神戸の小父さん日記

五十代サラリーマンのオフタイム

「赤毛のアン」ツッコミ研究会はどうしたのでしょうか

2005年04月11日 | その他
 Dr.葉月の研究会が気になります。去年の10月から更新されていませんし、メールも届きません。既に6万カウントを超えている老舗(?)のサイトですし、アットホームな感じで参加しやすかったので残念です。ブログでも始められたらいいと思うのですが、お知り合いの方がおられましたら、お奨めしてください。
 それにしてもgooはよほどアクセスが集中しているのか、なかなかつながりませんね。エラーに備えてエディターで文章を作ってから投稿しています。

アンシリーズにおける法王の扱い

2005年04月10日 | その他
 法王といえばというわけ(?)で、余計なお世話ですが、愛読書モンゴメリのアンシリーズに出てくるかどうか調べてみました。
 出てきませんね。「赤毛のアン」「青春」「愛情」「幸福」「夢の家」のいずれにも出てきません。「炉辺荘のアン(Anne of Ingleside)」にはpopeという綴りは一箇所。38章(村岡訳では40章)になんと"Pope's nose"(カモやガチョウの尻肉)が出てくるだけ。「虹の谷」もなくて、最後の「リラ(Rilla of Ingleside)」には出てくるのですが、イギリスのウィルソン首相が法王の和平提案をはねつけた(?)とかなんとか言っている部分だけで、どうにも扱いが良くないですね。モンゴメリもアンもプロテスタントの一派ですから、法王に対する親近感はないのかもしれませんね。
 以上、ご参考に…ならないでしょうね。

シャーロットタウンの旗

2005年04月09日 | その他
 今朝(日本時間4/9 21時頃)のシャーロットタウンはうす曇りでしょうか。昨日までの半旗も法王の葬儀が終わったので、元に戻っています。ちなみに過去24時間の1時間毎の映像をチェックすると、現地時間で4/8の正午の映像から戻っています。こういう映像を見るとキリスト教の拡がりを感じますね。仏教ではこうはいかないでしょう。
 法王の出身はポーランドのクラクフだそうですね。以前ポーランドに出張したときに滞在したのがそこでした。CNN?の映像でお城が映ったときにはなつかしさを感じました。そういえば、街の中に法王の銅像もあったし、クラクフ大学の中に法王の肖像画も飾ってありましたね。改めて思い出しました。まんざらご縁がないわけではありません。ご冥福をお祈りしたいと思います。

バルトーク 弦楽四重奏曲 第6番

2005年04月08日 | 音楽
 今日のウォーキングのBGM。演奏はエマーソンQ。
 初演は1939年。音の響きは昨日の第5番に似ているところもありますが、はっきり言って3~5番の方がずっと優れていると思います。ヨーロッパで書き上げられた最後の作品ということで、落ち着かなかったんでしょうか。
 6曲を短い間に通して聴いての感想は、理解しやすい音楽ではないが、やはり20世紀を代表する曲である、といったところでしょうか。でも、今後とも大衆的な人気を博することはないでしょうね。
 無調の曲は疲れますので、明日からしばらくは、調性のある音楽を聴きたいと思います。
 というわけで、実は今日もウォーキングの残り時間に、ウォルトンのバイオリン・ソナタの第一楽章を聴いたのですが、どうもこの作曲家との相性はよくないようです。他を当たってみましょう。

バルトーク 弦楽四重奏曲 第5番

2005年04月07日 | 音楽
 本日のウォーキングのBGM。演奏はエマーソンQ。
 先日の4番を凌駕する名曲。5楽章構成ですが、特に第2、第4楽章の響きの美しさが素晴らしいです。全曲を聴き終わって感銘を受けました。
 今回も思ったのですが、音楽のつくりは基本的に古典的です。響きはなるほど無調で、メロディーらしいメロディーもないのですが、何と言っても一本筋の通ったリズムと、起承転結のある構成は全く古典音楽のそれだと思いました。だからこそ、私のような者でも理解できたのでしょう。
 でもやっぱり、しょっちゅう聴きたい音楽とは思わないですね。聴きながら、この曲に調性を持たせて、メロディーをはめ込めばもっとすごい音楽になるんじゃないか、などと不遜なことも考えてしまいました。次の第6番が楽しみですね。

ハンマークラビーア・ソナタといえば

2005年04月06日 | 音楽
 ベートーベンのハンマークラビーア・ソナタといえば思い出すことが2つあります。
 1つ目はハンマークラヴィール、ハンマークラビール、ハンマークラビア、ハンマークラヴィアのどれが正解なのかということ。そもそも正解があるのかどうかも分かりません。
 2つ目は今は亡きチャールズ・M・シュルツのピーナッツシリーズで、印象深いシュレーダーの四コマ漫画です。1コマ目から3コマ目までシュレーダーが腕立て伏せや、ランニングで身体を鍛えています。何をするのかと思っていると4コマ目でピアノを弾きだします。その時ピアノの上に描いてあるのが、ハンマークラビーアの冒頭の部分の楽譜なのです。これって、この曲を知っている人にはピンと来る落ちなのですが、シュルツは一体どれくらいの人がこれを理解すると思っていたのでしょうか。本人に聞いてみたかったですね。

シャーロットタウンも雪解け

2005年04月05日 | その他
 シャーロットタウン も日に日に残雪が減っていってます。いよいよ春到来のようです。見た目も暖かくなっているようで、なんとなくうれしくなってきます。それと気のせいか、車の速度も上がっているようです。
 見ていて気づきましたが、目の前のポールの旗が半旗になっています。法王に対する弔意なのでしょうか。そうだとすると、キリスト教社会における法王の重みを感じさせる風景ですね。
 このシャーロットタウンの映像を見るたびに、一度でいいから、このカメラに向かって手を振って、挨拶してみたいなと思ってます。

バルトーク 弦楽四重奏曲 第4番

2005年04月04日 | 音楽
 今日のウォーキングのBGM。演奏はエマーソンQ。
 1929年初演。第3番までとは一線を画す出来の曲だと思いました。響きは一層自由になり、それだけ分かりにくくもなっていますが、リズムがしっかりしていますので、音楽がくずれません。旋律らしいものはあまりありませんが、十分楽しめました。ただ、振り返って耳に残るメロディーがないというのは、やはり何がしか寂しいですね。
 この曲を聴いていて、リズムは音楽の基本的要素であることを再認識しました。現代音楽では小節線を感じさせない曲が多いのですが、そういう曲ははっきり言ってさっぱり分かりません。聴く人に心臓がある限りは、やはりリズムの推進力は必要なのでしょう。
 余った時間にベートーベンのピアノソナタ第32番の第2楽章を、シュナーベルの演奏で聴きました。以前にこの曲の第3変奏をきちんと弾いた演奏がない、といった趣旨のことを書きましたが、このおじさん案外リズムよく弾いています。まあ、録音のせいもあって、霧の向こうで弾いているようなところがあるのは否めませんが、彼の「ハンマークラヴィール」の第1楽章を聴いた後では想像できないできばえで、健闘を称えたいと思います。主題の部分が余りにも遅いところを除いては、なかなかいい演奏だと思いました。

テクニカル・ライティング進行中(かな?)

2005年04月03日 | 翻訳・英語
「実務編<2>仕様書、プロポーザル、マニュアル」に入っていますが、進行速度が遅くなっています。ブログをやりだしたのも一因でしょうね。他の方のブログが面白いので、コメントをつけたりしているとあっという間に時間が経ってしまいます。もう自分で制限時間を設けないといけない状況です。
 それと、技術英語のもつある種の単調さも原因でしょうね。文学的修辞がほとんどなく、定型的な文章がほとんどです。特に技術の内容が分かっていないと、日本語と英語をただ機械的に変換しているだけで、ほんと、翻訳ソフトと変わりません。少しでも理解しようといろいろ調べ物をすれば、一層時間がかかってしまいます。通信教育ですので、ある程度割り切って進んだほうがいいのでしょうが、まあ、調べ物はきらいじゃないので、時間が許す限りはやっていきたいと思います。本当に分かっていないと、必ず文章に表れると思いますから。では、もうひと頑張り。

From the Corner of His Eye

2005年04月02日 | 翻訳・英語
 一昨日読み終えました。729ページ。長かったな~。最近では「THE SUM OF ALL FEARS」の914ページに次ぐ長さです。クーンツはこれで三冊目ですが、どれも面白かったですね。ただ、どうなるんだろう、どうなるんだろうと、途中どんどん緊張を高めていく割には、最後がややあっけないと思うのですが、いかがでしょうか。
 しかしまあ、作品毎によくこれだけの新しい情報を盛り込めるものだと感心します。準備したものを全部盛り込んでいるわけではないでしょうから、大変な労力ですね。こういう作家の本を読んでいると、楽しめてその上物知りになれますから、ずいぶんお得です。
 それにしても洋書を読む速度がなかなか速くなりませんね。やはりボキャブラリーの問題でしょうか。といいながら、片手で持てる電子辞書を持っているのですが、ついつい億劫になって読み飛ばしてしまうことがよくあります。読む速度を上げるには、たくさん読むしかないのでしょうから、結局、時間をかけて鍛えるしか方法はないですね。