神戸の小父さん日記

五十代サラリーマンのオフタイム

ニールセン 交響曲第3番 ニ短調 大らかな交響曲

2005年04月26日 | 音楽
 初演1912年。演奏はブロムシュテット指揮サンフランシスコ交響楽団。
 1楽章はかなりせわしない感じで、どこが大らかなのかよく分かりません。2楽章はボーカルを入れてずいぶん大らかになったのですが、ここまでの感想は「この人メロディーよう作らんのかいな」です。はっきり言って魅力あるテーマがないので、後で口ずさむことがほとんど不可能です。でも3楽章になるとまあ、あまりメロディーの要素が大きくない曲想のせいもあってか、相当聴きやすくなって、最後は堂々の4楽章となります。この4楽章「マーラー風やないか」といえばそれまでかもしれませんが、かなりいい曲で、十分な聴き応えがありました。これならまた聴いてみようかなという気にさせます。