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千里の道も一歩から

7人制@KUMAGAYA2016

2016年05月31日 | ラグビー

今年も熊谷ラグビー場で行われたメディカルセブンズという医歯薬系の7人制ラグビー大会へレフリー兼プレーヤーとして参加してきました

今年17回目で現役、OBの方々およそ2500人が参加する大きな大会です。

スポンサーは毎度第一三共製薬さん、いつも本当にありがとうございます

17年前のスタート当初と比較すると派手さは控え目になった感じですが、まだまだ立派な大会です。

オーバー40チームで一緒に戦った年に1度この熊谷ラグビー場で再会する仲間達と

             

学生のカップ優勝は攻守ともに素晴らしかった独協医科大学でした、おめでとうございます

自分の大学関連チームは現役、若手OB、オーバー40とすべてカップを逃してしまいました

結果は残念でしたが、現役とOBが一緒になって参加できる素敵な2日間を過ごしました

今年の大会参加最高齢者は77歳のプレーヤー、凄いですね

医師、歯科医、薬剤師、看護師、コメディカルなど医歯薬系の様々な職業の人たちとの体をぶつけ合ったことで、皆さんのラグビー熱がヒシヒシと伝わってきました。

「熱いぞ!KUMAGAYA」を売りにしているだけに、今年もやはり熊谷は暑かった

そして1日5試合の参加は肉体的にかなりのダメージがしばらく残りました、年齢的な問題かな

しかし今年も大きな怪我なく無事生還できたので、また来年も懲りずに参加できるよう走り込みしま~す


舌下免疫療法

2016年05月27日 | クリニック情報

現在保険適応の舌下免疫療法には、スギ花粉症に対するシダトレンダニによるアレルギー性鼻炎に対するミティキュア、アシテアという薬があります。

特に多くの方が悩まされているのが春のスギ花粉症ではないでしょうか

「スギ花粉症に対する舌下免疫療法」は2104年10月から保険適応なっており、これまで薬物療法でその場しのぎしか出来なかった花粉症対策の一つとして始まりました。

アレルギーの原因であるアレルゲンを少量から舌の下に投与することでからだをアレルゲンに慣らし、アレルギー症状を和らげるというものです

対象年齢は12歳~65歳血液検査や皮膚テストなどでスギが原因の花粉症と診断されなければいけません。そして最低3年~5年間は自宅で毎日継続する必要があります。

スギ花粉の飛散時期の1月~5月には初回開始の導入は出来ないため、新たに開始される方は6月からとなります

<当院で舌下免疫療法を希望される場合の主な流れ>

  • 初回導入の際は、院長のアレルギー外来(火曜日午前中)のみの枠で、必ず受付にて予約が必要です。
  • 舌下免疫療法についての説明を受けたのち、1回目はクリニック内で舌下に滴下し30分間は様子を見ていただきます。
  • 2回目以降はご自宅で服用となります。
  • 14日間の増量期が終了後、再度外来を受診して頂き、特に問題なければ次回までの維持期1か月分のお薬を処方します。
  • 初回導入が終わって2回目以降の来院は、火曜日以外でも診療時間内であればいつでもお越し頂けます。
  • 1か月に1回のペースで外来受診し、状態を確認しながら最低3年以上継続する必要があります。

ただし、残念ながらこれを行った人すべてに効果ある訳ではありません。

この治療法の先駆者であり長年研究されている日医大の大久保教授による2年間240人のデータによると。。。

44.6%の人は比較的即効性があり完治することも → スギ花粉のみにアレルギーがある人

33.3%の人は3年~5年間続けることで効果あり → スギ花粉以外にもアレルギーがあるがスギ花粉が主な人

22.1%の人は効果なし → スギ花粉以外のダニ、ハウスダストなど他のアレルギーの方が強い人

このように個人差があり、まずは始めてみないと効果は分かりませんが、大まかな治療開始の目安にはなるのではないでしょうか。

 

詳しくは鳥居薬品のアレルゲン免疫療法専門サイト」をご参照ください

トリーさんのアレルゲン免疫療法ナビ - 鳥居薬品のアレルゲン免疫療法専門サイト

 


おたふくワクチン

2016年05月24日 | ワクチン全般

昨年9月から入荷が不安定だった「おたふくワクチン」がようやく安定供給されるようになりました

メーカー側はおたふくワクチンの急激な需要が原因と話しておりましたが、公費となっている自治体が増えたのかもしれませんね。

5月に入っておたふくかぜが少しずつ流行しています。

おたふくかぜは比較的予後が良い感染症ですが、おたふくによる難聴(ムンプス難聴)が約1000人に1人発症と、従来言われていた頻度よりも高いことが最近分かってきています。

その他の合併症としては、おたふく感染者の約1割に無菌性髄膜炎(頭痛、嘔吐など)を発症し、思春期以降では生殖器にウイルスが侵入し精巣炎を起こすことによる男性不妊や妊婦さんの流産を起こすこともあります。

おたふくワクチン接種は1回接種でも効果が高いものですが、1歳頃に接種した場合は2年~4年後(5年以内)に2回目を追加接種するとより効果が期待されます。

江戸川区も含めほとんどの自治体でおたふくワクチンは任意接種(自費)ですが、合併症を引き起こさないためにものワクチン接種をお勧めします

ロタワクチンなどと伴に早く定期接種になって欲しいワクチンの一つです


コーヒーの効果

2016年05月13日 | 日記

朝の目覚めのコーヒーは格別ですよね~

毎日コーヒーを飲んでいるとカラダに良いことがあるといった医療記事は以前から散見されています。

最近の記事でもコーヒーにいろいろな効能に関する研究報告が出ています

 コーヒーをよく飲む糖尿病患者にはうつ病が少ない(もちろんノンシュガー);2014.9

 習慣的なコーヒー摂取が心・脳血管疾患や呼吸器疾患などの死亡リスクを減らす;2015.5

 コーヒーを摂取するほどメラノーマ(ほくろのような皮膚がん)のリスクが減少;2015.7

 コーヒー1日4杯以上摂取している大腸がん患者の再発や死亡リスクを減少;2015.8

 コーヒー摂取は膀胱がんのリスクを減少;2016.12

カフェインだけではなくカフェイン以外のコーヒーに含まれる生物活性化合物の働きによるものも考えられているようです。

ここ最近のコーヒーショップブーム(サードウェーヴと言うらしい)にはなかなかついていけません

清澄白川には、「アライズ・コーヒー・ロースターズ」、「ザクリーム オブ ザ クロップコーヒー」、「サンデー・ズー」、ニュージーランドから進出した「オールプレス・ロースタリー&カフェ」など焙煎所を有したカフェ、コーヒースタンドや最近ではアメリカ・オークランド生まれの「ブルーボトルコーヒー」も進出しています。

渋谷にはニューヨーク・ブルックリン発のコーヒーショップ「ゴリラコーヒー」など、海外からのコーヒーショップが続々と上陸

  

お店へ行ったことのある人の画像をfacebookなどで見ていると、とても混んでそうですが一度は行ってみたいです。

コーヒーだけで健康を維持出来る訳ではないので、何事もバランス良い食事と運動が必要です