お彼岸を境に秋らしい気候になってきました
クリニックの水槽も、「秋バージョン」に仕立てて頂きました
もみじなどの色彩が秋してます
化粧室の壁の絵も、ボロボロになっていたため、張り替えました
このアートグラフィックは、裏面がシールになったウォールシールなのでひとりでも簡単にできました。
興味のある方はこちらを→poetic wall,Le Pré d'Eau
受付のランプ下には、木彫りの動物たちを配置、少しは癒やしになるかなぁ
お彼岸を境に秋らしい気候になってきました
クリニックの水槽も、「秋バージョン」に仕立てて頂きました
もみじなどの色彩が秋してます
化粧室の壁の絵も、ボロボロになっていたため、張り替えました
このアートグラフィックは、裏面がシールになったウォールシールなのでひとりでも簡単にできました。
興味のある方はこちらを→poetic wall,Le Pré d'Eau
受付のランプ下には、木彫りの動物たちを配置、少しは癒やしになるかなぁ
「B型肝炎ワクチン」は接種した方がいいですか?
最近外来でよく聞かれる質問の一つです。
先日、「どうして今、B型肝炎予防接種をやるのか」というF先生の講演会をじっくり聞かせてもらいました
以下に簡単ですがまとめてみました
【HBV感染について】(HBV:B型肝炎ウイルスの略)
● 日本国内で約130万~150万人の感染者が存在し、そのうちの10~15%は慢性肝炎、肝硬変、肝ガンなどの難治化します。
● HBVの主要抗原であるHBs抗原キャリアは、日本では2~7%と世界的には中間くらいに位置しているようです。(ちなみに東南アジア、インド、アフリカなどは8%以上とかなり高い)
● 小児(特に3歳未満)ではキャリア化しやすく持続感染となりやすいため注意が必要!
● 父子感染もあり、日本は世界で唯一B型肝炎が増えている国らしい
【予防接種の現状】
● 世界の約75%の子供たちは3回のB型肝炎ワクチンを接種!
Universal vaccinationといって生まれると全員がすぐにワクチンを接種
● 日本ではselective vaccinationといって母親がHBVキャリアの児のみが接種している状況
WHO(世界保健機構)が1992年にすべての子どもたちにB型肝炎ワクチンを接種するよう推奨しました。
【HBVのウイルス株の最近の変化】
● 8種類あるHBVの遺伝子型のうち、母子感染では遺伝子型Bが多く、性感染症では遺伝子型Aが多いとのこと
● 日本では近年性感染症の遺伝子型Aが増えてきいるようです
【感染経路】
● 血液以外に、よだれ、汗、涙などのあらゆる分泌物からの感染が確認されています。
某保育所で、「かみつき」、「よだれ」などでB型肝炎の集団感染の報告もありました。また、HBVキャリアのおじいちゃん、おばあちゃんからお孫さんへの感染もあるとのこと。
HBVの感染既往があると一旦治まった人でも再燃してしまい、おじいちゃん・おばあちゃんがお孫さんにチュッチュとして感染も
【B型肝炎ワクチンの大事な役割】
5歳未満のHBVキャリア化の予防
成人になった時の性感染症の予防
結論は.....、やっぱり早いうちにB型肝炎の予防接種は済ませておきましょう!
接種回数は、「初回(1回目)、初回から4週後(2回目)、初回から20~24週後(3回目)」の計3回です。
小児期に接種したワクチンの効果は13歳過ぎに一旦落ちるようですが、周りの感染暴露など受けての自然ブースター効果や追加接種することで効果は20年以上持続するようです。
公費助成のある県も数か所あり、今後定期接種化へ向けた話も進んではいるようですが、もう少しかかりそうですね
B型肝炎予防接種の定期接種化の要望書←クリック
ちなみに、当クリニックでのB型肝炎ワクチンの予防接種の際は、在庫の関係上必ずあらかじめご予約をお願い致します
日本ではラグビートップリーグが開幕、南半球ではラグビー代表のニュージーランド、オーストラリア、南アフリカの3か国に2007年W杯で3位と躍進したアルゼンチン代表が2012年から加わることとなり、『ザ・ラグビーチャンピオンシップ』と名を改め始まっており、毎週末録画したゲームを見るのが追い付かない状況....
J-sportsのラグビーチャンネルはマニア向けな感じなので、もっと地上波でやって盛り上げてほしいけど
Q:ロタウイルスワクチン(商品名:ロタリックス、ロタテック)の効果はどうなのか?
よく外来で、「ロタウイルスワクチンはやった方がいいですか?、2回と3回のどっちのワクチンがいいですか?」と聞かれます。
EU諸国で最初にロタウイルスワクチンをルーチン接種として導入したベルギーでの症例対照研究の報告がBMJ誌9月号に掲載されています
2008年2月~2010年6月までにロタウイルス胃腸炎で入院した小児での検討。
その結果、92%の子供が単価ワクチンのロタリックスを接種しており、ワクチン2回接種で90%の入院予防率とのこと
便中のロタウイルス株のPCR検査ではG2P[4]が52%ともっとも多く、重症化しやすいG1P[8]は24%。
この結果では、単価ワクチンで一番流行して重症化しやすい1種類のG1P[8]型ロタウイルスを弱毒化したワクチンである「ロタリックス」は、交差耐性により他のロタウイルス株にも十分有効性があるということになります。
A:単価ワクチンのロタリックスの2回接種は、ロタウイルス胃腸炎の入院予防に高い効果あり、十分接種する意義は大きい!
3回接種がスケジュール的に大変であれば、2回接種のロタリックスで十分効果ありと思われます。
今後日本でもエビデンスのある報告がこれから多く報告されるのではないでしょうか。
もう一つワクチン関係で最近特に多い質問、「B型肝炎ワクチンは必要ですか?」
この問いに対し外来で明確にお答えできるように、明日の小児科医会でのF先生の講演会でしっかりと勉強して、また報告したいと思います
残暑ももう少しと言ったところでしょうか
早く涼しくなって欲しいのもです。
都内ではパラパラとインフルエンザ感染者の報告が出てきております。墨田区では学級閉鎖の小学校も
沖縄県で流行していたものが、スカイツリーの観光客などから拡散したなんて噂もありますが、いずれにしても今年は新型インフルエンザ並みの早い時期での報告です。
クリニックでも咳、鼻水などの症状と高熱の長いお子さんにはインフルエンザをチェック行っていますが、これまで今シーズンは一人もおりません。
しかし、江戸川区でもインフルエンザの発症報告はすでに出ているので今後も要注意です
クリニックでのインフルエンザ予防接種の開始は10月11日となっております。ただし、65歳以上の方へは接種票が郵送される都合上、18歳以上の方は10月1日から接種可能としております。
小児科での診療時間内の接種はインターネットからの完全予約制となります。
毎年、幼稚園や小学校の帰りに接種に来られる方が午後の診療時間内や土曜日に集中し混雑してしまうため、体調が悪くて受診されている方の待ち時間をなるべく短縮してあげたいと、小児科ではこのようなシステムになっておりますのでご理解下さい。
診療に影響がないように、土曜日の午後枠(月2回)、平日17時内科枠(小学生以上対象)もありますので、こちらもご利用いただけます。
9月からは不活化ポリオワクチンが始まっています。
さらに11月からは4種混合ワクチン(DPT+不活化ポリオ)も開始予定です。
「一般診療」と「予防医学としてのワクチン接種」、どちらも大事で多くのお子さんに対応してあげたいのですが、体が一つしかないので悩ましいところです。
分身の術で体が二つ、いや三つくらい欲しい~
先日、年1回青山の秩父宮ラグビー場の会議室で行われるラグビー関東協会のメディカル総会へ出席
内容は、1年間の重症傷害報告やラグビードクター養成セミナー、セーフティーアシスタント講習会など含め3時間ほどでした。
関東協会と言っても北海道から長野、山梨あたりまでを含んでいるので多数のDrが参加されていまいた。
セミナーは東京女子医大整形外科教授のK先生の「ラグビーと頸髄損傷:その実態と対策」
様々な国のデータ、怪我に対する取り組み方、最新の治療法など目からウロコの内容盛りだくさんで、専門外の自分でも分かりやすく大変勉強になりました
学んだことをなんとか少しでも、現役の子供たちが大きな怪我をしないように還元させなければと強く思いました
帰りのJR渋谷駅中の電車待ちでふと目にしたものが、「日清どん兵衛」の陳列棚
なんでも店内では、地域限定や西日本限定のどん兵衛が食べられるとのこと
日清どん兵衛:渋谷駅ナカ店→http://www.donbei.jp/campaign/shibuya.html
しかし、カップ麺をわざわざ駅ナカで食べるのもなぁと思い、午後からレフリー会議のため新宿へ行った際、「ラーメン一蘭」をたまたま発見
行ったことのある方はご存じかもしれませんが、完全に隔離されたスペースでいただくとんこつラーメン
以前博多で食べた懐かしい味と独特の雰囲気で美味しかったぁ~