神戸の小父さん日記

五十代サラリーマンのオフタイム

ブラームス インテルメッツォ 作品118-2 イ長調

2005年04月17日 | 音楽
 この曲については、前にも書きました。その時は、私の中ではNHKの衛星放送で聴いた仲道郁代のライブ演奏が最高だと言いました。でも今日それに匹敵する演奏に出会いました。ジュリアス・カッチェンのCDです。テンポはかなり違います。カッチェンの方が演奏時間はずっと短いです。中間部を挟む前半と後半、とりわけ出だしの部分は少し速すぎるようにも思いますが、聴いているうちに気にならなくなります。なんといっても中間部の美しさがすごいです。こういうものを伝えられる言葉はありませんね。音楽でこれほど感動したのは久しぶりです。
 このピアニスト、あまり有名ではないと思います。私も今まで聴いた記憶がありませんし、CDを買ったのも今回が初めてです。調べてみると1926年アメリカ生まれで、42歳の若さで肺ガンで亡くなっています。ということは、あまりたくさん録音があるわけではないでしょう。他の曲の演奏も聴いてみようと思います。