高槻北部の田んぼの縁に小さい紫色の花をつけた見慣れぬ草がありました。
外来種と思われるのですが、花の形や毛が生えた萼片など一見すると、ナス科のようにも見えるので、帰っていろいろ調べましたが見当たりません。
ややあって同行の仲間から、ナス科ではなくアオイ科のニシキアオイ:錦葵ではないかとの連絡がありました。
ニシキアオイは、メキシコ原産の一年草で、南北アメリカ、地中海沿岸域、豪州などの温帯~熱帯に分布します。互生する葉は三角状鉾形大小の鋸歯があり両面に毛が生えます。
花期は夏から秋、花は葉腋から伸びた花柄の先に単生し、萼は5裂し、紫色の花弁5個があります。
果実は10~20個の分果になります。
土壌の種類を選ばず畑地、道端、荒れ地などに生育するため、外国では強害草となっているそうですが、今のところ日本ではそれほどの広がりを見せていないようです。
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