神戸の小父さん日記

五十代サラリーマンのオフタイム

Wormwood/G.P.TAYLOR

2011年07月10日 | 翻訳・英語
18世紀のロンドンが舞台。彗星がロンドンに落ちようとしていて、それに天使と女の子と天文学者とその他大勢がからむという話です。(まあこれでは分からないでしょうが)とりあえず最後まで飽きずに読めましたから、そこそこ面白いのでしょう。でももう少し時代感が欲しかったかな。また、登場人物や物語世界の背景が描き切れてないような感想を持ちました。お薦めはしません。

「赤毛のアン」の人生ノート/熊井明子

2011年07月10日 | その他
久しぶりの投稿です。しばらく前から母の入院、同居開始という生活の変化の中でブログからも遠ざかっていますが、別にやめたわけではありませんので、これからも細々を続けていきます。
で、表題の本ですが、なかなか良かったですね。アンファンの方にはお薦めです。この手の本にはかなり学術的なものと、やたら女の子向けの両極端が多いのですが、これは比較的バランスが取れてます。なにより見方が素直でいいですね。この楽しい物語をやたら心理面で掘り下げたような訳のわからないものも世の中にはありますが、我々は素直に楽しみたいものです。
 読み終えて久しぶりに全巻通読したくなりましたね。いま在庫で抱えてる洋書を早く読み上げて、戻れるのを楽しみにしておきましょう。