ロタウイルスによる胃腸炎を予防するためのワクチン、「ロタリックス」が日本でも初めて承認されもうすぐ発売予定です
ロタウイルスは主に冬場に流行する乳幼児の胃腸炎の主な原因ウイルスです。
6歳未満に限ると、毎年100人に11人(年間80万人)がこの病気に罹っていると推測されています。
重症化しやすい乳幼児は脱水で入院したりけいれんを起こしたりすることもあるため、日本でもこのワクチンが待たれていました。
世界では2004年以降120ヶ国以上で使われているワクチンです.
懸念されていた腸重積発症とは関連性なしとのこと
ロタウイルスに対する有効な薬がないため、これからこのワクチンの効果が期待されます
1回1.5mlの液体ワクチンを4週間以上の間隔をあけて2回飲みます。
生後6週の赤ちゃんから接種できます。
飲ませるタイプのワクチンなので、すぐに吐き出したりすることも想定し、大半を吐き出した場合は改めて1.5mlを接種できるようです。
これで冬場の赤ちゃんの下痢、嘔吐が減り、点滴や入院という重症化も防ぐことが期待されますね。
まだ発売日は正式には決定していませんが、秋くらいにはという話です
グラクソ・スミスクライン(株)からの情報も参考までに→ LoveBaby.JP