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ストーンズから消えた男

2006-07-10 | コレクターズ
コレクターズ公式の加藤さんの日記に、ブライアン・ジョーンズのイメージアルバムに参加予定、とのお知らせが載っていましたが、貼られたリンクからそのアルバムに関するページにどうしてもたどり着けませんでした。イメージアルバムのページはまだ作られていないのか、それともネット上でも私は方向音痴なのか。ちょっと悲しい。

ストーンズというと、コータローさんが大好きなのでそのつながりでしょうか。矢沢も刑事がファンだからトリビュートに参加したのだろうし。

ブライアン・ジョーンズに関しては全然知りませんが、ちょっと調べてみたら、初期ストーンズのリーダー格だった人なんですね。曲を書かなかったことや、音楽性の違いやらプライベートな理由で麻薬におぼれて、ストーンズを脱退、直後に死亡しているそうです。その死も友人が殺したとか告発があったり、それも未だ闇の中とか。確かに映画化に値するドラマチックな人生ですね。

でも曲を書かなかった代わりに、プレイヤーとしてはすごく才能のあった人らしいので、ちょっとこの辺コータローさんを思い出すなあ。刑事のソロや、コレクターズのアルバムの中で加藤さんと合作している曲もいいものが多いと思いますが、最近は曲を書かれていませんよね。私の勝手な印象では、加藤ひさしという輝く才能を際立たせるために、あえてコンポーザーとしての立場を捨てて、プレイヤーに徹しているように見えます。

ストーンズでは誰が曲を書いているのかすら私は良く知りませんが、曲を書く才能と天才プレイヤーは決して共存できないわけではない、ましてや互いがうまく引き立てあえば、最高のバンドになるという実例をコレクターズに見ている分だけ、初期ストーンズのその別れは何だかとても悲しく見えるなあ。もちろんいろんな面でストーンズほど成功しているバンドもないわけで、そういった意味でも結果的にはそれでよかったと言えるのかもしれませんが、バンド「ストーンズ」は成功しても、プレイヤー「ブライアン・ジョーンズ」はもう消えてしまったわけですから、そこにどうしても思うものはあります。まあそういう意味ではコレクターズもメンバーチェンジはしてるわけですが。しまったなんか整合性なくなってきたぞ。

とにかく加藤さんの日記によると、新曲でイメージアルバムに参加とのことなので、これは加藤さん書き下ろしの曲になるのかな? 発売元がエイベックスとのことなので、CCCDにされそうで非常に怖いのですが(だったらたぶん買わない)、ちょっと面白そうなお仕事ですね。精力的で何よりです。