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千里の道も一歩から

師走

2009年11月30日 | クリニック情報

インフルエンザ、おたふくかぜ、溶連菌などの感染症に加えて、嘔吐・下痢の胃腸炎が増え始めました。

例年、ノロやロタウイルスがはやり出す時期です

明日からいよいよ師走

スタッフが少しずつ、クリスマス用の飾り付けを始めてくれています

 

今年は、外のモミの木へデコレーションも考えていますが、残念ながらインフルエンザワクチン騒動に振り回されてなかなかまだ手が回りませ~ん

昨日の「亀田VS内藤」のゲームは、35歳の内藤大助のタフさと根性に感動しました、すばらしい試合でしたね

多くのおやじ達は、内藤を応援していたのではないでしょうか?


2度目の感染

2009年11月28日 | インポート

先週の大学ラグビー早稲田VS慶應は、勝ったチームが優勝となるかなり白熱したゲームでした。

結果は最後まで慶應が粘り、20対20の引き分け

来週は伝統の早明戦もあり、最後まで優勝の行方はお預けとなり、ラグビーファンとしては楽しみです

アメリカでは、今年8月と10月の2度新型インフルエンザに感染した親子がいたようです。

いずれも詳しい検査で新型と判断されています。

一般的には、一度感染すると免疫ができるため、半年~1年以内では2度かかりにくいはずですが、米疾病対策センター(CDC)では、季節性でもまれに同型のインフルエンザに2回感染することもあるとのことです

江戸川区の定点感染症報告では、季節性インフルエンザB型がチラホラ出てきています。

季節性ワクチンもしっかりと接種しておかないと、新型+季節性と2度、3度とインフルエンザに感染することもありえます

 いろんなところでクリスマスのお飾りが見られるような季節になり、クリニックもそろそろ準備をしなければと思います。

寂聴の日めくり暦より

「和」が実感できると、自然に自分以外の人の優れた点を尊敬できるようになります。その時、心の静けさが生まれ、煩悩が静められるのです。

 


感染したら

2009年11月25日 | インフルエンザワクチン

「新型インフルエンザに感染した人でも、新型インフルエンザワクチンの接種は必要か?」

新型インフルエンザワクチン接種が開始されましたが、このことについて良く質問されます。

国立感染症研究所感染情報センターの新型インフルエンザA(H1N1)の流行状況(←左をクリック)によると、11月5日までの週別インフルエンザウイルス分離報告の結果、ほとんどが新型インフルエンザA型であるようです。

また、厚生労働省が行っている調査でも、今年の夏~11月11日までのインフルエンザ感染は、ほとんど新型によるものと発表しています。

新型とはっきり確定するには、PCRという詳しい検査でないと残念ながら区別できません。(PCRは一般的にできる検査ではなく特殊な検査です)

ですので、「今のところ、インフルエンザA型は新型と思ってよく、感染した人は免疫が獲得されているので、新型ワクチン接種は必要ない」、と思います。

北京などでは、すでに新型と季節性の両方が同時流行しているとの報告もありますが、世界的に見てみるとまだまだ新型がピークに達している国はなく、これからも新型の猛威が続きそうです。(1年中インフルエンザという異常事態です

日本も、例年12月から季節性インフルエンザが流行り始めるので、12月以降に検査キットでA型と診断されても、必ずしも新型とは言えなくなってきます

新型インフルエンザワクチンンは、感染した人に接種しても特別問題はないため、新型か季節性か不明になってきたら、それぞれの判断で新型ワクチン、季節性ワクチンを接種するかは検討して下さい。

今の情報では、この程度のアドバイスしかできませんが、また今後の最新情報があれば更新したいと思っています

12月の2週目から接種開始予定の小1~小3や、11月に接種できていない1歳~6歳(未就学児)の予約などについても、今後のワクチン納入量によって検討中ですのでもう少しお待ちください。


教授就任

2009年11月22日 | インポート

21日夜に、母校の小児科医局の新教授就任パーティーがありました。

毎月大学病院の客員講師として専門外来へ行っていますが、なかなか直接挨拶をする機会がなく、どんな先生が就任されたのか不安と興味深々で参加して来ました

東大小児科から若干46歳で教授になられた先生で、臨床も研究も熱心で優秀さは十分感じられましたが、何よりも話し易い温厚な人柄であったことでホッとしました

これからもこの新しい教授のもと、大学医局の発展が楽しみです

しかし、年齢もそんなに違わない世代で教授とはすごいですねぇ

 

寂聴の日めくり暦より

「1日に1回は鏡を見るようにしましょう。できればニコッと笑顔になって見て下さい。心にわだかまりがない時は、表情がいきいきしているはずですよ」

「潔い生き方とは、嫌なことはさっと忘れ、今を精一杯生きることにひたすら情熱を傾け、自分で選んだ道は自分で責任を持つ。そんな生き方だと私は思います。」


おたふくかぜ流行

2009年11月18日 | クリニック情報

新型インフルエンザワクチンが10ml入りの瓶で卸より納入されており、小児科では一人の使用量が大人に比べ少ないため、どの小児科のクリニックでも残りを出さないように、休診日を使ったりして工夫をしているようです

当クリニックでも、本日午前・午後を使って臨時接種を行いました。

今日の報道では、この問題を解決するために10mlの瓶の製造は年内で中止するようですが、初めから分かっていた事なのに、これまた対応が遅すぎます

少しインフルエンザ感染が落ち着いてきているように思えますが、まだまだこれから流行は続くはずですので予断は許せません。

先月から「おたふくかぜ」がかなり流行して、この影響で予防接種のスケジュールがかなり狂わされています

新型や季節性は早く接種したいけど、おたふくかぜに罹患したら4週間おたふくかぜの子と接触したら2-3週間は接種は控えましょう!

明日から、ボージョレ・ヌーボーも解禁

普段、ワインは全く飲まないけど、「今年は50年に1度の出来」とか、「1000円を切る値段」のものもあったりと聞くと、ちょっと寝酒にしたい感じですね

今年は、表参道のケヤキ並木のイルミネーションもLEDで11年ぶりに復活するようですよ(12月1日~1月10日;17時~22時)