軽度から中等度の量の飲酒は認知症を予防できる可能性があり、過度の飲酒は逆に認知症のリスクを増加させる可能性がある、とこれまで様々な研究報告があります。
それでは、どのくらいの飲酒量が認知症を予防したりリスクを増加させたりする境目なのか知りたいところです
中国の大学でアルコール摂取量と認知症のリスクをメタ解析した報告が今年ありました
認知症リスク低下に関連するアルコール摂取量最大12.5g/日まで
認知症リスクが最も低くなるアルコール摂取量約6g/日まで
認知症リスクが高まるのはアルコール摂取量38g/日以上
アルコール12.5gの目安: ビール(5%)約310ml、日本酒(15%)約100ml、ワイン(14%)約110ml
いつもの晩酌でこれくらいのアルコール量は越えているような気も…
おつまみの柿の種の袋にはいつも「なるほどー」と面白い雑学や豆知識が書いてあるので、柿の種を食べながらついついアルコールが進んでしまいます
先日食べた柿の種の袋の「こばなしのたね」は、1円玉の製造費は1円以上!、というもの
1円硬貨の原材料のアルミニウムが1枚約0.7円、製造費用、人件費などが加わり、1円玉を作るのに「約1.6円~2円」の費用がかかるとのこと
ちなみに千円札は約14.2円、五千円札は約20.2円、一万円札は約21.7円なので、1円玉と言えども馬鹿に出来ないと思える雑学ですね
おつまみで雑学を高めながら、認知症のリスクを高めない程度のアルコール摂取で暑い日本の夏を乗り切りたいと思います