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千里の道も一歩から

なんで勝てないんだぁ

2016年06月30日 | ラグビー

2016年も前半戦が終了し、本日から7月の後半戦

クリニックでは、高熱が3~5日間継続するアデノ感染症に似たような症状を呈する夏風邪やおたふくかぜが比較的多く認められています。

これからは夏風邪の代表格である手足口病、ヘルパンギーナなども増えて来る季節ですのでご注意ください。

先週の土曜日には国際ラグビーテストマッチ日本代表vsスコットランド代表の第2戦が調布市の味の素スタジアムで行われました。

スコットランドは昨年のW杯で日本が3勝するも唯一負けた相手。

天気予報は雨でしたが、試合開始前には回復し梅雨時期特有の蒸し暑い気候

前週に豊田スタジアムで行われた第1戦でも日本は敗戦しており、今回は絶対に負けられないゲームと会場はJAPANのレプリカジャージを着た多くのサポーターで盛り上がっていました。

日本特有の蒸し暑い気候に慣れれいないスコットランドとのホームでの試合、ラグビー日本代表戦初の天皇・皇后両陛下がご臨席の展覧試合、3万4千人のサポーターの応援、W杯で唯一負けた相手にリベンジのチャンス、めったにない日テレでの地上波生放送、etc

絶対に勝たなくては行けない試合に負けたぁ

スコットランドをノートライに抑えても、あの冷静沈着なレイドロー(イケメンキャプテン)のペナルティキックで、最終スコアは16対21。

日本代表は五郎丸、リーチ、松島、田中など怪我人が多く、監督は不在で代行監督、準備期間も短かかった、などマイナス要因の多い状況の中、この点差での惜敗は世界に近づいた証拠、と前向きにとらえたいですが何がなんでも勝って欲しかった~、悔しい

1週間経過してショックも和らぎやっとブログにも書く気になれました


アレルギー学会へ

2016年06月28日 | 医療情報

なかなか仕事の都合で参加できていなかった日本アレルギー学会へ2日間やっと参加できました。

会場は都内であったためアクセスは比較的楽チン

アトピー性皮膚炎、花粉症、アレルギー性鼻炎、気管支喘息、食物アレルギーとブラッシュアップさせたい内容盛りだくさん。

久しぶりの参加だったため出来るだけ多くの新しいことを学びたいと思いつつも時間に限りもあり多くは断念

日曜日のお昼のランチョン(お弁当付きの教育講演)は、朝の7時20分から整理券配布と聞きつけ、日曜の朝早くに出かけたおかげで無事ゲット

移動の度に久しぶりに会う懐かしい先生方ともアチコチで遭遇し、違った意味での楽しさもありました

開業しているとなかなか地方の学会への参加は厳しいので都内だとホント助かりますが、逆に地方の先生方は大変ですね

スギ花粉症に対する舌下免疫療法に関する長期使用例報告では、やはりシダトレンは最低3年間は継続が必要で、3~4年間使用していた人よりも5年間継続した人の方が有効性は高く効果も持続するとのことでした。

当クリニックでも少しずつシダトレンを希望される方増えてきています。

3年~5年間と長期戦ですが、花粉症が少しでも改善すればやった甲斐はあるのではないでしょうか


H28年度インフルエンザワクチン株決定

2016年06月21日 | 日記

やっとインフルエンザ感染が終息したと思ったら、次はもうインフルエンザ予防接種の話題です。

平成28年度インフルエンザワクチン4価の製造株が決定したようです

A型株
         A/カルフォルニア/7/2009(X-179A)(H1N1)pdm09

         A/香港/4801/2014(X-263)(H3N2)
B型株
         B/プーケット/3073/2013(山形系統)...
         B/テキサス/2/2013(ビクトリア系統)

今シーズンはA型の流行株がワクチン株とは異なっていたため、A型(H3N2)のみ昨年のA/スイス/9715293/2013(NIB-88)(H3N2)から変更されています。

特に今シーズンは重症化のインフルエンザ脳症が久しぶりに多かったと報告されています。

インフルエンザ予防接種は100%の発症予防効果はなくても、脳炎、肺炎などの重症化を防ぐための予防接種と考え、毎年流行する株が異なるため毎年接種しましょう

昨年同様、当クリニックでは「経鼻噴霧型インフルエンザ生ワクチン:フルミスト」も導入予定です。

輸入ワクチンであるフルミストは、昨年は11月に納品と遅くなりました。今年はもう少し早く納品してもらいたいですが。。。


小児B型肝炎予防接種は定期化まで待つ?

2016年06月17日 | ワクチン全般

B型肝炎の予防接種は、B型肝炎ウイルスのキャリアが家族など身近にいない方にとっては、これまであまりなじみのない予防接種だったのですが、最近になって乳幼児期は唾液や体液を介して感染する機会が多く、保育園で乳幼児が集団感染するなどの報告があり、母子感染の予防だけでは不十分なため、世界標準に合わせて日本でも接種定期化が始まることになります。

厚労省の予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会にて小児への「B型肝炎ワクチンの定期接種化」が承認されたのが平成28年2月5日でした。

5月下旬に何らかの決定事項があるのでは、とウワサされていましたが、いまだその後の具体的な報告はどこからもありません。

対象年齢は1歳になるまでのお子さんで、定期接種開始時の対象者に限り平成28年4月以降に出生した赤ちゃんも10月から接種予定となっております。

そのため、4月生まれ以降の赤ちゃんへB型肝炎予防接種を希望される保護者の方からは、「10月まで待っていいですか?」との問い合わせが増えています。

定期化について医師会などへ問い合わせても「まだ分かりません」と素っ気ない返答ばかっりで、公開されている情報もほとんど見当たりません。

いろいろな先生方の話も聞いてみたりして、当クリニックでは保護者からどうしたら良いか聞かれた場合のみ、「B型肝炎予防接種定期化はほぼ決定事項なようです、身近にキャリアの方がいないのであればもう少し情報が出るまで待ってみても...」と今のところは説明しています。

熊本の化血研の件も含めまだ定期接種がいつから開始されるなどの正式発表がないため、「保育園へ行くので公費まで待たずに自費で早く接種します」、などの最終判断はあくまでも保護者であり、我々は知り得る限りの情報提供を行うことしかできませんので何卒ご了承ください

現在予定されている標準的な接種スケジュールは以下の通り

1回目:生後2か月

2回目:生後3か月

3回目(追加):生後7~8か月

ただし、平成28年4月に生まれた赤ちゃんに対しては...

1回目:生後6か月(10月の時点で)

2回目:生後7か月(11月の時点で)

3回目(追加):生後11か月(平成29年3月)

7月か8月くらいにはもう少し詳細な情報が出てくると思われますのでお待ち下さい。


2016年06月08日 | 日記

関東地方も梅雨入りしましたが、雨が少なく今年は水不足が心配です。

クリニックの外に設置してある花や木々は定期的に手入れと入れ替えを業者さんへお願いするようになり、枯れっぱなしという事もなく常にキレイに手入れして頂き本当に助かっています。

強風や台風の時にも迅速に対応していただいており、カンシャ・感謝です

良い子のみなさん、これは食用ではなく鑑賞用なので、間違っても食べないで下さいね、観るだけですよ~

最近はジョギングの途中でもキレイな花を見つけると「何という花かな?」と気になりパチリ

帰宅後にネットで検索したりしながら、1回のジョギングで最低1個の花や木の名前を覚えようと頑張ってます

夏前に咲くこの黄色い花はビヨウヤナギ(美容柳)、1年ぶりの再会のためすっかり忘れてました

これまで気にも留めずに通り過ぎていた花や木々ですが、キレイに咲いている花を見ると心が癒されますね~

ゴリラのようなラグビー選手ばかり見てきた影響か、アラフィフとなりやっと人並みの感覚が育ってきたという事かもしれません