神戸の小父さん日記

五十代サラリーマンのオフタイム

You Can Negotiate Anything / HERB COHEN

2010年05月23日 | 翻訳・英語
 交渉術の本なんでしょうが、win-win関係を目指すという意味では比較的良心的でしょうか。交渉というのは著者はゲームだと言ってるようなんですが、ほんとに欧米人はゲームの好きな人が多いですね。まああのヨーロッパで生き抜いてきた人たちですから、それも無理はないのかもしれませんが、どうもこの種の話は淡白な私にはしんどいです。でもまあそこを辛抱して辞書を引きつつなんとか読み通しました。
 交渉を成功させるには一般論ではなく、個人レベルに落とし込むという考えは、結構新鮮で納得できました。
 中で印象に残っているのがソビエト・スタイルについて述べた部分です。こんな連中と相手をするのは読んでるだけでも疲れてきますね。でも北方領土交渉に携わる人には必読かも。
 まあお薦めでしょうか。

ああ忙しかった

2010年05月13日 | その他
4月の最終週から子供の日までスイスとパリに旅行しました。例の火山灰のせいで行けるかどうかヒヤヒヤものでしたが、何とかセーフ。規制解除になったのが出発の4日ほど前だったと思いますが、それまで結構悩みましたね。帰りもどうかなと心配しましたが、途中の経由空港で2時間遅れで、日本到着が1時間半遅れ程度で済みました。やれやれです。
この時期スイスはちょうどスキーシーズンとハイキングシーズンの間で、主なリフトが全部点検中で止まっているという最悪の状態でしたが、前後の関係でこの時期にしか行けないものですから、そういう条件下でも行ける所を精力的に廻りました。特に小川清美さんの「四季を楽しむスイス・アルプスハイキング」には本当にお世話になりました。この本の春の部分で紹介してある「コノルフィンゲン」でのハイキングは本当に楽しかったです。菜の花じゃなくてタンポポの黄色が特に美しかったですね。ただ鉄道の接続が悪いので待ち時間でずいぶんロスもしましたが…。それとツーン湖畔のハイキングもなかなかでした。確かに桜が随所にあってきれいでしたね。ファウレンゼーからは電車でインターラーケンに戻りましたが、ちょうど線路工事?と重なったのか、電車の本数がやたら少なくて適当な時刻に戻ろうとすると時間があまりとれませんでした。しかもファウレンゼーのような田舎の無人駅では電車に止まってもらうために駅のボタンを押さないといけなかったんですが、まったく知りませんでした。親切な地元の人が教えてくれなければ3時間も待たないといけなくなるところでした。あぶないあぶない。
そんなこんなでブログに書き込む閑もなかったのですが、ようやく落ち着いてきましたので、また時々更新したいと思います。