ハッピー&ラッキー

コレクターズとピロウズとANATAKIKOU、その他音楽やいろいろ。

スティッチ

2010-01-19 | ピロウズ
アマゾンからCDとDVDの発送メールが来ました。でも届くまでちゃんと初回限定版になっているかどうかどっきどきです。頼むよアマゾン!

そしてその新曲「Rodeo star mate」が、本日よりアニメ「スティッチ!~いたずらエイリアンの大冒険~」の主題歌として使われるとのことなので、オープニングアニメだけ見てました! スティッチとその仲間たちとおぼしき子たちがステージの上でバンド演奏するというつくりで、ピロウズのロック感が強調されてるのが嬉しい。さらにスティッチのガールフレンドらしき子(ピンクだったので)がナンパされてるのをスティッチがギターもって殴りかかりに行くという動きは妙にさわおっぽいし、ピロウズらしさが出てる上に可愛いアニメだったので大満足です。こんなにいいイメージで使ってもらえるとは思ってなかった。製作もマッドハウスだったのでいい出来だったしこれはかなり素晴らしいタイアップでは。スティッチの公式でもピロウズのPVが見られるようになってます。

しかし今回はじめてスティッチの公式サイトでスティッチがエイリアンなのに「試作品626号」などという型番が付いていることを知りました。なんか暗そうな設定っぽくて怖い。クローン技術のかかわるホラー小説のにおいがします(マッドサイエンティストは自身の作ったクローンに殺される的なオチが待っている)。でも試作品なのにすでに626号も作られているあたりが駄目っぽくてほのぼのしますね。

曲そのものも良かった。ピロウズらしいポップでかっこいいラブソングでした。届くのが楽しみ。

12/9 pillows 名古屋 DIAMONDHALL

2009-12-10 | ピロウズ
ピロウズの名古屋ライブ、ダイアモンドホール行って来ましたが最初からライブレポ書く気ゼロで見ていたので今回レポはありません。最近ライブ自体も行くこと少なくなってきたので、もうレポもあまり書かなくなると思います。レポするぞの視点でライブ見るといろいろめんどくさいということにいまごろ気付きました(ほんといまさら)。でもそのライブの記憶を残しておきたい気持ちが勝ったので今まで書いていたんですが。ピロウズ武道館はのちにDVDになると知っていたので、レポは書かなくていいやと思いながら見たらものすごい楽だったんですよ。なので名古屋のライブはMCを覚えているところとあと感想だけ書きたいと思います。

さわおは前日夜に名古屋駅に着いてタクシーに乗ったところ、運転手さんから質問が。「お客さんどこから?」「東京です」すると「私もこの間東京行ったんですよ」とのこと。はあ、としか思えなかったら「タクシーで」との予想外の言葉が。「松戸まで、って言って、最初わかんなくてどこの松戸ですか、って言ったら千葉の松戸だって! 16万かかったって!」との報告に客席も騒然。「最高は熊本まで行ったって。27万かかったらしい」とのさらなる話も衝撃的でした。「いくら金持ってるからって真似したくないよな!」とのことですがほんとそうだ。ところでこの話、私はタクシーの運転手が趣味で客としてタクシーで松戸まで行った話かと思っていたのですが、姉に「松戸までっていう客を乗せた話なんじゃないの」と言われてわかんなくなってしまった。冷静に考えるとそうかもしれない。

金持ちのくだりに続き「俺は明日高知までタクシーで行くけどな!」と締めるさわおでした。

メンバー紹介で淳もタクシー話。「僕は今日名古屋に着いたんですけど、名古屋のタクシーの運転手さんはガッツがありますね。この会場の前に止まるときに、(おそらく入り口に近くなるように)『方向転換しますね』って言ってくれたんだけど、そこ思いっきりUターン禁止の標識が」と言うと「それガッツがあるって言わねえだろ!」とさわおからのツッコミが。「あと、目的地の500メートルくらい前にもう(料金のバー)倒して、手書きで1700円って書いて領収書切ってくれましたからね」と、親切を報告すると客席から感心の声が。「名古屋のタクシーはガッツがある!」と締めて拍手されていました。

「真鍋くん!」の言葉に手を上げるぴーちゃん。「今日は来てくださってありがとうございます。楽しんでいってください」とものすごくふつうにコメントするのが逆に驚き。もう話すネタもないのかもしれない。

しんちゃんは「さっき楽屋で6:45くらいに親から電話がかかってきて、『あんたさっき電話した?』と聞かれました。かけてない、と言うと、なんでも『シンイチロウだけど。シンイチロウだけど』と私の名前を名乗ってきたそうなんです」と発言。えー、と驚く客席。さわおも「それ怖いな!」と興味津々です。「結局母が、『あんたほんとにシンイチロウ? 声が違う気がするんだけど』と言うと電話は切れたそうなのですが、それで私に確認の電話をしてきたんですね。本番直前に。シンイチロウシンイチロウ詐欺ですよ。片っ端からシンイチロウだけど、って息子の名前を騙って電話をかけていくと、たまたまそういう家に当たるという」としんちゃんが言うと「シンイチロウシンイチロウ詐欺! 言いにくいな! それにすごい効率悪!」とさわお。「なので『もうシンイチロウって名乗る電話があっても絶対に金を払うな! 本人だとしても! 見殺せ!』って言っておきました」とのしんちゃんの言葉にもうフロア爆笑。見殺せってすごい。しんちゃんかっこいい。「っていうか…そんなことが本番前にあったのか? そういうの全然俺たちに言ってくれないよな。ふつうに本読んでたじゃん!」とさわおが言うと、「電話が終わったら、そのまま読書タイムに戻りました」と返すシンイチロウさん。「ちなみにしんちゃんのお母さんは、しんちゃんがヅラかぶった顔してます」とのさわお発言でまた爆笑。「こないだ会ったらしんちゃんのほうが老けてたよ!」と言いたい放題のさわおに「コトエさんですね。美しくなっていましたよ」と入ってくるぴーちゃんがまたおかしい。「なんだそれは! ターゲットにしてるのか?」とさわおにも突っ込まれていましたがなんか真鍋さんがモテる理由がよく分かります。

「2009年は結成20周年ということで、ふだんやらないようないろんなことをやらせてもらって、武道館ライブもあってほんとうに楽しかったけど、結局いいアルバム作ってこうやってツアーを回るのが一番楽しいです」とさわお。こういう発言はほんと頼もしいですね。

今回オーパーツツアーの曲はもちろん、それ以外の過去の曲がいろいろ聴けて嬉しかったのですが、その過去曲がことごとく私の好きな曲だらけでほんとにラッキーでした。楽しいライブでした。

OOPARTS

2009-10-17 | ピロウズ
おはようございます。今日は友人がうちに泊まりに来るので朝から大掃除モードです。目的はクーと遊ぶこと。クーのありえないほど人懐っこいさまに衝撃を受けるといい。麦太郎の幼少期も見ている人たちなので、巨大にふくれあがった麦にも驚いてもらいたいものです。クーが来てから麦はでっかいのだということに気がつき、最近は「むーさん」と呼ばれている麦太郎満4歳でございます。

OOPARTS遅ればせながらいいですね! もうちょっとギターの音が目立つほうが好きですが、メロディも詞も素晴らしい。「ジョニー・ストロボ」ってなんてかっこいい言葉なんだ。ミルクって札幌にあるライブハウスですよね確か。奥行きがあってシンプルな裏に味わいがあって、長く聴きこんでも飽きなさそうなにおいがします。最近のピロウズらしさに、二期あたりのテイストも入っている印象。でもそれがすごく好き。それにしてもいままで以上にさわおの歌詞が「洋楽の和訳」みたいな感じになってきたな。英詞のとなりに書いてある訳と文体があんまり変わらない。これで曲と合っているんだからすごいですよ。ライブだともっとギターごりごり聴けるのかなあ。とりあえず「Dance With God」だけでも楽しそうです。

リベンジ

2009-10-13 | ピロウズ


昨日の画像があまりにひどかったのでちょっと時間かけて作ってみました。それでも微妙な感じはぬぐえませんがまあ気にしないでくれるといいと思う。「OOPARTS」も買ってきましたがまだちょっとしか聴いていないので感想は明日。とりあえず最初の印象としては地味だなあという感想ですがFOOL ON THE PLANETも最初の印象は地味だったので別に問題ないと思われます。ジャケットと、それと対になってるタワレコ特典バスター君のステッカーが可愛いです。ジャケットのしんちゃんの前にはビールなのにさわおはクリームソーダなんですね。飲酒運転はだめということか。また昔の喫茶店にあったような毒々しい緑のソーダがいい感じ。

916

2009-09-21 | ピロウズ
家に帰ってきました。何故こんなハードなスケジュールで移動してるんだ。私はずっと家に引きこもっていたいのに…。でも大阪遠征楽しかったです。おいしいお好み焼き屋を見つけた。その店の中からすごくでっかい猫も見た。ふつうでかい猫というと太った猫というイメージがあるでしょうが大阪で見た猫は本当に体が大きくて、手足が長くて肩高があって「大きな猫」でした。あれほんとに猫だったんだろうか。なんかサーバルキャットとかピューマとかそういう動物の血が入っていたのかもしれない。いままで見た中で一番でかい猫だった。ちょっとした中型犬くらいあった気がする。と言ったら一緒に見ていた姉に「それはない」と言われてしまいました。私の想像の中でどんどん育っていってしまっているのか。でも本当に大きかったんだよー。写真を撮っておかなかったことが悔やまれます。

ピロウズ武道館の感想。記念日で武道館でとふだんと違うライブなのに、充分楽しめる展開だったのがまずほっとしました。コレクターズの20周年は全力でふだんどおりのいつものコレクターズでそこがすごくかっこよかったしそれゆえ楽しさもひとしおだったのですが、ピロウズはあえて全力で特別な日だというのを打ち出していたような気がします。そしてそれもきっと正解なんだろうな。「1989」のビジョンに映ったカウンターで、自分がファンになったあたりの時期にさしかかったころにすごく泣けてきたのを覚えています。あれはたぶんDVD見てもまた泣く気がする。ただストレンジカメレオンの映像はなんだったんだろう…。ああいうなんか「世界の人たちのさまざまな映像」ってストカメの世界観と完全に真逆な気がするんですが。ストカメって「僕の味方は君だけで世界は全部敵」(だからこそその君との関係が素晴らしい)というテーマだと思ってたんだけどなー。この場合その「大嫌いな世界」がほんとうに敵であるかどうかはまったく意味がなくて、唯一「僕」が孤独でなくなる対象が「君」であって、「世界」はそれと対をなす「君以外のすべて」という意味で大きくは間違っていないと思いますが。いまだにあの映像は謎。これから何か納得行く解説が聞けるとも思えないし。大好きな曲だっただけにちょっと残念です。

ビジョンの映像ではリトルバスターズで、バスター君が飛び跳ねるのが可愛くてすごく楽しかった。セットの電飾にまでバスター君がいたのを見たときにはもうどんだけバスター君好きなのかと。バスター君ってさわお=オレンジ、peeちゃん=白、しんちゃん=黒でイメージ付けていたはずですが、リトバス映像の中に一時期Tシャツにもなったおむつバスター君がいたんですよ。私が勝手におむつと言ってるだけで公式には「USバージョン」らしいですが。まあとにかくそのおむつバスター君は、もしかしたら淳なのかなーと思って一人で嬉しくなってきました。

とにかく20周年という節目を武道館(しかもチケットは即日完売)で迎えられたさわおは、嬉しそうというより感慨深そうだった。ファンに感謝の言葉も率直に言っていたし。言いたくないけど、と前フリもあったけど(笑)。「僕は、僕らは、何かを成し遂げたのかな」との言葉が印象深かったです。

20年解散せずに生きているバンドはやっぱりかっこいい。ただのグループではなくそれはもう意思を持つ美しい生き物です。

シングルズ

2009-09-05 | ピロウズ
全然何の理由もないのに一週間更新が滞ることってあるよね~(誰に言ってるの)。

というわけでずいぶん前の話になってしまいますがタワレコで「雨上がりに見た幻」とタワレコ限定シングルセット(しめて2025円)買ってきました! やばい限定シングルかっこいいやばい。すごい軽くて可愛くてかっこよくてさっくりで大好きな曲です。一曲だけの500円シングルってことでさわおも気楽に作ったのでしょうか、この軽さがすごいいいなー。コラボシングルということでライブでやるのは期待できないのかもしれませんがいつか聴いてみたいですね。しかしベン・クウェラーは15歳でデビューというのがすごい。今現在まだ27歳というのもすごい。彼から見てさわおおじさんはいくつに見えるんだろうか!

そして雨上がりに見た幻はライブで聴いたとおり力強くかっこよく美しい曲で、武道館で聴くのが楽しみな名曲ですね。意味として大きすぎてなんかCD買った帰りカーステで聴くの申し訳なくなるような素晴らしい曲です。そしてカップリングの「ファイティングポーズ」ですが、あれ、SICK VIBRATION? と最初こそ思ったもののサビがすごく好きだ。こういう流れるように長く続くサビ部分のある曲にすごく弱い。買った三曲とも好きないい曲で非常に満足です。

武道館に行くに当たって姉からバスター君リストバンドのおつかいを頼まれました。武道館グッズはまだ発表されていないですが絶対いろいろ出るんだろうな。貧乏ですが食いものにされる気丸出しで行ってきます!

8/7 SYNCHRONIZED TOUR in 広島クアトロ ピロウズ

2009-08-11 | ピロウズ
さて後攻はピロウズ。さわおはNICK! NICK! NICK! Tシャツを着て登場です。出てきて一曲目はノンフィクション。ブレイクのところでタオルで汗を拭きながら、「今日はコレクターズと一緒にやれるってことでほんと嬉しい」とさっそく喜びの声を発するさわお。「いまから22年位前に初めてコレクターズを聴いて、ずっとパンクばっかり聴いてた僕はこんなに自分にフィットする音楽に初めて出会って、それからもうずっと大好きで。もう物販で20万の壷売ってたら買っちゃってたくらい夢中だったんだ」とすごいことを言い出します。加藤さんいまからでも遅くないですよ!「この中にバンドとかやってる人っている?」と客席に聞くと、ちらほらと挙手が。「思ったよりいるね。君らはライブに来てるわけだから…けっこう俺らのこと好きなんだろ? 君たちからしたら、ピロウズと一緒に対バンやるって、そういうことなんだよ!」と、コレクターズと一緒にやれる喜びをファンにも実感してもらおうとなんか必死です。「しかもこれはフィクションじゃない、ノンフィクションです!」と締め、曲に戻って行きました。

「久しぶり! あ、久しぶりでもないか。ついこないだセットストック来たわ」と素でボケてしまったさわお。大丈夫か。そして「加藤さん完璧だったな…」とつぶやきます。うんうんやっぱりうまいよねコレクターズ。と思いきや「のりぴーと押尾ネタは絶対言うと思ってた(笑)」と続けるさわお。えっMCのことですか?

コレクターズの後半もすごかったけどピロウズはまた前半から飛ばしてた。二曲目からドードー、バンビ、アイノウユウ、バビロンと盛り上がる曲で一気に行くと、ふたたびMC。「もう今日はコレクターズについて熱く語っていい?」と、隣の真鍋さんに許可を取ります。「大丈夫? なんか怒ってない?」となぜか低姿勢なさわおですがpeeちゃんは笑顔。どうぞ、と手を伸ばして促すと、さわおの熱いトークが始まりました。

「えー、まず俺はピロウズをやるために1989年5月26日に上京してきたんだけど」と話し出すと、その細かい数字まできっちり覚えてるさわおらしさに客席からちょっと笑い声。「まずその日の夜は友達の家に泊めてもらって、その翌日当時のベーシスト上田ケンジから、ラジオの収録をやってるのでということで浅草ロックスで待ち合わせって言われてたので向かったんだ。今思うといきなり浅草で待ち合わせってのも…まあいいや、とにかくそのラジオのスタジオゲストが上田ケンジで、ライブゲストがコレクターズだったんだよ。でももちろんそばにいたけど何も話せずに、ただ見てただけだったの。そのあとデビューして、そのときに担当してくれたスタイリストさんが加藤さんの奥さんだったんだよ。そしたら加藤さんがスタジオにね」とここでpeeちゃんに向き直り「衣装届けてくれたんだよね!」と嬉しそうに言うさわお。真鍋さんもうなずいています。「それでもう嬉しくってさー。外に置いてある加藤さんのべスパに勝手にまたがって写真撮ったりして。さらにそのあと、ピロウズとコレクターズと16TONSで対バンのイベントがあったんだ。そのときには当時パチパチロックンロールって雑誌があったんだけど、それにこうガーッて(熱唱のポーズ)なってる加藤さんのすごいかっこいい写真が載ってて、おお、これにしてもらおうって決めてその写真にサインもらいにいったんだよね。ただ今でも微妙なんだけど僕はその当時ほんと空気が読めなくて、サインもらったあとも黙ってコレクターズの楽屋に立ってたっていう…。それからちょこちょこ可愛がってもらってるんだけど、何が素晴らしいって、今でもこうやって仲良くしてもらっていて、しかもほんとにバンドって20年続けられるのって、100…いや200にひとつもあるかどうかってくらいなんだけど、両方のバンドが20年続けているってことがほんとに素晴らしい、最高だ!」と締められると、客席から大きな拍手が起こったのでした。ええ話や。

「じゃあ今日は、やっぱりこれをやろうと思う! トリビュートにも参加した曲を」と続けて、1234567days a weekだと判明したところでフロアからも歓声が。「ワン、ツーって(指折り数えるフリ)やるところあるけど、ちゃんと頼むぞ! こっちはコレクターズ疑似体験したいんだから」とフロアに注文。いやそんな無茶な。それでもかなりの人数がこころみていてやっぱりピロウズファンいい人だ。

Lady bird Girl、Funny Bunnyと続いたところで無言チューニングのお時間。そこで若干客席からの声かけにさわおが不機嫌そうになる場面もありましたが、なんとか笑える空気に持っていっていました。おとな!「(声かけに対して)俺がシカトするってことは、次にシリアスな曲に行くってことだからな」と注意したあと始まったのは新曲「雨上がりに見たまぼろし」でした。これは確かにふざけた空気では出来ませんね! やはり素晴らしい、悲しくも美しい、そして力強い名曲です。

NICKTシャツを自慢げに見せびらかすさわお可愛い。「新品だと汗吸わないんだよな」と言いながらも嬉しそうです。「NICK! NICK! NICK!さっき聴いたけど、やっぱり僕らのリトルバスターズのイントロがそっくりだ(笑)」と自虐的に笑うさわお。いや僕はかけらのイントロがCHEWING GUMにそっくりだとかファントムペインのイントロがUFOにそっくりだとかほかにもあるから全然大丈夫ですよ! さわおのはなんか好きだという気持ちが先立ってるせいか似てても微笑ましいだけだなあ。

「サリバンになりたい」で盛り上がったところでMC。ワンマンのようにメンバーに振ってくれます。「広島といえば淳がカープ好きなんだよな。地元でもなんでもないのに」とさわおが言うと「仙台生まれ千葉育ち。縁もゆかりもございません」と妙に流れるように返す淳が面白い。「さっき着てたピーズの赤いTシャツあれカープのかと思ってた。ふだんもカープの着てるからさ。よく見たらピーズだった」と、もう赤=カープと刷り込まれてるさわおでした。

「真鍋くん!」と紹介されると、手を上げて歓声にこたえる真鍋さん。「コレクターズと楽屋で一緒になって、コータローくんと一緒にケータリングの飲み物取りに行ったんですよ。そしたら彼が『ファンタグレープが飲みたい年頃だよね』って言ってました」との報告をされます。うわあもう刑事の声で再生されますよ。ものすごくコータローさんらしいエピソードをありがとうございます。

すると次に自分の番ということで話し出すシンイチロウさん。「ファンタグレープなんて言ってるけどね! あ、佐藤シンイチロウです。ファンタグレープなんて言ってるけどね! ふたバンドあわせて300歳超えてるからね!」と、すごい側面からのご意見を発せられます。「しかも淳を入れても300歳越えてるけど、淳を抜いても300歳越えてるからね」とのダメ押しも。7人で300歳。かっこよすぎます。そのMCを聞いて大喜びしてる客席に向かい「中年マニアか」と、それでもやっぱりちょっと嬉しそうなさわお。「今日は俺久しぶりに一番若手だからねー」と続けていました。

「MY FOOT」「ストレンジカメレオン」「その未来は今」と名曲で締められ本編終了、もちろんアンコールがかかります。「俺ももう41になるんだけど」と言うと客席から「若いー!」「かっこいいー!」との声が。「知ってる」と尊大に答え、「なぜならコエンザイム飲んでるから。ドモホルンリンクルの」と言おうとするのですがドモホルンリンクルで噛んでしまって恥ずかしそう。「ドモホルンリンクルって口に出して言うことないから噛んじゃったよ」と笑っています。そしてMCの続き。「41になるんだけど、やっぱり32くらいから歳をとることを実感してきて、でもこの前東京ドームにサイモンアンドガーファンクル見にいったら、65歳の二人に5万人がうおーってなってんだよ。ギターもうまいし、もちろん歌もうまいし。これが出来るんだったら俺も、って思えて。それに俺には、コレクターズという最高にかっこいいアニキがいるからな!」とまたしても嬉しいMCを聞かせてくれました。「ピロウズと言えばやっぱりこの曲だろう」と「ハイブリッドレインボウ」へ。そして「最後の曲です」と言うと、えー、と客席から不満の声が。さらに「さっさと終わらせて飲みに行かなきゃ」とやっつけ発言にブーイング。しかし「なんも聞こえねー」と耳をふさいで丸無視体勢です。「もう加藤さんのことで頭いっぱい。今夜俺抱かれるかも。まるで望まれてるような言い方してるけど(笑)」と最後までごきげんなさわおでした。ラストナンバーはブルースドライブモンスター。もちろん最高の盛り上がりでライブは終了しました。

メンバーがはけたあとさわおだけ残って、「まだシングルの発売前だけど、アルバムが出来ました!」との報告にフロア大歓声。「ムチャクチャ期待して、ハードル上げまくって、それでも大丈夫なくらい最高なアルバムだ! 期待しててくれ!」と嬉しい言葉を残して去って行きました。そのあとしばらくアンコールが続いてましたがスタッフに終了を告げられて終わりました。やっぱりコレクターズと一緒のときのさわおはほんとに嬉しそうで可愛くていいもんです。

物販でコレクターズライブCDとNICKTシャツ、バスター君がロンドンコーリングやってるサリバンTシャツも買えて大満足です。大好きな二つのバンドの共演はすごく楽しくて最高でした。

セットリスト

ノンフィクション
Wake up dodo
東京Bambi
I Know you
バビロン天使の詩
1234567days a week
Lady bird Girl
Funny Bunny
雨上がりに見た幻
サリバンになりたい
MY FOOT
ストレンジカメレオン
その未来は今

アンコール

ハイブリッドレインボウ
BLUES DRIVE MONSTER


 

1989

2009-06-24 | ピロウズ
VMCのピロウズPV特集は、またしてもリピート放送ラストのを見ることが出来ました。毎回こんな閉店ギリギリに駆け込んで買い物するような試聴は私も疲れるのですが、なかなかタイミングが合わないのでこういうことになりがち。そう考えるとCSのリピート放送というシステムは助かります。うっかりものにも優しい。

というわけで昨日ちょうどFC会報も来たので、それに「1989」のPV解説も載っていたのですがなんだあれ。ものすごく悲しくて救いのないストーリーだと思っていたらさわおはもっと悲しいビデオにしたかったんですね。ふざけんな泣くぞ。ほんのわずか救いを付け足してくれたのは監督のアイデアだそうですが、それでも相対的には救いとなっても彼の絶対的な孤独は誰にも助けられないまま朽ちてしまったわけだしやっぱり悲しすぎる。1989ってバンドの生まれた年をモチーフにしたなら幸せなオチも付けてくれよピロウズはハッピーエンドであって欲しいよ。それともあのPVは(もしかしたら曲も)受け入れられないあのころのまま時が過ぎてしまったらというアナザーストーリーでもあるのでしょうか。1889から生まれたハッピーエンドではなく、1989という時代だけを切り取った、あれくらいの悲しみをさわおは感じていたという意味のタイトルだとしたらああいう展開も妥当なのか。ビデオにちょこちょこ出てくるバスター君がいなかったらもうどうしようもない気分になるところでした。

会報ででっかいバスター君にくっついてる淳がうらやましすぎる。生で見てみたいなー。

Rock stock&too smoking & Once upon a time

2009-06-04 | ピロウズ
ピロウズのベスト二枚買ってきました。しかしまんまとウエンズデーJ-POPは見逃しました。金曜夜の再放送がラスト…。今週はBSフジイを見ずにNHKです。VMCは最初から13日狙いで。

まだ両方とも一回ずつくらいしか聴いていないのですがこれは選曲+新曲ともにキング版のほうが好みかも…。どうしよう。いやどうもしなくていいのですがなんとなく新しい曲のほうを好きでいることのほうがいいことのような印象を持ってるんでしょうね。ただエイベックス版は新録なのが嬉しい。ワンライフやあとどれだっけ、ライブバージョンの歌い方で入っているし、最近のシングルカットが収められているので入門編としても優秀な感じです。1989はしみじみといい曲ですね。楽曲の良さというより歌詞に込められたメッセージを味わう曲だと思うので、バラード好きじゃないよとかそういう野暮は言わないようにしようと思います(言っている)。キング版のフラッグスターはまたピロウズらしいというか、長年寝かされていた曲なだけあっていい雰囲気ですね。

でも私は何度か聴いてるうちに評価が変わったりよくするので、もっと好きになっていくかも。ただキング版ベストの選曲はほんとツボだ。私が選んだのかと思うくらい好きな曲ばっかりなので(まあ私が選ぶならビーハイヴとハートイズゼアとストレンジカメレオンも入れるけど)これからヘビロテしていくこととなるでしょう。新曲つきと新録ということでベストだけど嬉しい内容です。ご祝儀のつもりだったけど買ってよかった。

あとCASTはタワレコになかったので(予約分だけで予定数に達してしまいましたと!)おとなしく発売元から通販で買うことにしました。これも楽しみです。

期待

2009-05-22 | ピロウズ
笑っていいとものテレフォンショッキングのゲストに藤井フミヤが出て、これはお友達紹介で加藤さん来るかも!? と思い、テレビの前で加藤コールをしていたところグレイが紹介されてがっかり、しかしむしろ「グレイ→ピロウズ→コレクターズ」の流れがあるに違いない! とものすごい期待をかけておいてあっさりエグザイルだったという現実に打ちひしがれておりますがこんばんは。皆様いかがお過ごしでしょうか。コレクターズに流れ着いたら次はほくろ毛(パキスタン)とかそういう面白い流れだってありえたのにまったく残念です。というかグレイからピロウズは本当に30%くらいはあるんじゃないかと期待していました。20周年だし…エイベックスチカラ入れてるみたいだし…。タモさんはミュージックステーションに登場したことないピロウズを知っていただろうか。グレイから「お友達はピロウズのみなさん」などと紹介されたらやっぱり会場は水を打ったように静まり返るんだろうか。もしかして一人か二人だけキャー! とか反応して浮いちゃったりするんだろうか。そんなことを考えてしまいます。しかし明日はエグザイル。それが現実。

そんな、20年もやってきて大手レコード会社に所属していよいよ武道館まで控えている僕らのピロウズですが、その武道館のFC先行の当選メールが来ました! ひとりぼっちですが行ってきます。スタンド指定席だけど立って見られないかなーそこだけが気がかりです。あと916ってことですごい長いライブになったりする可能性もあるのかな。最終の新幹線で帰りたい。安全のために宿泊するべきかも悩んでいます。あ、この場合の安全ってのはもちろん女一人で夜中うろつくことではなく、ライブを最後まで見られるかどうかの話です。

916にきっと大量に出るであろうグッズを買うために今日から節約モード開始。