nakacli.blog

千里の道も一歩から

2012年診療終了

2012年12月28日 | クリニック情報

本日で今年の診療は終了致しました。

帰省や旅行などで出かけた方が多かったり雨の影響か、昨日までの大混雑がウソのように外来は空いていました。

しかし、相変わらず下痢、嘔吐を訴える感染性胃腸炎が増えております

感染性胃腸炎とは、主にウイルスなどの微生物を原因とする胃腸炎の総称です

原因となるウイルスには、「ノロウイルス」、「ロタウイルス」、「サポウイルス」、「アデノウイルス」などがあり、主な症状は腹痛・下痢、嘔吐、発熱です。

「ロタウイルス」、「アデノウイルス」による胃腸炎は、乳幼児に多く見られます。

これらの胃腸炎は症状のある期間が比較的短く、特別な治療法がないことからウイルス検査を行わず、流行状況や症状から「感染性胃腸炎
」と診断されます。

そのため、「ノロウイルスでしょうか?」などと言ったご質問には即答できず、「感染性胃腸胃炎ですね」とお伝えしているのが現状です。

最近では有料でノロウイルス検査もできるようになっているため、クリニックでも検討中ですが、食品関係の仕事などでどうしても知りたいと言う方以外(特に小児)は、検査してノロと判明しても治療法は特に変わりません。(あくまでも水分摂取や安静、整腸剤、解熱剤などの対症療法となります)

インフルエンザも流行期に入り、1月からの流行状況やワクチンの効果はどの程度あるのかなど懸念されます

2012年もあと少しで終わりです。
1年間クリニックを一緒に支えてくれた全スタッフに本当に感謝、そして十分な休養を取って、また2013年も皆様の健康サポートのお役に立てればと思います。

年末年始の休診日のお知らせ

平成24年12月29日(土)~平成25年1月4日(金)

1月5日(土)から通常診療となります。来年も宜しくお願い致します


コーヒーは健康にいい!

2012年12月26日 | 医療情報

インフルエンザがいよいよ流行期に入りました

江戸川区内でもインフルエンザのA型を中心に(Bも出ています)報告が増えてきています。

冬休み入り一旦静まり、年明けの幼稚園、学校、会社などが始まってからが流行の本番ということになります。

ノロウイルスにより嘔吐、下痢も流行しており、これからは益々手洗い・うがい・マスク着用が必要となりそうです

 

今朝のワンコとの散歩は寒かった~

  

霜柱のため、土の上を歩くとサクサクと音がしていました。

帰宅後は体を温めるためにコーヒーを一杯

コーヒーを毎日飲むことは適量なら心臓に良い!とのこと

米国の研究では、1日2杯程度なら心不全が予防され、心臓疾患リスクが低減する可能性もあるよです。

定期的にコーヒーを飲むことで高血圧リスクが低下することも示唆されています!

ただし、1日4~5杯以上の飲み過ぎは逆に心臓障害を発症するリスクなども含め要注意のようです

この寒い時期には、朝のあったかいコーヒー1杯がホッと気持ちを落ち着けてくれます。

さらに健康にも良いとなれば言うことなし

 

週末は秩父宮ラグビー場で行われた東日本中学ラグビー大会の決勝戦を観に行ってきました。

  

かつて一緒にラグビースクールで練習していた3人が出場していたため応援へ

小さな頃から見ていた3人の一生懸命のプレーは本当にすばらしかったです、そして見事優勝

やったね、優勝おめでとう~


傘寿を祝う

2012年12月17日 | プライベート

週末は、大学ラグビー部の大大大先輩OB3名が80歳ということで、盛大に「傘寿を祝う会」を行いました

学生の納会も兼ねていた事もあり、100名以上の参加者で盛り上がりました

H先生、N先生、S先生ともに80歳とは思えない身のこなしや語りには本当に感服です。

3名とも今でもこよなくラグビーを愛する猛者であることが良く分かりました。

  

過去のスライドを見ながらのトークなど楽しい時間があっという間に過ぎた感じです。

  

お3方へのエールを送り、校歌斉唱で締めくくりでしたが、これだけの人数で歌うとなんと壮大で気持ちいいことか

  

公私ともに大変お世話になっているH先生と

歳の差35歳ですが、いつも後ろを付いて回りいろんな事を勉強をさせてもっています

本当に尊敬できる大先輩で、決してマネできないと思いますが、まだまだお元気でこれからもご指導宜しくお願いいます


今年のPV

2012年12月13日 | プライベート

嘔吐、下痢の感染性胃腸炎、高熱の続くアデノウイルス感染症に加えインフルエンザも徐々に増え始めています。

毎日、感染症に囲まれて生活しているのでちょっと一休み

毎年12月になると、子供たちと「これ笑える~」とyoutubeを見て笑い納めしています

今年のNo1のPVは、やっぱり韓国のラッパーPSY(サイ)のカンナムスタイル 

子供たちから絶対に面白いからと勧められて見ましたが、ノリも結構いい感じです

マドンナと共演したりハリウッドスターからゾクゾクと共演依頼があるとのこと、ホントのスターですね。

ちなみに昨年は、昭和時代のGEEで大笑いしたのを思い出しました。

2012年も残りわずか

笑って良い新年が迎えられるように、皆さんもうひと頑張りです


出席停止基準

2012年12月06日 | 医療情報

ノロウイルスによると思われる嘔吐、下痢以外に、保育園などの小さな子供たちの間では「水痘」も流行しているようです。

厚労省による2012年改訂版:保育所における感染症対策ガイドラインが出ています

インフルエンザ、ノロウイルス感染症、はしか、おたふく、RSウイルス感染症など、様々な感染症の感染経路、症状、治療法、予防法、感染拡大防止策などをまとめたものです。

特に、これから流行するインフルエンザに関しては、「発症後5日を経過し、かつ解熱後2日(幼児以下は3日)を経過するまで」と、抗インフルエンザ薬ですぐに解熱しても、そのまま登園、登校は出来ません。

出席停止の日数の数え方については以下のように示されています。

日数の数え方は、その現象が見られた日は算定せず、その翌日を第1日とします。

「解熱した後3日を経過するまで」の場合、例えば、解熱を確認した日が月曜日であった場合には、その日は日数には数えず、火曜(1日)、水曜(2日)、木曜(3日)の3日間を休み、金曜日から登園許可ということになります。

また、インフルエンザにおいて「発症した後5日」の場合の「発症」とは、「発熱」の症状が現れたことを指します。日数を数える際は、発症した日(発熱が始まった日)は含まず、翌日を第1日と数えます。

ということは、インフルエンザに罹るとほぼ1週間はお休みさせることになりますね。

出席停止というのは、他の人へうつさず感染拡大を予防するためのもので、子供たちを守るための各ご家庭の大切なマナーです。

無理はさせず、お子さんの体調が良くなるまでしっかりお休みさせましょう