11月25日、厚生労働省から「インフルエンザが全国的な流行期に入った」との発表がありました
今シーズンは1999年以降では2番目に早い流行入りとなったようです
クリニックではインフルエンザの患者さんは成人、小児ともにまだほとんどいませんが、全国的な流行の始まりを見ると江戸川区内にも広がってくるのは時間の問題でしょう
フルミスト（経鼻噴霧型インフルエンザ生ワクチン）をご予約されている方々へは長い間お待たせしておりましたが、12月1日（木）にフルミスト入荷と輸入代行業者からやっと連絡がありました。
12月1日にワクチンがクリニックに到着し次第、ご予約されている方へはご連絡致します
出来る限り早く接種して欲しいと思っておりますので、電話連絡が行きましたらご都合の良い時に接種に来て頂ければと思います。
週末土日の2日間で江戸川区と江戸川区医師会が主催する第34回江戸川医学会が江戸川区総合文化センターで行われました
土曜日の午後は、日本医科大の木村教授による「脳卒中；予防と発症時の対応」という区民向けの特別講演でした。
豊富な動画を多く使い、来場者を飽きさせない内容の大変興味深い内容の講演で、多くの来場者の心を掴んだのではないでしょうか
2日目の日曜日は、江戸川区医師会所属の先生方と周辺の連携病院が一緒になり学会形式の発表を行い、最後に招待講演を行います。
演題発表は、医師、コメディカルなどから患者さん側に立った内容や高度先進医療など多岐に渡った内容の発表が朝から夕方まで40演題以上あり、34年目の歴史を感じました
二日間に渡る医学会でしたが、普段お会いすることのない病院の先生方と話をしたり、自分の専門外の演題を聴いて最新医療をアップデート出来たりと、長時間でちょっとおなか一杯になりましたが参加して良かったと思える内容でした。
関係者の皆様、2日間本当にお疲れさまでした
校医を担当している小学校の就学前健診、保育園の秋の集団健診と2週続けての健診も無事終了しました
就学前健診では、既往症のところで水ぼうそうに罹っているお子さんがけっこう多かった印象です。
保育園では毎年0歳児、1歳児の9割方は鼻水を垂らしているのが、今年はそのようなお子さんはほとんど見られませんでした。
元気な事は良いことですが、なんでだろう～とちょっと不思議でした
クリニックでは、嘔吐、下痢を主訴に受診されるお子さんが激増
突然繰り返す嘔吐で始まることが多いようで、もうしばらくはこの感染性胃腸炎は続きそうです
ワクチン関連では、フルミスト（経鼻噴霧型インフルエンザ生ワクチン）の入荷がまだです
11月下旬くらいと輸入代行業者からのアナウンスがありましたが、今のところいつになるのかは未確定です。
日本脳炎ワクチン、ＭＲ（麻しん・風しん）ワクチンはいまだ供給が滞っており、年内はワクチン不足が続きそうです。
特に1歳児へのＭＲワクチンは早々に接種して欲しいと思っていますが、ワクチンの入荷が不安定のため、せっかくクリニックに来て頂いても接種出来ない可能性があります
接種希望の方はネット予約や直接クリニックへの問い合わせなどで在庫の確認を事前にお願い致します！
11月に入ってから、突然の嘔吐、下痢を訴えてクリニックを受診される大人やお子さん方が一気に増えています
感染者数が急激に増えている事を考えると、感染性胃腸炎、中でも感染力の強いノロウイルスの可能性が高そうです。
まだインフルエンザの流行はさほど大きくなっていないようなので、しばらくの間は嘔吐、下痢の胃腸炎が続くと思われます。
予防はやはり手洗いが大事ですね
週末にはラグビー日本代表がジョージア（旧グルジア）へ遠征しテストマッチが行われました。
日本代表が世界ランク12位に対し、大きな体を武器にしているジョージアは11位と格上の相手でしたが、結果は28対22で見事逆転勝利！
ジェイミー・ジョセフ新ＨＣになり2戦目での初勝利です
テレビ観戦中驚いたのが、ＴＭＯ（テレビマッチオフィシャル；いわゆるビデオ判定）の際、どこからか携帯電話を手渡されたレフリーが携帯電話で話しながらトライかどうかの判定の協議を
明らかにスマホに見えます
通常は双方向の無線で競技場内のビデオ判定者などとやり取りしますが、なんで携帯電話？と思わずアナウンサーと解説者も叫んでいました
野球、テニス、相撲、陸上など様々なスポーツでビデオ判定はありますが、競技場内でスマホ（携帯電話）を使用している光景は初めて見ました。
う～ん、ラグビーでは今後これが主流になるのか、たまたまジョージアだったからなのかナゾです。
今週末、日本代表はイギリスへ渡り世界ランク7位のウェールズとの対戦
試合結果も気になりますが、ＴＭＯの時にレフリーがスマホ（携帯電話）を使用するのかも気になります
ラグビー界では、神戸製鋼や日本代表で活躍した大畑大介が11月17日にイギリスで開催されるワールドラグビーアワーズ2016にて「ラグビー殿堂」として表彰されるというラグビーファンには嬉しいニュースもありました。
日本人の受賞は「世界のサカタ」として日本代表、NZで活躍した坂田好弘（74歳、現関西ラグビー協会長）以来となる2人目。
おめでとうございます
11/7、厚生労働省によると平成28年第43週（平成28年10月24日～30日）におけるインフルエンザの発生状況は、昨年同時期と比べ約4.6倍の数値となったとのこと
インフルエンザ定点あたり報告数がもっとも多いのは沖縄県で661、ついで東京都159
、埼玉県142、神奈川県119、北海道113...
岩手と福井の両県では、昨シーズンに比べ2か月ほど早く流行期入りの目安を上回ったと報告されています。
今年はどうやらインフルエンザの流行は昨年より早く訪れそうです
江戸川区内やクリニック周辺での流行はまだこれからのようですが、インフルエンザ流行の前に水漏れによる修復工事が終了したことは幸いです。
マンションの給水塔からの水漏れがクリニック側へ長期間かけて浸水していた事が原因でした。
今回、大規模な修復工事に伴い新規に幼児用便器や手洗い器などの取り付けを業者へお願いし、耐用年数が10年くらいとなっているベビーベッドやベビーチェアなども安全のために新しいものへ交換しました。
赤い手洗器の方が20㎝程低くなった小児用です。
ホワイト以外はレッドしかなく少し悩みましたが、意外と可愛らしい感じです
トイレ内はペーパーレスとし、洗面器のすぐ横にハンドドライヤーを設置。
これで手洗いから乾燥までの一連の動作がスムーズに
幼児用（3～5歳児向け）の便器とゾウさんの手すり+トイレットペーパーホルダーも何とか狭いスペースに収まりました
新しくなったベビーベッドとベビーチェアは白くキレイで清潔感
2週間の工事期間中は、ホコリ、カビの臭い、騒音、手狭などいろいろと悩まされながらの診療でしたが、水漏れがなければこのような作業は行わなかったことを考えると不幸中の幸いと前向きに考えたいと思います。
皆様が気持ちよく使えるトイレを目指してのリフレッシュメントでしたが、スタッフも全員リフレッシュされました
