東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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成績表と親子関係

2015-10-16 19:29:47 | 高校生さん

このポスターは小論文授業での課題で生徒さんが作りました

ただ、ちょっと商品の理解が間違っていて、応援コメントを購入者が書くという捉え方をしてしまったのですが

この「ツナグ君」ノートは、1ページ事に小さなキャラクターが利用者に一言の応援をコメントしている・・という設定のノートです。

 

小論文授業では、文章を書くだけの力を養うのではなく、問題発見・解決に加え、想像力・思考力を養う学習をしています

「ツナグ君」ノートという発想はまた別の生徒さんが考案した物です

これを見た業者さんがまねをして、こんな商品を作るかもしれません!!

子ども達は沢山の可能性を秘めていると実感します

そう感じる商品案とポスターですよね

 

 

昨日はそんな小論文の授業の隣では

中学生の数学の授業でした

見ているとなんだか暗いんですよね

もしかして・・成績表の事かな?と直にピンと来ました

話は成績が上がった下がった・・という事より

それによる”制裁”があるかないか・・・と言った話題でした

 

成績表を見せてもらうと

やはりあるんですよね、オールAでの4

テストも90点以上でした

がっかりしている生徒さん、でもこれは毎年何度も私も目にしているんです

何時の頃からか、私は「数字ではなく、ABC」を見るようになりました

オールAなら、生徒さんが真剣に頑張って来たという事

”褒める”べき所です

もし、Cが沢山付いているなら努力不足ですし授業に積極的に参加していないのかもしれません

数字より、このアルファベットをよく見る事をお勧めします

 

成績表は学力に対してだけの評価ではありません

学校生活がそこに含まれています

去年ですが、偏差値70を突破した生徒さんでさえ、オール5にはなりませんでした

その前の年も、その前の年も

偏差値と成績表が比例している事の方が珍しいんです

(近隣中学)

 

成績表を見て、お子さんを怒る親御さん

なぜ怒るんですか?怒る理由は何ですか?

怒る前に、制裁を与える前に親としてすべき事がありますよ

本当に成績を伸ばしてあげたいと思うならもっと子どもに寄り添って

支えていく姿勢が必要ですね

以前から書いていますが、悪い成績や悪い点数をとった時

子どもはそれだけで傷ついています

しかし、そこは子どもなので反省にまで至らない事もあります

なので、なぜこの成績になったのか?なぜその点数だったのか?

一緒に遡って考え、子どもが自分で改善点を見つけられるように促すんです

少し前の記事にも「ゲームと勉強」と題して書きましたが

取り上げても、本来の目的は果たされません

取り上げるのではなく、お子さんが納得の上でルールを決め、そのルールに乗っ取って

制限をかけるというスタイルにしなくては悪循環が生まれてしまいます

悪循環とは、お子さんのモチベーションが下がり、反抗し、勉強自体を嫌いになり

結果、成績は下がる一方だという事です

 

お子さんにより、努力の度合いが違います

しかし、学校や塾に休まず通い、それぞれの宿題をこなしているのは”努力”として認められても良いと思いませんか?

部活動や委員会に参加し、笑顔で頑張っている

子どもの世界は大人が思っているよりシビアです

ただ、お子さんの理解力や”地頭”の違いで、「他のお子さんよりもっと努力しなくてはいけないんだね」

となる場面で、親御さんに本当に必要なのは怒る事ではなく、支える事ですよね

 

今日、最初にご覧頂いたポスターの文面を考えたのも生徒です

子どもが何を求めているかがわかりますよね

 

最後に、こんな言葉が聞こえてきました

「自分がどこに進学しようと、どんな成績をとろうと親には関係ないじゃん」

もちろん、その考えは間違っています

あなたなら、お子さんにそれが「どう間違っているか」をどう説明しますか?

それが正しく説明できず、ただ怒っているのなら

成績だけでなく、親子の関係も悪くなってしまいます

この記事を読んだ事をきっかけに、少し考えてみて頂けたら幸いです

 

昨日はある生徒さんの落ち込みが可哀想になってしまい、

今日は少し感情的な文章になってしまったかもしれません

でも、私の立場はお子さんを伸ばす事にあります

親御さんにとって耳が痛い事も時には言わなくてはなりません

学ぼうとする姿勢を邪魔されるのが、私は一番困ります

こうした私の考えにご賛同頂けているご家庭の生徒さん達は

確実に成績を合わせた複合的な成長が出来ていると自負しています!

(そうですよね,Tパパさん^0^!)

 

 


中学準備・受験準備

2015-10-16 11:29:52 | 学習塾

すっかり秋になり、マスクをしたり、上着が必要になりましたね

こうした秋の訪れを合図に、中学準備・受験準備が始まります

 

中学準備はもちろん小学6年生さん

中学での新しい学習に備えておきましょう

そう書きながら、今年の1年生さんたちの顔が浮かんできます

『あの子達が、もう2年生になるんだな・・・』

実は1年生のほぼ全員があるところでおもわぬツマズキをしています

数学は計算なのですが、どうしても思うように計算できていない分野があり

現在も克服に向けて特訓中です

英語は代名詞の使い分けがまだスムーズにはいきません

しかし、学校の授業は既に三人称単数に移っています

中1での学習が比較的スムーズなのはやはり小学生の頃からこの教室に通っていた

生徒さん達です

定期考査では数学で学年1位を取ったり、英語検定・漢字検定を取得する等、幅広く学習しています

何がこの先に待っているのかを知っているのですから準備が必要ですよね

その準備を整えてあげられるのはご家庭の判断です

 

小学6年生の中学準備とは何をするかと言うと

例えば11月から通い始めたとすると、まずは復習です

算数・国語の総復習をします

お子さんによって難易度の違う復習になるかもしれませんが

基礎から応用までを復習し、その学習は1月くらいには終了したい所です

そして、英語・数学の予習と移って行きます

復習にしっかり時間をかける事が実は一番大切なポイントなんです

 

受験準備とは

中学2年生、高校2年生のことです

中学2年生も復習を始めます

ただ、これは現行単元が理解できている生徒さん達を対象とし、

ここまでの学習を発展問題で復習します

11月7日に塾内テストを実施します(中学生全員)

今年度より大手塾を母体に持つテストに変わりました

偏差値60以上の上位校を目指す生徒さんと

一般の生徒さんで難易度は別れています(1年生は合同です)

復習に加えて理科・社会の学習も自習学習に組み込んで行く時期でもありますね

冬期講習から国語の授業を始めます

 

高校2年生は少し違います

学習を進めて行くにも志望校に寄り学習教科が異なります

ただ、英語は共通していますから英語授業は学校より難易度の高い問題形式と単語力を

養っていきます

当教室の2年生は既に長文読解授業を始め熟語の知識を実践で理解する学習に移行しています

理想の入試スタイルは

半年前には試験対策授業に集中できる事だと思っています

 

 

しっかり準備する、大切な事ですね!