花の姿も消えた晩秋の洛北雲ケ畑の道筋では、目につくものは苔やシダの仲間でした。そのいくつかを取り上げます。
傘を広げたような大型の苔はオオカサゴケ:大傘苔(ハリガネゴケ科カサゴケ属)です。
オオカラカサコケともいい、日本を代表する最も美しい苔とされています。
茎は長いものでは6~8㎝にもなり、林の下での腐食土の上に大な群落を作ります。
葉は茎の先端に集まって付き、それぞれの葉の長さが15~20㎜もあって、大きな傘状になります
雌雄異株で、まれに茎の先からでる柄の上に、円筒形の大型のが垂れ下がるといいます。
盆景、テラリウム、水中花などにリ利用されますが、栽培は難しいということです。
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