神戸の小父さん日記

五十代サラリーマンのオフタイム

ニールセン 交響曲第5番

2005年04月30日 | 音楽
 本日のウォーキングBGM。
 1922年初演。演奏はブロムシュテット/サンフランシスコ交響楽団。
 これは先日の「不滅」よりもひょっとしたらいい曲なんじゃないかと思うほどの出来です。1楽章の前半がちょっと?ですが、後半はまことに美しい響きが聴けます。2楽章も最後までは充実した音楽が続きます。聴き終わって十分満足感を持てるすばらしい曲だと思います。でも、でもですよ、今聴いたばかりの曲でよかった部分を歌ってみろと言われても歌えないんですよ。それ位、際立ったメロディーに乏しい曲です。そんなハンディ(?)を持ちながら、他の作曲家の作品なら経過部にしか聴こえないような部分を積み上げて音楽の大伽藍を作り上げてしまうのですから、ニールセンって本当に不思議な作曲家ですね。