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千里の道も一歩から

サクラ満開

2018年03月30日 | 日記

歯医者さんの定期健診の帰り途中、ポカポカ陽気に誘われて次の予定をキャンセルし、浜松町駅で下車して芝の増上寺まで満開の桜を見に立ち寄りました

浄土宗の大本山である増上寺へこの時期に訪れるのは初めてでした。

我が家は先祖代々浄土宗なので、増上寺では忘れずにご先祖様へお参りもしてきました。

増上寺と東京タワーと桜の花のコントラストがお見事

ちょうど桜が満開の季節だったため参拝の人や多くの外国人観光客で賑わっており、異国の地にでもいるよう錯覚を覚えました

気温20℃超えでシャツ1枚でちょうど良いくらいだったため、花粉症予防のマスクは着用しなかった影響でその夜はしっかりとくしゃみが連発

3月は自分の誕生月、そしてキレイな桜もあり大好きな季節ですが、花粉症だけはこの世からなくなって欲しいと願いつつ日々シダトレン(舌下免疫療法)を継続中です

歩いていると至るところで満開の桜が見られ、そのたびに引き寄せられてしまいます。

そして桜の木の周りにはスマホを持って写メを撮る人たちと同様、自分もスマホでパシャリ、やっぱり日本っていいなぁと思う瞬間です


寒かったぁ~

2018年03月22日 | 日記

卒業式の季節です

息子たちがお世話になっていたラグビースクールでも、昨日14人の小学6年生、5人の中学3年生を送り出しました。

卒団おめでとう、次のステージでも頑張れ~

毎年春のポカポカ陽気の春分の日に行われていましたが、今年は気温3℃で時々みぞれが混じった冷たい雨の降りしきる中での卒団式となりました。

一時のラグビー人気のおかげで団員数が100名を超える大所帯となり、寒い中本当にたくさんの父兄、保護者、OBが集まって卒団する子供たちの新たな門出を祝いました

ラグビースクールにどんどん新しい子供たちが増え、保護者の方々の顔と名前も一致しないようになり、今や名ばかりのチームDrとなってしまいました

しかし日々の運動不足解消のためにも時間を見つけて出来るだけグランドに顔を出して走らなければ、とこんな時ばかりはいつも心に誓っています


10歳、そして感謝!

2018年03月20日 | 日記

春のポカポカ陽気かと思いきや、また冬へ逆戻りの寒さで冬服をしまうタイミングがつかめません

都内のソメイヨシノの満開まではもう少しかかりそうですが、自宅敷地内にある河津桜は一足先に満開となりすで葉桜のようになってしまいました。

その桜の木の下で駆けずり回っているクリニックを開業した年に我が家に来てくれたゴールデンレトリバーも3月で10歳になりました

           HAPPY BIRTHDAY

散歩中も元気にグイグイとリードを引っ張る力は変わっていませんが、腰回りの筋肉は少なくなりお腹周りもほっそりして高齢犬になってきた感じは否めません

5月頃に行う健診では毎年肥満のためダイエットを獣医さんから言われているので、今年は褒めてもらえるかなぁ~

もともとゴールデンにしては色白なため顔が白くなる老け顔ではなく、散歩中も「10歳です!」というとビックリされます。

人間も犬も見た目は大事ですね

当クリニックも地域の皆様から信頼される優しいクリニック」をモットーに江戸川区に開業してから今年2月で早10年が経過しました

10周年ということは意識せず特別なイベントも行いませんでしたが、多くの方々のサポートなしでは地域医療は難しく、これまで10年間支えていただいた方々に対し本当に感謝しております

これからもお子様からご高齢の方まで多くの皆様方からさらに信頼されるクリニックとなるよう、一歩一歩新たな10年を刻んで行きたいと思います。

ブログのタイトル通り、「千里の道も一歩から」

10年間刷新していなかったクリニックのホームページは4月中にスマホなどにも対応できる全く新しいものへリニューアルする予定となっています。


フルミスト再度接種推奨へ

2018年03月06日 | 医療情報

すっかり春の陽気で花粉症の患者さんが小児科、内科ともにかなり増えてきています。

今年のスギ花粉の飛散量は例年通りですが、昨年に比べると1.5~2倍程度多いようです

自分は屋内で仕事をしているためか、または4年目を迎えたシダトレン(舌下免疫療法)の効果かは分かりませんが、ちょっと目がしょぼしょぼ、鼻がムズムズする程度で今のところ軽く済んでいます

しかし今だにインフルエンザA型、B型が混在し、1日5~6人の患者さんが出ており、まだ完全に終息したと安心は出来ません。

そんな中、米国疾病管理予防センター(CDC)の予防接種諮問委員会(ACIP)が、次のインフルエンザシーズンである2018/2019シーズンに、「フルミスト:経鼻噴霧型インフルエンザ生ワクチン」を再度接種推奨することを決定しました。

フルミストは鼻に噴霧するタイプの弱毒化生ワクチンで、当クリニックでも4年間使用した経験がある輸入ワクチンです。

2013/2014シーズンから米国内でのワクチンの効果が低いと指摘され、CDCでは2016/2017シーズン以降、フルミストはインフルエンザの予防接種として推奨しないとされていました。

このことから当クリニックでも今シーズンはフルミストの取り扱いは断念していました

しかし、販売元である英国AstraZeneca社が行った米国内での臨床試験の結果(以下参照)を受けて、来シーズンはフルミストを皮下注射の不活化ワクチン同様に推奨することになったようです。

 2歳~4歳の小児200人を対象にA(H1N1)pdm2009に対する抗体の上昇率を評価

 2015/2016シーズン用フルミスト 

  1回接種後 5% → 2回接種後 12%

 2017/2018シーズン用フルミスト

  1回接種後 23% → 2回接種後 45%

2017/2018シーズン用フルミストでは、2015/2016シーズン用フルミストと比較すると明らかに抗体上昇率が高いことが分かります。

フルミストは原則1回接種ですが、9歳未満で接種歴がない、またはインフルエンザに罹ったことのない人は4週以上あけて2回目の接種を行います。

今シーズンは皮下注射の不活化ワクチンが全国的に不足していたため、フルミストの需要が高かったはずですが上記の理由で取り扱いを中止した医療機関も多かったようです。

欧州のみならず、かなりの数の臨床使用経験のある米国でフルミストの接種が推奨されることになると、今秋のインフルエンザ予防接種の時期には日本国内でもフルミストの需要も増えそうです。

なんと言っても鼻の中に噴霧するだけなので痛みがないのが特徴です

第一三共㈱が承認申請中の経鼻噴霧型ワクチンが早く国内でも発売されると良いのですが。。。


春の陽気

2018年03月01日 | 日記

3月になったばかりですが、今日は東京でも20℃ありポカポカとした春の陽気になりました

インフルエンザの流行はほぼ終息した感じですが、クリニックでは1日数名はまだインフルエンザの患者さんが出ています

くしゃみ、鼻水などスギ花粉症の症状を訴えるお子さんもかなり増えてきています。

この時期に赤ちゃんでも鼻水があると「花粉症ですか?」、と聞かれることがあります。

花粉症は早くても3歳以上の幼児からのことが多く、赤ちゃんは寒暖差や自律神経反射などが原因でくしゃみ、鼻水が出ます(風邪でなければ)

今年花粉症デビューかも~というお子さんは、血液検査でなくても皮膚テストで15分でスギ花粉症か判定できます。

皮膚テストは蚊に刺されたような膨らみと発赤で判断しますが、血液検査の方が数値でしっかりと判断できますのでどちらでもご相談下さい。

ちなみに皮膚テストは小児のみが対象です(成人は内科にて血液検査となります)

 

土曜日の夜は「ラグビードクターカンファレンス」へ

全国から160名ものラグビーのチームドクターやマッチドクターなどラグビーに携わるDrが参加していました

2019年ラグビーワールドカップ日本大会が迫っているだけに医療整備も含めた準備ものんびりとはいきません。

スポーツ外傷、脳震盪などラグビー特有の怪我のマネジメントや昨年アイルランドで行われた女子ラグビーワールドカップの医療体制の報告など興味深い内容を聴くこと出来ました

日曜日は東京マラソンをちょっとだけ見学へ

トップ集団はアッと言う間に駆け抜けてしまいましたが、知り合いも多く参加していたので一生懸命に探しましたがあまりのランナーの多さに目が回って前半で諦めてしまいました