ハッピー&ラッキー

コレクターズとピロウズとANATAKIKOU、その他音楽やいろいろ。

対バン決定

2009-05-15 | ピロウズ
ピロウズの20周年対バンツアーの相手が発表になりました。ぼくらのコレクターズは8/7の広島クアトロですよ! 微妙! まあ東名阪あたりは有名どころだろうなと思っていたので妥当でしょうか。札幌の怒髪天もよく考えたらここしかないという場所だし。しかし広島かー。いや実はこのツアーのFC先行予約、今日の昼まで受け付けてたんですね。15日の午前0時に対バン発表、午後0時に先行予約締め切りというスケジュールだったのに、私は先行締め切りはもう終わってたものだと勘違いして申し込みし損なってしまいましたよ。うかつ。まあそれに気付いていたとしても12時間で遠出の予定を決めろと言うのもちょっと余裕のない話なんですけどね。私のように基本一人で予定決めるタイプの人間はいいとして、対バン出てから予定を決めようと思っていた人たちは、平日の夜12時から翌日の昼までに決断しなければならないわけで、友達と連絡とか取り合うのとか大変だっただろうなと思ってしまいます。ピロウズもこんな強引な日程を組むあたり、まあ対バンの規模が大きくて転売屋対策もあるのでしょうが売れてきてるんだなーといちいち実感してしまいますよ。あとさわおはファンがチケット争奪戦やるの絶対嬉しいタイプだろう。

そんなわけでみすみす権利を持っていたのにFC先行を使えなかったので、上記リンクページにもあるぴあの先行抽選に挑戦してみようかと思っています。

5月26日(火)昼12:00~6月4日(木)昼12:00

ですよーFC先行使い忘れてた人は忘れないように!(なんてピンポイント)というかじゃあやっぱり行くのか私。まあ札幌福岡に比べればまだ行きやすいような気もするので広島、せっかくのコレピロ対バンなのでチケット取れれば行って来たいと思います。そうなんだよなーそもそもクアトロクラスでチケット取れるかどうか。あと広島カープの新球場マツダスタジアムがすごい楽しそうなのでついでに阪神戦でも見て来ようかと思ったのですがそれやるともう一泊必要になるしどうしよう。お好み焼きの一枚でも食べてからでないと帰られませんよ!

いやだからその前にチケット確保しないと。

エムエム

2009-05-10 | ピロウズ
昨日M-ON!にピロウズ出ると自分でブログに書いておきながらやっぱり忘れてた。のでさっき再放送見ていました。オリエンタルラジオ司会の番組初めて見ましたけどこんな感じでやってたのか。グダグダだったのにさわおがけっこう機嫌よさそうにしていたのは奴がお笑い好きだからかな。オリラジ嫌いじゃないけどこれ要らないだろうと心の底から思うコーナーとキャラ付け目白押しで、非常に内容の薄い一時間という気がしました。さわおの、オリラジが女だった場合付き合いたいのは慎吾だけどぐっと来るのはあっちゃん的な発言には笑った。いい歳して中学生の放課後みたいなトークは面白かったです。あと武道館に対する思いとか、なんか世代が近いせいかすげー分かる。いまや知らない声優とかでも平気で武道館やっちゃう時代なのでただのキャパのでかい箱という以外に大きな意味は持たない世代も多いのでしょうが、ライブイン武道館とかそういうアルバムだのビデオだの目にして育ってきた年寄りには、あこがれるにしろ嫌うにしろなんとなく意味を持ってしまう箱それが武道館。結局スタンド座席指定を申し込みました。これ立って見てていいんだろうか。今まで行ったライブはいわゆるアリーナスタンディングがなかったので、どういうかたちで行われるのかよくわかりません。

それにしても木村カエラは可愛い。一回生で見てみたい。女は数年でさまがわりしてしまう場合もあるので行くなら早めに見ておかないと。

会報

2009-04-22 | ピロウズ
ピロウズのFC会報が届きました。カタログギフトのうめぼしも届きました。明日はしゃけを焼いておにぎりをつくろうかな。おにぎりの海苔は先に巻いておいてしっとりしているべき派。

そんなことはどうでもよくて、いよいよ武道館のチケット先行のお知らせが来ましたよ。チケ代5000円! そして20周年記念対バンツアーが4500円! BLUE SONG WITH BLUE POPPIERSのDVDが4200円! なんかエイベックスとキングの同時発売のそれぞれベスト盤っぽいのが3000円と2500円!

死ぬ!

ええいもうベスト盤なんていらぬわ! と思いつつ、出るアイテムは買っちゃうんだろうなあいいファンだよ。まあ20周年のご祝儀で買うと思う。問題は対バンツアーだな…。なんと対バンのメンツが公表される前に先行予約が行われるという恐ろしいことに。福袋か! もしくはミステリーツアーか! 名古屋を申し込んだあとで例えば大阪はコレクターズだよーなんてことになっちまったらどうすればいいのか。名古屋も対バンが怒髪天とかだったら嬉しいけど、好きじゃないバンドだとしたらけっこう辛いな。武道館は行く予定ですが対バンツアーは見送るような気がします。なんて言っていて名古屋にコレクターズが来たりしたらどうしよう。取れないだろうけど一般発売に賭けてみるしかないかなあ。

なかなか悩みますが、こういうのが発表されると20周年現実味を帯びてきて楽しみですね。あと武道館もアリーナスタンディングとスタンド指定席で悩むなあ。関係ないけど今回会報読んでいて、peeちゃんの文章が日ハムのマスコットB☆Bに似ていることに気付きました。褒め言葉。

2/10 BLUE SONGS WITH BLUE POPPIS at千種文化小劇場

2009-02-12 | ピロウズ
ピロウズのアコライブ名古屋、例によって改行+文字反転でお送ります。携帯のかたは意味ないですが。








初めて行ったちくさ小劇場ですが、ものすごい行きやすくて助かりました。地下鉄出口を出たそのままの方向にまっすぐ進むとその先にあるという親切設計。どこもこれくらいわかりやすい立地にしてくれると主に私が嬉しいです。

そして座席指定ライブというのもありがたい。開場時間前にいなくても問題ないよ荷物をロッカーに入れなきゃとか気にしなくていいよ開演までヒマなら寝ていられるよ最高だ。チケット代が高いのも、この便利さで全然気になりませんでした。まあ後述しますがチケット代高いのは他にも理由があったようですが。

会場はステージの周囲にすりばち状の座席251席が取り囲むかたちで(ちっちゃい武道館のよう)、さらに椅子がステージの前に追加で並べられていて全部で300席くらいでした。舞台の上にはメンバーが座るであろう椅子と、プランターに入った数本ずつの青い芥子の花があります。そのプランターがステージの上に適当に並べられていてお花畑のような状態に。

開演時間を数分過ぎたところで客電が落ちると、青い芥子の間に隠れていたろうそくの形をしたライトが発電。きれいな演出にちょっと感激します。ピロウズのライブじゃないみたい。しかしメンバーはあっさりふつうに登場、それぞれのポジションに。先日も書きましたがさわおの髪が落ち着いています。グリーンのカーディガン着ていました。真鍋さんはブラウンとモカかな? ボーダーTシャツ、リズム隊はおそろいでもないのですがチェックの上着でした。

「見てるほうも慣れないと思うけど、こっちも慣れないんだ」とちょっと困った顔のさわおですが「いい夜にしたい、ヨロシク!」と決め台詞でライブ開始です。一曲目は「subhuman」。peeちゃんのギターはあれはセミアコなのかな。ボディにポーラベアのプリントがなされた(フライヤーと同じあれです)でっかいギターだったのですがもうものすごく音がよかった。弦をはじく生っぽい音とかがクリアに聴こえて、なんというか乾いたぱりっとした、私の大好きな音でした。でももしかしたらこれ狭い会場で近かったから聴こえただけで、DVDになったらアンプを通したふつうのエレキギターの音になってしまうのかもしれない。あの会場で聴いた音を再現してくれることを祈ります。

そして淳がウッドベースを弾いていることにもびっくり。さらに二曲目が「She is perfect」だったのですが、弓で弾き始めたことにもびっくり。すごいかっこよかった! いやもしかしたらかっこいいのはウッドベースだったのかもしれませんが、アコースティックな雰囲気にすごく合っていて良かったです。

さわおは何度も「慣れないなー」「客席電気付いたら、すっごい見られてる(笑)」と、ふだんのライブと違う様子に戸惑っていたようでしたが、それでも楽しそうな表情でした。「いつものライブでやらない曲が多いから、曲名言うとおおー、って歓声が上がってすごく気持ちいい」との発言もあって嬉しそうです。そんなさなか「次は一回もライブでやったことない曲をやります。こう言うとマニアは2、3曲浮かぶんだろうけど(笑)」と言いつつ、「プラスチックフラワー」を! 以前のロストマンツアーのときもすごかったけど、今回もかなりレア曲まんさいライブです。

曲と曲の最中にも、静かな客席に「いつもと違うな。緊張してる? ステージの上も緊張してます」とつぶやくさわお。「聞いたところによると物販も静かだったらしいじゃないか」と言っていましたがどんな状態だ。最前列のファンがタオルを持っていたのを見て、「タオル使わないだろ? 俺も使わないもん。peeちゃんは使った?」と聞いていました。「(ペットボトルの結露で濡れた)指拭くのに使った」と返す真鍋さん。「さすがに今日は物販でタオルは売ってないんだろ?」と客席に聞くと、「売ってるー」との返事にびっくり。「売ってるのか! 必死だな! 赤字なんで必死です(笑)」と発言に受ける客席でした。

ピロウズのライブには珍しく、ゲストが登場しました。テルミン奏者のRom Chiakiさん。「みんなテルミンって楽器知ってる?」とさわお。blacksheepで使われていたので、ピロウズファンは知ってる確率高いと思われます。「楽器に触れずに音を出す、マジシャンのようなミュージシャン」との紹介で登場されたChiakiさんは若くてきれいな女性でした。数曲テルミンが参加して演奏されましたがどれもよかった。中でも「さよならユニバース」が素晴らしかったなあ。テルミンの浮遊感が曲にすごく合っていて、いいアレンジでした。ゲストミュージシャンがテルミンというところがまたちょっと変わっていてピロウズらしい。

「今回はみんな高いチケット代払って来てくれてるけど、この青い芥子の花に100万くらいかかってるから実は大赤字ツアーなんだ」とふところ事情を暴露する山中さわおさん(デリシャス社長)。「青い芥子の花ってものが存在しないから、一から作ることになってすごく高くついちゃった。俺の自己満足のために(笑)」。でっかいバスター君バルーンといい、ほんとうにピロウズマニアの夢のようなセットには糸目をつけませんね。でもこの花はお金かけただけあって、きれいで不思議な雰囲気にあふれたセットでした。ONE LIFEのPV思い出しますね。

「このツアー何が大変かって、いきなりウッドベースの練習させられた淳」とさわお。苦笑いしつつ「しかも当日に弓で弾けって」と答える淳ですがそれすごいな。「お前個人練習スッゴイしてたよな」とさわおに言われると、「そういうこと言わなくていいよ」と照れてます。「何で? 好感度上げるところじゃん!」と、俗な発想のさわお発言に爆笑でした。

「3、4年前に作った曲なんだが、君たち的には新曲をやります」と始まったのが新曲「チェルシーホテル」。今回のライブで聴いたアレンジがそのままなのか、アコースティックライブ用に変えてあるのかはわかりませんが、ミディアムテンポのかっこいい曲調でした。ちょっと大人っぽい印象。ただ新曲というとラストの曲がインパクト強すぎてあんまり覚えていないのが正直なところです。

そのチェルシーホテルを歌い終わったあと、「新曲だからばれないけど、歌詞すごい間違えた」と正直に言ってしまうさわお。真鍋さんのほうを向いて「気がついた?」と聞くと「はい」とあっさり肯定されてしまいました。「そうだよなー」とちょっと楽しそうです。

真鍋さんといえば「レッサーハムスターの憂鬱」のときに、足でリズム取っていたのがよく見えてすてきでした。私の好みベストの髪型だった上に、客席の位置が高いせいで、そでのスタッフに音量の微調整を指示するpeeさんのエロい手の動きとかも堪能出来てものすごい満足ライブです(変態か)。

「今回はこういう、いつもと違ったライブなので、カバーをやりたいと思います」とさわお。「今日は僕が歌詞を書く上で影響を受けた二つのミュージシャンの曲をやります。まずひとつはピーズ。しんちゃんがいるから変な感じなんだけど(笑)。ピーズは上京してから出会ったバンドなんだけど、ハルくんの書く詞はストレートで、下品なところもあって、ピロウズの歌詞とはまったく違うんだよね。でもその歌詞の組み立て方がすごく好きで。もう一人は、僕が中学生の頃からのずっとロックアイドルである、佐野元春さん。佐野さんの歌詞は都会的で、その都会的な部分にすごく憧れがあって。今日やるカバーは両方とも新しい曲なんだけど、ピーズも佐野元春さんも、ピロウズよりも長く活動してるんだけど、ピロウズもそうだけど、長く活動してる人の新曲がいいって、すごく良くないか!?」と客席に問いかけると拍手が起きました。あたりまえだけどしんちゃんのドラムがかっこよかった(笑)。ピーズは「犬ぞり」佐野元春は「コヨーテ海へ」というイヌ科つながりの二曲が演奏されました。二曲ともいい曲でした。さわおも「かっこよかっただろ?」と自慢げ。可愛いやつめ。しかし「カバーっていいな! 考えなくても演奏できていいな!」と、感想が正直すぎでした。

「ピロウズは今年で20周年を迎えるんだが」のMCに大きな拍手。「これは結成20周年ってことで、あんまり考えてないんだけどデビューはそのあとで、1991年5月21日にポニーキャニオンから『雨にうたえば』って曲でデビューしました。次にやる曲はそのカップリングの、『キミと僕とお月様』という曲です」と、これも初めてライブで聴く曲へ。この日はとにかく古い曲がたくさん聴けて嬉しかったです。

そして次の曲へ。これがもうなんというか、イントロからしていつもとは雰囲気の違う、ものすごく美しく荘厳な「ONE LIFE」でした。アコースティックの音と青い芥子の舞台が余計に空気を変えていた気がする。終わったあと、メンバーが楽器を外しだしたので本編最後と分かりましたが、そうする以前からこの日一番のものすごく大きな拍手が鳴り止みませんでした。ほんとに素晴らしかった。

そしてアンコールでメンバー登場。ギターをかかえたさわおは「Wake upツアーのときに、事務所に36万のアコギ買ってもらったんだけど、今日は見た目重視で5万のこのギター(笑)」とボディを見せます。「ほら、俺最近白黒じゃない」とごきげんそう。「いいよね?」と真鍋さんに声をかけるのですが、「うん」と生返事。その直後正直に「ごめん、話聞いてなかった」と言ってしまうpeeちゃんです。「なんだよー」と不満そうにしますがすぐ、「そのギター可愛いね」と、peeちゃんのナインマイルス仕様のギターを指差すさわお。ちょっといい感じのフレーズを少し弾いて「ありがとう」と可愛く返す真鍋さんでした。客席からは歓声と大拍手。それを見て「ああいうのありなんだ」と、淳とひそひそ話すさわおが面白かったです。「まあ、安いギターでいいよね! 大赤字ツアーだし。今日の俺のこのカーディガンなんて1980円! こんなすごい緑色、誰が着るんだってあっ俺か。これとセットで買ったもう一枚なんてショッキングピンクだぜ?」と話していました。ほんと楽しそう。

「次もまた、ファーストアルバムから」と始まった曲は「want to sleep for」。ここでふたたびメンバーがステージから去って無人となります。さすがにダブルアンコールは無いかと思っていたのですが、さわお一人で登場。「もうレパートリーがないんだけど(笑)」と言いつつ、「なので弾き語りをやります」とギターをかかえました。「新曲を」との言葉に大きな拍手が起こります。

「ピロウズは今年20周年を迎えて…。これ何回も言ってるな。それで、20周年を意識した曲を作ってみようと思って、パイドパイパーツアーを回っているときに作った曲です。20年、シンイチロウ君と真鍋くんと一緒にやってきたことを考えて、出来た曲です。雨上がりに見た幻…」と曲名を言ったのですが、ちょうどファンの拍手とタイトルがかぶってしまったことに苦笑い。「いま拍手にかぶっちゃったな(笑)。『あめあがりにみたまぼろし』」と、もう一度はっきり区切りながら口に出していました。

そして始まった新曲は、もう素晴らしいの一言でした。これはもうピロウズというバンドを愛している人間にはたまらない一曲になる。周りの女性ファンの何人かは目をぬぐっていたし、私もちょっと泣きそうだった。バンドに対するすごく思いのこもった歌詞と、さらに未来を見据える切ない希望のようなほんとにいい曲でした。あの小さな、でも音響の素晴らしい箱で最初に聴けたことを幸運に思います。ふだんのライブだったら最後の曲のさわおの声なんて何言ってるか聴き取れたもんじゃない状態になっちゃってることも多いのに、一言一言はっきり聴こえてすごく響いたのが嬉しい。崖から落ちそうになったとき、手を伸ばして助けてくれた、といった歌詞でほんとに泣きそうでした。

曲が終わって立ち上がったさわおに、客席から起こった大きな拍手でまた泣きそうに。そして会場を出たところでアンケートを回収していたので、この感動をとりあえず感謝しておこうと久しぶりにアンケ書いてきましたよ。筆記具と用紙と机が準備されていたせいもあってか、アンケート書いてる人すごく多かった。みんなもきっとあの感動を書き記していたことと思われます。

チケット代は高かったけど、補って余りある素晴らしいライブでした。私のピロウズベストライブの上位に食い込んできた。正直一位かもしれない。DVD化が事前に分かっているのが安心です。

残念

2009-01-24 | ピロウズ
ピロウズのステージとさわおとリーダーの授業がある、私垂涎のイベント「ロックの学園」ですが不参加の運びとなりそうです。ちょうどそのあたりに関東にいる予定があるので、ロックの学園の方にももぐりこめないかと思っていたのですが、両方の用事が同じ時間帯にかぶってしまったのが敗因。ライブなのに昼メインとかどうなんだ! ってよく考えたら学園祭なのだから明るいうちがメインでいいんですよね。どうもすみません。夜の部があればよかったのですが。「夜のロックの学園」。うーん、なんとなく18禁のにおいがします。

そしてどうでもいいですがピロウズの公式サイトで、2/10の名古屋ライブの座席表のリンクが間違っていますね。アドレスの「ngoya」を「nagoya」にするとちゃんと表示されますが、ちゃんと表示されたところでまったく拡大する意味のない画像でした。私の席はどこ。

お年賀

2009-01-04 | ピロウズ
私だけが楽しかった心にもないテンプレートも今回で終了です。胸焼けしような乙女チックデザイン、その名も「スウィートウェディング」ですってよ。音が勝手に鳴る仕様にさえなっていなかったら大トリは浜崎あゆみに飾ってもらいたかったのに残念。

というわけでピロウズから毎年恒例年賀状がきました! 京都の五条橋のようなところで牛のかぶりもののイラストにピロウズのメンバーをはめ込んだ、やはり年々ゆるくなっていくすてきな年賀状です。peeちゃんの牛のイラストが内股でエプロンをしているのが気になりますが。さわお牛は角も小さくて体も小ぶりなところを見ると、これはしんちゃん牛=お父さん、peeちゃん牛=お母さん、さわお牛=子供、という見立てなのでしょうか。20周年を迎える年の年賀状がこれでいいのか。

それといっしょに、東名阪の変わった会場でやるツアーの先行予約お知らせも入っていたのですが、「名古屋市千種文化小劇場(ちくさ座)」ってどこだ。ほかの「ビルボードライブ大阪」「東京恵比寿ザ・ガーデンホール」も知らないハコだし、ステージ後方席などもあるらしいので、ふだんと違った感じになりそうですね。そもそも公式の告知画像を見るにこれはアコースティックライブなのでしょうか。座席指定もあるみたいだし。チケット取れるかどうか競争率も高そうな感じですがとりあえずエントリしておこうと思います。

コレクターズのファンミーティングの申し込みお知らせも来たし、今年もライブにいろいろ行けるといいな。ファンミは大阪だけ行く予定です!

MC追加

2008-12-13 | ピロウズ
前回のライブレポでちょっと思い出したこと。アンコールでもバンビTで出てきたしんちゃんに、客席から「バンビー!」と声がかかると、「バンビ先輩呼び捨てにしないで」とさわおが注意したのが面白かったです。

あとさわおが先日誕生日を向かえたさい、怒髪天増子さんからおめでとうメールをもらったそうです。「ふだん増子さんは、絵文字一切使わないの。漢だから(←たぶんこの字で言ったんだと思う)。でもそのときのメールは、ピンクの背景にでっかいローソクが4本立ったケーキの絵が付いてて、真ん中にうさぎちゃんとか描いてあって、それで文章が『こっちの世界へようこそ』ってあったんだよ」と紹介するさわお。増子さん面白い。「同い年ってあんまりいないんだよね。淳と、怒髪天のシミと、イースタンの吉野、あとバースデイのチバ。それくらいかな?」と数えると、「そうだね」と返事をする淳。「お前すごくすっと入ってきたな!」と変なところに感心するさわおでした。「だって、俺のほう向いて話してたじゃん。何で怒られるのかわかんないよ」「別に怒ってないよ」と会話する同級生ズでした。

そのMCのときに「かっこいい先輩がたくさんいるので、歳を取るのも全然いやじゃないです」(だったかな)といった発言をしたさわおに拍手が。しかし「かっこ悪い先輩もいるけど」と続けたのに対し客席から「後ろにー?」との声がかかりました。しんちゃんを見て、さわおと二人うなずき合っていたのは面白かったですが、しんちゃんはかっこいいと思うの。

あとやった曲少し思い出したのですが、いちいちフォント変えて隠すのが面倒なので放置します。

12/10 TOUR 08 LOSTMAN GO TO CITY at ボトムライン

2008-12-11 | ピロウズ
電車止まったけど無事にボトムラインまで行けてライブ見てこられました! 久しぶりのピロウズはレア曲だらけだったこともあってすごく楽しかった。大好きなあれこれが聴けてものすご満足です。




というわけでまずメンバー登場のときに驚いたのが、さわおの髪型が豪快にもさもさだったこと。こう言っちゃなんだけど背もあんまり高くないし頭もそれほど小さくないのだからあれに長髪パーマをくわえてしまうともうものすごい頭身バランスになってしまってけっこう衝撃的でした。後ろには佐藤シンイチロウが、前には佐藤蛾次郎が。本人がやりたいならばもうパーマでもモヒカンでも縦ロールでも好きな髪型にしてくれてかまいませんが、ストレートシャギーが一番似合っていたなあと思わずにはいられません。

がしかし一曲目から、私の大好きなアルバムThank You my twilightから「レインブレイン」をやってくれたのでもう幸せ(安いな)。続いて「STALKER」と、かなりマニアックな選曲にわくわくです。

「久しぶりだな名古屋!」とさわお。大きな反応の客席を見て、「名古屋のノリすごいな」と嬉しそうです。「でも、そういうの、好き」と可愛いことを言っていました。「今日は、ロストマンツアー。フォーマニアックファンズということで、数あるバンドの中からピロウズを選んでしまうという時点ですでに心配なのに、さらにシングル曲を一曲もやらないこんなマニアックなライブに、激戦区のチケットを手にして半笑いで集まってる君たちは、社会的に大丈夫なのか」とひねくれたMCに大笑い。

この日はほんとに私の好きな曲をこれでもかとやってくれたのですが、そのうちのひとつ「FAN FAN FAN OK!」が序盤にあったのも嬉しかった。これは今までライブで聴いたことないと思う。「SICK VIBRATION」も、久しぶりに聴けてよかったー。

そしてこの日の目玉。「曲ってのは面白いもので、『これはウケるだろう!』と自信を持って丁寧に作ったものがそれほどの評価を得られなかったり、逆にメンバーとしてはわりとサラッと作ったつもりのものがのちのち隠れた名曲と言われたりすることがある。これはまさにその軽く作ったもので、当時のツアーでもちょっとしかやっていなかったものが、今になって評価が上がってきたという曲です」と、「ビーハイヴ」を! ばかー私は発売当時から大好きだったよ! ライブでやって欲しいってさんざん言ってたじゃないか(伝わりません)。でも初めてここで聴けて大満足。ビーハイヴTシャツが作られていることを知って、ブルースドライブモンスターのときのようにきっとこのツアーでやるだろうと期待していたのですが、ちゃんとやってくれてすごく嬉しいです。そのビーハイヴTシャツですが、正直デザイン自体はすごく好みのものではなかったのですが(ピンクもミツバチもおばさんが着るには可愛すぎた)、この曲があまりに好きなのでその愛情の代価を払う気持ちで購入してきてしまいました。

続いて「Moon is mine」が! ギャーこれも大好き。夜ってだけで楽しい♪と、なんとも可愛い曲ですよね。初めてライブで聴けました。

いつだったか、さわおが何か話しながら手持ち無沙汰なのか髪の毛をいじっていて、前髪を二つに分けながらそのままもみ上げを前に出すような変な形にしていたのをずっと見ていた真鍋さん。さわおが気付いて振り返ると、無言でぐっと親指を突き出していました(笑)。「気に入ったならお前もやれよ!」とさわおに言われるも、無言で微笑むのみです。さすが。

「次にやる曲は『昇らない太陽』という曲で、これが…暗いんだよ。暗いといえば僕は青春時代からずっと暗いんだけど」と、「昇らない太陽」制作話のMCへ。「この曲はペナルティ・ライフに入っている曲で、つまりThank You my twilightのツアー中に作ったってことなんだけど、あの時はまだ車移動だったなー。青森だかに行く途中の…」と話しかけたところで、客席に向かい「俺さ、この両方にあるモニターから音が聞こえてくるから、けっこうそのへんのおしゃべりも拾ってすごくよく聞こえるんだよ。『新幹線じゃなかった?』って言ってる声が聞こえたんだけど、この場合それはあんまり関係なくないですか? 車でも新幹線でもさ」とつぶやいて軽い笑いを取るさわお。「ピロウズはさ、リトルバスターズ、ランナーズハイときてけっこう人気出てきて、よしようやく俺の時代が、って感じになってきたんだよね。ところがそのあたりでキングレコードの社長が代わって、『ピロウズ? ダメダメ』みたいになっちゃって…。ライブでは動員すごい増えてきてるのに、全然アルバムの宣伝に予算を組んでくれなくて、結局ハッピービバークもあまり売れなかったんだ。まあ、どうせお前らもCDコピーしたりして買ってないだろうし…」と強引な決め付けに客席から「買ってるー!」との反論。「だって、おかしいじゃん! 昔ならこんなライブの動員があったら、アルバム何万枚って売れてるはずだぞ! なあ!」とぴーちゃんに向き直って同意を求めるさわお。「まあ、そのころはみんなも知ってるとおり、CDが売れない時期とも重なって、スマイルも、『この世の果てまで』って、けっこういまではみんなが支持してくれる名曲のPVまで撮って、でもシングルカットはされてない。アルバムの代表曲というか、リード曲はこれ、ってかたちでPVまでは撮ったんだけど、シングルはどうせ売れないってことで出してもらえなかったんだよね。そのあと出したThank You my twilightでは…。だってバビロンのPV、見た?」との問いかけにフロア爆笑。見た? という言葉に、さわおの言いたいことのすべてがつまったニュアンスだったのでその自然な言いかたに笑ってしまいました。いや内容は笑い事じゃないのですが。「あれはさ、サロンミュージックの、Spike Me Into Spaceみたいにしたかったんだよ。だから俺の頭の中ではそうとうかっこいいイメージがあったんだけど、予算がなくて…」と言うと、「だって俺、こんなだっただろ?」と、バビロンのPVの走るシーンを再現(笑)。

ちなみに探してみたら該当のサロンミュージックのPVがニコニコ動画にありました。たしかにかっこいい。

そこで「バビロン好きだよ!」と客席から声がかかると、「うん、あれはアイデアはかっこいいんだよ。でも、か…予算がなくてああいう…狙ったチープさじゃなくて、ほんとに予算がなくてチープになっちゃったからさ」と返していました。なんとなく「金」と言いかけるのを「予算」と言い直すさわおの品がいい。

「そこでまた僕がライブでも、言わなくていいほかのバンドの悪口とか言っちゃって、いろいろ言われたんだ。でも、そういうことに対して『何言ってんだ』とか『ひがむな』って言われるのはいいの。それはもう、そういうリスクを覚悟して言ってるから。でも、そういう外部の人間じゃなくて、味方だと思ってたピロウズファンの中からも、『そういえばインスタントミュージックってのもなんかおかしくない?』って意見を見てしまって。『ええっ!?』って思ったんだよ。俺ふだんは見ないんだよ、掲示板の書き込みとか。傷付くから。でもそのときはこういう意見が出てるよって教えられて見てしまって。Thank Youツアーの最終日とか、ものすごいいいライブで、もうロックンロールマジックに感動してた俺は、ショックを受けて。そりゃ1000人も人がいれば、どうしても気の合わないやつが何人かいるのはしょうがないことだと思う。この会場にだっているだろうし!(笑)でも、僕は、そのときそういう意見を見て、とても傷付いたんだ」

この話の流れで一番驚いたのはここでした。傷付きやすいのは歌詞や言動を見ていればまるわかりですが、基本的にライブ中やMCではえらそうにしているさわおが、ここまではっきり「傷付いた」(しかもピロウズファンの言葉で)と言ったのを聞いたのは初めてだったので。

さらに話は続きます。このMCは長かった。「ここまでようやく来たのに、もうここまでなんだろうか、って悩んで、メンバーに相談したんだ。珍しく二人に相談したんだよね、あのとき」とぴーちゃんのほうを振り返って確認するさわお。「しんちゃんはもう、リーダーについてきますよってすぐに言ってくれて。でもついてきますよって聞こえはいいけど、要するにめんどくさいんだろうけど(笑)。で、真鍋くんは、『Thank Youみたいなポップなアルバムをもう一度出したい』って言ってくれて。うんわかったじゃあそういうアルバムにしよう、って言ったんだけど、曲を作っている最中にどんどん楽しくなってきちゃって。暗い曲を作っているときは、確かにそういう気持ちを描くから暗いんだけど、いい曲が出来たって事に関してはすごく嬉しくてもう、半透明の俺が踊っちゃってるの」と言いながら両手を上げて踊るさわお(笑)。「こんななってるの!」と。「それでまあ、まったく予定と違うアルバムが出来てしまったんだ」と長いMCを締めていました。

なんとも興味深い内容のMCに、ライブ中なのにいろいろ考えさせられました。私の好きなバンドの双璧のもう一方であるコレクターズにも、ときどきこういうことを考えるのですが。すごく勝手な想像の中だけですが、さわおはファンに傷つけられ裏切られても諦めきれずにいる感じがするし、加藤さんはファンにもちろんすごく誠実で優しい一方、どこか期待をしていない部分があるんじゃないかなーと思っています。どっちがいいのかはもうこれは人によるし状況によるし、正解はないのでしょうが。さわおは愛をもっと愛をもっと、の子だからなあ、と思っていたら、このライブのアンコール一回目のラストがムーンマーガレットでちょっと驚いた。

「今日はフォーマニアックファンズということなので、セルフカバーをやります!」との宣言に盛り上がるフロア。まずパフィーに書いた曲を、と紹介します。「これは、俺の乙女心を総動員して書いた曲なので」との解説が面白い。けっこうキーが高くて、女の子のような可愛い声でがんばって歌っていました。次に紹介したのはV6に書いた曲。「三宅健君がピロウズのファンで、曲を書いてくれって頼まれたときに、どんな曲がいい? って聞いたら『サードアイみたいな曲』って言われたんだ」と苦笑いするさわお。「サードアイみたいな曲って、ああいうのを楽器持たずにやるのは難しいだろー、って言ったんだけど、ロックな曲がいいってことなので、16拍子で、楽器を持たなくて、でもロックな曲で、振り付けがついても大丈夫! ってのを考えて作りました」とのプロ意識に客席も感心しきり。「でも振り付けはまったくなかったらしい」とのオチにも大笑い。

パフィーに書いた曲は可愛かったけど、このV6に書いたという曲がまたすごくポップでロックでかっこよかったです。シュガーナイトメアだっけ? 音源で聴いてみたいけどV6か…。ピロウズがセルフカバーの音源を出すときまで我慢かな(そのうちシングルのカップリングで登場すると予想)。

そして通常の流れに戻り、「ちょっと、予定になかった曲をやろうと思う」との発言に大拍手。「さっきちょっとリハでやってみたんだけど、なーんとなく出来るかな?」と言ったしかもそれがハートイズゼアですよ! ビーハイヴだけでもこの日のライブ来た価値があったと思っていたところにまさかの隠し球。大好きな曲でしかもすごく盛り上がって、最高に楽しかったです。

「ベース、鈴木淳!」との紹介に淳が前に出てきて頭を下げます。「さっき、ライブが始まる前に、このボトムラインに入れろって黒人の男の人が言いに来てたんだって。それが、俺は今日やるバンドのベーシストだ、って言ってたらしいんだよね」とのMCに客席のみならずさわおも大爆笑。「お前…面白いな! いいエピソード持ってんな~」と嬉しそうです。「確かに色は黒いけどそこまでは黒くないし。メキシコで道聞かれたりもしたけど。そりゃ、ここに黒人が立ってたらちょっと面白いけどね」と淳が言うと、「お前が明日来てもいいじゃん!」と返すさわおでした。

「ギター、真鍋吉明!」と紹介されたぴーちゃんは、「今日はマニアックなライブにきてくださって皆さんありがとうございます。このツアーに向けてピロウズは猛特訓の日々でした。ここ三週間くらいはインプット、ピロウズばかり聴いていて、しかし新たな発見もあってそれはよかったと思います。まあその話はいったん置いといて」と、両手で追いとく仕草を。「さっきの話で思い出したんですが、淳くんはチェコスロバキアでも道を聞かれていました」と追い討ちのような情報を語る真鍋さんに、「チェコでは、旅行に来てる中近東の人に間違われたの!」と正しく訂正する淳でした。

そして真打ち、振り返ってしんちゃんを見たさわおは、バンビTシャツを指差して「今日はバンビ先輩です」と紹介。客席からもバンビ先輩ー! と声援が飛びます。「色の黒いのは私も負けてないですが、メキシコで間違われたことがないのは、この目のせいでしょう。淳くんのあのぎょろっと大きな目が外国人に見えるんでしょうね」と言ったしんちゃんに対し、今度はぴーちゃんが口を開きます。「しんちゃんの名誉のために言っておきますが、彼もロンドンで間違われたことあるんですよ。『人民元に両替してくれ』って」との発言にまたしてもフロアとさわおが大爆笑。「ノーチャイニーズ!」と返したそうですが、しんちゃんの話はどうしてこういつも面白いのか。

「ピロウズは来年でついに20周年となるわけだが」のMCに客席から大きな拍手が。「プリーズミスターロストマンというアルバムを出して、あれからピロウズ第三期に突入し、いまのピロウズにつながっている。そのアルバムから、悲しい曲を」と「スーサイドダイビング」が始まりました。自殺と入っているのだから悲しい曲なんだろうけど、なんとも柔らかくてきれいな曲調が好きなナンバーです。

そして「サリバンになりたい」! これいつだっけ、ターミナルヘブンズロックツアーでもやったと思うけど、変わった曲調に変な世界観、勢いのあるサビと大好物要素まんさいです。ライブでやるとまた盛り上がって楽しいなあ。

ちょっとこの前後曲を覚えていない、本編が終了したあとアンコールで呼び出されたメンバーが最初に演奏したのは「ペーパートライアングル」でした。スタッフからドラムのスティックを手渡されたぴーちゃんが、それでギターを弦楽器のように弾いていたのがかっこよかったです。そして先述しましたが「ムーンマーガレット」。ここで終了となり、追い出しの曲はビーハイヴでした。なんともこのツアーを象徴するセレクトです。

そのビーハイヴでフロアがアンコールをしていると、ステージにさわお登場!「もう一曲だけ付き合ってやるよ!」と始まった「ノーサブスタンス」でもう客席大盛り上がりです。最後に「来年は20周年だから、いろんなことやるからついてこいよな! もちろん新曲も作るから待ってろよ!」と、フロアに手を振ってライブは終了しました。

去年のロストマンツアーのときだったかな、「タイニーボート」をやって、そのときに「作ったときは売れなくて辛かったけど、曲に罪はないんだ。いまこうやってみんなに聴かせて喜んでもらえて、このツアーやってよかった」的な話をしていたのを思い出します。ハッピービバークからThank You、ペナルティライフくらいの流れでもまだ思いどおり出来なくてくやしい思いをしたという話をいま語るさわお。マニアックであると思われる選曲に、喜んで肯定するファンのいるライブは、過去のさわおを慰める意味があるのだろうなと思いました。

レア曲もだけど、さわおの心情を聞くことが出来たという面でも価値のあるライブでした。いいライブだっただけにレアチケットだったのが勿体ない。もっと大きなハコでやってくれたら言うことなかったよ。

激戦

2008-10-10 | ピロウズ
ピロウズFCから12月のツアー詳細のお知らせが来たのですがびっくりした。東名阪三ヶ所の会場の先行予約が、FC会員一ヶ所につき一枚のみときたもんだ。それ先行の意味あるのかー。私のようにライブの大半は一人ぼっちという寂しい人種よりも、友人と連れ立って参戦する人のほうが多いだろうに一枚のみって。以前ミスチルとの対バンで、入場のさいに身分証明書が必要とされたライブですら二枚までだったのに。と思ってよく場所を見たら名古屋はボトムラインなんですね。えーあんな狭いところでやるの。と言っても私ももう数年行っていないのでキャパを覚えていないのですがたぶんクアトロよりも小さいよね。なんでこんな小さなところでやるんだろう。ピロウズは好きだけど正直完売必至の狭い箱でライブをやりたがるさわおの感覚を私は正しいとは思わないなあ。このご時世、転売目的でチケット取る業者も出てきてライブ行きたいファンが余計にチケット取りにくくなるのも間違いないのに。コレクターズもそうですが、長年苦労していたバンドがその時期を経て「もう自分の好きなようにやる!」と開き直った状態で行う活動にけちをつけるのは粋じゃないと思っていますがこれだけはなあ。まあ私が文句言ったところで何も変わらないわけですがとりあえず、見に行きたい人が全員行けないライブというのは寂しいもんですよと主張しておこう。

そんなわけでせっかく恒例の冬ツアーの告知があったというのになんだか残念ですね。どうせ冬ツアーの前にインフルエンザの予防接種もしなくちゃいけないんだからもう一声でかい会場で全国10ヶ所くらいのツアー組んでみてもよかったのでは。と、40代バンドに無理を言ってみる。

牙をみせろ

2008-08-05 | ピロウズ
しばらくピロウズに関するチェックを怠っていたら、プレデターズの新譜がもうすぐ出るんですね。新星堂からのメルマガで知るというていたらく。7曲入りで2800円というのは若干割高な値段設定の気がしますが、DVD付いてたらこんなもんか。それよりも気になるのが「牙をみせろ」との命令形のタイトルですね。ピロウズでは一人称は「僕」で徹底しているさわおが、プレデターズでは「俺」で歌詞を書くだけのことはあります。でもこの攻撃的な世界観がまたちょとかっこいいんだよな。ちょっとクラウザーさんの裏表みたいで(全然違うよ)。

しかしこれデリシャスから出るのか…。「Hunting!!!!」はたしか2万枚くらい売れた記憶があるのですが、今回はどれくらい行くのでしょうか。当時よりピロウズファンは増えているだろうし、たくさんセールスが伸びればデリシャスの社長さん(山中さわおさん39歳)も嬉しいことでしょうね。

またライブとかあるのかなあ。タイミング的には年末のフェスあたりが期待される感じですね。