むかごの日記Ⅱ

70歳を過ぎてにわかに植物観察に関心を持ち、カメラを提げて、山野を歩いています。新・むかごの日記より引っ越しました。

キンロバイ:金露梅(金と銀と) 

2013-08-09 13:49:09 | 日記

7月末、中央アルプス周辺へ出かけました。おおかたは何時か見た植物でしたが、まだ記事にしていなかったものや、ハイマツの下などにあって出会ったものもまだまだありました。
そんないくつかを取り上げます。
キンロバイ:金露梅(バラ科キジムシロ属)は、日本では本州中部以北も高山帯の岩礫地や岩隙に生える高さ30~100cmの落葉低木で、よく分枝し、樹皮は褐色で薄く剥がれます。
葉は奇数羽状複葉で小葉は2対あり、長さ0.8~2cm、縁に絹毛があります。
6~9月、上部の葉脇に鮮黄色の半を1~3個ずつつけ、花弁は5個で長さ約1㎝の円形~広倒卵形、雄蕊と雌しべは多数あります。
和名は花が梅の花に似て黄金色だから金露梅です。

変種に全体にキンロバイに似ていて、花が白いギンロバイ(ハクロバイ):銀露梅(白露梅)もあります。