ハッピー&ラッキー

コレクターズとピロウズとANATAKIKOU、その他音楽やいろいろ。

12/8 THIS IS TIME FOR ACTION IN 心斎橋クラブクアトロ

2005-12-09 | コレクターズ
今日は大阪、コレクターズのライブが連続で見れる幸せに浸りつつ行ってきました。昨日の名古屋に比べてさすがに客の入りが多く、開場前からかなりいっぱいになってきています。これは今日は「平日の大阪!」のMCはなさそうだと思っていましたが甘かった。昨日と同じく冒頭の数曲を演奏したあと、一発目のMCは「いやー平日の大阪!」でした(笑)。「平日って言ったらみんな働いてなきゃダメだよね、歌ってる場合じゃないよ」と加藤さん。それは仕事じゃないんですか。「ね、コータローくん」と振ると、「オレは平日派」と訳の分からない返事が(笑)。「小里くんは?」の質問には「祝日派かな」とのお答えでした。Qちゃんには聞いてもらえなかった…。そこでフロアに「正直平日の方が嬉しい人ってどれくらいいるの?」と聞くと、全体の1~2割くらいかな? 手を上げる人たちがいます。「あー、けっこういるね。でも少ないね」とイジワルな発言。「じゃあそれ以外の人たちは、今日は上司が忘年会だって言っても来ちゃったんだ」と勝手にストーリーを作る加藤さんに「もちろん!」(だったかな)と男性の声が飛びます。「上司ってあれだろ、頭がアネハみたいな…」と加藤さん。そんなに姉歯が気に入ったのかまたしても話題に。「あれ、この辺(襟足)がうさんくさいんだよね~。メンバーの中で気がついたの俺が最後でさ、横浜のライブの最中ステージで教えてもらったの」。じゃあ横浜から毎回姉歯のこと話してるわけですか。「みんなはすぐに気がついた?」と客席に聞くと「気がついたー」と答えられてしまい、「マジで!? 本当にすぐ?」と不審がる加藤さんが面白い(笑)。「時事ネタ好きなんだよ、こういうバンドいないでしょ? だってコレクターズがさ、エアロスミスくらいのビッグバンドになっちゃったら、MCでこんなこと言えないじゃない」との話から、「夢なんだよね、報道ステーションとかで『それではここでコレクターズのライブ中継です』ってカメラで映されたステージで『アネハの髪が…』とか言っちゃうの。筑紫もびっくりだぜ」と、妙な目標を語られていました。それを微妙な顔で見ていたコータローさんに気付いたのか、「喋ってばかりだとフォークコンサートになっちゃうからね」と演奏に行こうとしたところ「まだ喋っていいですよ」との許可が。すると、ラメのユニオンジャックジャケットを指して「これを着てるとマジシャンになったような気になるんだよねー」との加藤さんのつぶやきに客席大ウケ。手のひらから何かを出すようなジェスチャーをします。「ハトどこ行ったかなー、ウサギ元気かなー」などとやりながら、ウサギ発言にはちょっとミルク嬢を思って切なくなったり。それを受けてコータローさんが「その服見ると、本番前だなーって気になるよ」と言ったところでまたしても爆笑。この人たちほんと面白い。

「プリティ・グリーン」が終わったところで、リッケンバッカージェットグローを弾いていたコータローさんが、ES335に持ち替えます。以前はカバー集からの曲はほとんどリッケンで弾いていたと思うのですが、335でもやるようになったんですね。幅が広がっている感じがあります。

この日も「ロケットマン」が神の出来でした…演奏もボーカルもほんとに素晴らしかった。その直後に「グレートアメリカ」があったのですが、出来ればちょっとワンクッション置いていただきたいくらい。噛みしめる時間が欲しいと思いました。コータローさんチューニングとかしてくださいよ。

「コータローくん、今日はいいことあった?」と聞く加藤さん。このフリでハッピー&ラッキーと察した客席が盛り上がります。そこからコータローさんのMC。しかし「いいこと何にもないね」と意外な言葉が。すぐに「いいことばっかりですよ」と言い直したのですが大丈夫でしょうか。「今日は何があった?」と聞かれて「今日はね…ホテルで早起きしたんですよ」と話し始めます。「朝の7時半に起きて、バイキング食べにいったんですよ。そうしたらね、オレしかいなくて、受付が初老のおばちゃんだったの。そこに外人の方が来て、ペラペラッと喋ったらおばちゃんがすごい英語で返してるのね。そんなに会話してるのに、トイレはどこかってだけだったんだけど、そこまで英語で話しておいて『突き当たり』って」と言ったオチにフロアも爆笑、メンバーも笑っていました。「ストレートでいいんじゃないの」と刑事が言うと、加藤さんがもうちょっと文法的にちゃんとした言葉を言って「とかね」と話していましたが、よく聞き取れなかった…。そこで「ハッピー&ラッキー」へ。加藤さんも楽しそうで盛り上がったなー。

それが終わると加藤さんが引っ込み、インストへ。再び登場した加藤さんは、グレー系のシャツでした。そして「TOUGH」へ。盛り上がったまま昨日はもっと前でやってた「メイビートゥモロー」へ。その後「スゥイートシンディ」と、止まらない勢いの3曲が素晴らしかったです。

「夏にクアトロマンスリーをやりまして、それがDVDになります」と告知。「ライブ映像以外にも、オフショットが満載の一本で、まず、『打つ刑事』」公式の日記でも書かれていましたがそれは一体。「打つって言っても何か分からないよ。これ(銃を撃つジェスチャー)か、これ(腕に注射器を打つジェスチャー)か、これ(麻雀牌を切るジェスチャー)か…」と不穏な発言が出ます。「Qちゃんは『奏でるQちゃん』」と言うと、ハープを奏でるジェスチャーのQちゃん。それにリーダーが受けて「それかもね!」と喜んでいます。「そして、『踊る小里くん』」と言うと、小里さんはモンキーダンスを(笑)。リーダーはと言うと『直すリーダー』なのだそうです。釘を持って金槌で叩くアクションをすると客席から「棟梁!」と声が。「棟梁じゃないけどね」と笑っていました。

「時間が過ぎるのは早いもので、楽しい時間はあっという間。それは楽しいから…ラストナンバーです」と「夜明けと未来と未来のカタチ」へ。サビ部分の合唱も客席から大きく聞こえて、とてもいい雰囲気のまま本編は終了しました。

アンコールで登場した3人が演奏を始め、加藤さんが飛び出してきて「クルーソー」が! ライブだと盛り上がるいい曲ですね。「トリビュートが出ます。2月に出る予定なんですが多分3月になると思う、アニメのトリビュートなんですけど」と加藤さんからの告知が。「21stセンチュリースターズではキャンディキャンディをやって、凄いことに。『スカトロSM大好き♪』」と歌って大笑い。「コレクターズはもっと真面目なのをやりました」と「マッハGO!GO!GO!」を。昨日も書きましたがいい曲だー。楽しい。その後「パンクオブハーツ」へ。これもものすごい盛り上がりでした。ちなみにコータローさんのジャンプは24回でした。

ラストはリグレイとコレクター、加藤さんにガムがバシバシ当たって気の毒でした(笑)。コレクターでもメンバーがみんなご機嫌で楽しかったー!

Qちゃんのドラミングが非常にキレててかっこよく、コータローさんのギターもとてもいい音で、素晴らしいステージでした。昨日の名古屋があまりに良すぎたので、大阪が見劣りすることになってもしょうがないかと思っていたのですが、まったくそんなこともなく、本当に楽しくてすぐに時間が過ぎてしまったように感じます。とてもいいライブでした。