた手にメンバーがタッチしているとき、コータローさんが手をつかまれて引っ張られちゃって、もちろん振りほどけたんだろうけど「助けて~」みたいにして困ってたらQちゃんが後ろから引っ張りあげてあげたのが微笑ましかった。「おおきなかぶ」かよ!

12/6 ANATAKIKOU「きのみきのままきみのまま紀行・30 GROWING UP」

2005-12-07 | ANATAKIKOU
行ってきました名古屋TOKUZO。目当てはアナタキコウだったんですけど、対バンのベベチオ、アロウズ共いいバンドで楽しかったですよ! 椅子があったので座って飲みながら見れたのも良かった。

セッティングの時点から登場しているアナタキコウのメンバー、北條さんのお魚Tシャツがすごい可愛いです。物販で売って欲しいと思ったほど。アナタキコウのグッズではなかったようですが。「アナタキコウです」と始まった最初の曲は「モーターガール」相変わらず冒頭のクラップが客席とそろうのがいい感じです。続いて甘い種の不思議、モネラ氏の庭園。ここでいったんMCに入ったのですが、何話してたか忘れちゃった…相変わらず松浦さん節が炸裂していたのだけは覚えています。藤井さんが「このあと12:45から!」とラジオの告知。北條さんも「メールやメッセージたくさんください」と呼びかけます。すると松浦さんが「もらえないと僕らやめさせられるんで」と、本当なのかなんなのか、妙に生々しい報告を。その後キューティーフォン、いけないところでと続き、新曲「シンデレラ」へ。ライブでしかまだ聴いたことないですがほんとにいい曲だな。早く音源として発売して欲しいです。「幻想港町」でメンバー紹介が入ったのですが、藤井さんのあと「大好きなホクちゃま!」と美奈さんを飛び越して北條さんへ。紹介のときのメンバーの演奏にイチイチポーズを決める松浦さんが面白すぎる。「今日は大阪商法なライブをやって行きますので」と、松浦さんの謎のMCから始まった物販のお知らせの時には「CDではしっとりとした曲や泣かせる曲もありますので」とアピールする藤井さん。それを受けてタオルの告知を北條さんがします。アナタキコウのロゴ入りタオルがなんと300円という安値。「普通のバンドのタオルだったらいくらぐらいなんでしょう。…1500円!? なにそのタオル、絹?」と相変わらずの松浦さん面白いです。

最後は幻想港町で締め、ステージを去ったメンバーですが、アンコールが始まるとすぐさま再登場してくれました。「ちょっとでもアンコールあったら出てこようと決めてました」と言いつつ「WOMAN RECORD」を演奏し、盛り上がったところでライブは終了しました。

とても楽しくていいライブでした。家に帰ってラジオも聞いたのですが、これのレポはまたのちほど。

セットリスト

モーターガール
甘い種の不思議
モネラ氏の庭園
キューティーフォン
いけないところで
シンデレラ
アーチ、越えて
幻想港町

アンコール
WOMAN RECORD

TOKUZOライブ

2005-12-06 | ANATAKIKOU
アナタキコウのライブ見てきました!楽しくていいライブでしたよ。レポも簡単に上げる予定。そして今日こそはラジオを聞き逃さないぞ!

ライブ前恒例

2005-12-05 | その他
ドリフの「go west」聴きながらコレクターズのライブで投げる用のガムのパッケージ作っています。今回4箇所行くのですが、ネタもないのでデザインはひとつだけ。地味な内職作業です。でも楽しい。

今日はものすごい寒かった…! 雪降りましたよ。積もりそうですよ。ライブ週間の交通や移動に影響がないといいんですが。こんな寒いのに明日から毎日おでかけは辛い。でもライブは楽しみ。やっぱり終わったら、外気は冷たいのに半そでTでビール飲みながら歩いてしまうんだろうなあ。ちょっとどころではなく危ない人。

タイトルがちょっと変

2005-12-04 | 音楽
M-ONで、SMAバリ3カーニバルを放送してたので見てました。浅田信一(とコータローさん)目当て。ハミングバードはいつ見てもきれいなギターですね。「明日の行方」一曲しかやらなかったのが残念ですが、浅田くん相変わらずいい声です。木村カエラちゃんは上手くなった…のか? 以前ラジオでライブ音源流してたときは、失礼ですがスゴイ下手だったので、この子歌は上手くないんだなあと思ってたのですが、この放送のときはそんなに粗は気になりませんでした。やっぱりというか奥田民生とTHE BAND HAS NO NAMEがメイン扱いでした。浅田くんも以前のライブのMCで「バリ3カーニバルで奥田民生さんたちと一緒に出ました。民生さんといえば、僕なんて足元にも及ばないんですけど」と謙遜していたほどだしやっぱりすごいんでしょうか。私は正直それほどすごいとは思わないのですが…だって似たような曲ばかりに聞こえるし。そこで「コータローさんは民生さんより先輩なんでしたっけ?」と振った浅田くんに「民生の方がちょっとだけ先輩」とコータローさんが答えていたのを思い出します。浅田くんって元ヤンなだけあって、ほんと上下関係にこだわるのが面白いな。以前ラジオのパーソナリティの女性が、スマイルと同じ年、同じ月にデビューしたと話したら、正確な日付を聞いて「でも僕の方がちょっとだけ先輩だから敬語使うんですよ」とか言ってて笑った記憶が。本人が無意識っぽいところがまたいいんだ。

お掃除

2005-12-03 | その他
今日は早売りジャンプを買うのも忘れて一日家の掃除をしていました。来週から始まる怒涛のライブ週間に、一緒に行く友人が泊まりに来てくれるので。それでも汚いウチってどうなんだ。猫いるからある程度はしょうがないのでしょうが、猫飼ってる家でもきれいなところはきれいだしなあ。でもこういう機会でもないと、なかなか本腰入れた掃除ってしないのでいいことかも。相当捨てるもののハードルを低く設定しているはずなのですが、物って減らないねえ。ツアーパンフとかアルバムの特典グッズとかもう聴かないレコードとかはさすがに捨て辛い。傷も汚れもないしサイズ的には入るけど、マイクロミニのパンツ(しかも高かった)とかも、着る機会がないとはいえ捨てる勢いもないチキンです。うちの自治体で粗大ゴミの処分は、規定の金額分のシールを張って処理場に持ち込むのですが、もう通いすぎて職員の方ともすっかり顔なじみですよ。「これならリサイクルショップで売れるから持って行った方がいいよ!」とかアドバイスまでいただきました。商売敵と地球に優しい。

幻想王国

2005-12-02 | コレクターズ
突然「マーブルフラワーギャング団現る!」を聴きたくなって(もうこのタイトルが他にない秀逸さ)、コレクターズの4thアルバム「ピクチャーレスク・コレクターズ・ランド」を久しぶりに聴いているのですが、素晴らしいね。今までは別にそれほど好きでもなかった「時計発明家」とか「ちびっこアドルフ」とか「Dearトリケラトプス」とかが妙にいいなあと感じる。こうやって段階を踏んで好きになれる、これほどまでにファンである私でもまた新たに再発見があるという奥の深さには本当に感嘆するしかないですよ。バイディス時代最後のアルバムとなるこのあたりのコレクターズは、バンドとしてもかなり煮詰まっていて、レコーディングのコンディションも最悪だったというようなことを加藤さんがのちのインタビューで語っておりましたが、それでもこの出来。というか、バンドとして上手く回っていなかったからこそ、加藤ひさしという突出した才能が浮き彫りになったアルバムなのかもしれませんね。冒頭の大好きなマーブルフラワー、プロペラ、ワンダーガール、チョークと名曲も多いし、S・P・Yからロケットマンとかもう何事ですか。加藤さんの声もまだ若くて、それでも上手いとは思いますが、今の熟成した焼酎のような(例えが強引です)まろやかで深みのあるボーカルとかなり違うのも興味深いな。私は圧倒的に今の声のほうが好きですが、このころの曲には合ってる気もする。かといって、先日のライブでワンダーガールを聴くことが出来ましたが、それはそれでやっぱりすごく良かったし、なんだかもうコレクターズというバンドのクオリティは、ものすごく最低ラインが高いんだなあという小学生の作文のような感想になってしまいますね。とにかくやっぱり曲がいい、演奏が上手い、テクだけではなく迫力とかっこよさ、華がある。メンバーも人間だから、調子の悪いライブだってあるのでしょうが、それでもやっぱり出来はいいことになってしまうのが実力なのでしょうか。金払って見に行く側にしてみたら、こんなにありがたいことはないですね。ほんと世間のみんなも早く気付こうよ。こんな素晴らしいバンドが現在進行形で活動しているのに、そしてバンドっていつどうなるか分からないのに、ライブ見に行かないなんて勿体ない。大きなお世話ですか。でも私は後悔したくないし行けるだけコレのライブは行くぞ。現在続々とライブのチケットも届いてきているので楽しみ! またマーブルフラワーライブでやってくれないかなあ、ほんと好きなんですよこの曲。私のコレベスト5に入る曲ですね。

思いがけず深夜にコレクターズの魅力を再確認して熱く語ってしまいました。また翌日見たらこの文章も恥ずかしいものになっていそうだ。