神戸の小父さん日記

五十代サラリーマンのオフタイム

Night Chills / Dean R. Koontz

2008年04月29日 | 翻訳・英語
 謎の薬品と、サブリミナル効果で村人全員に強力なマインド・コントロールをかけて、服従させるというのが主題の作品です。まあここまで強力な効果は小説の世界だけでしょうが、催眠術にも懐疑的な私からみると相当荒唐無稽。人間の精神は複雑ですから一方的な制御が出来るようにはなかなかならないと思うんですがね。でも一方で妙な宗教に走る人がいることを思うと、人の心も案外弱い部分がありますね。
 それにしてもワイドショーで時折取り上げる催眠術はほんとでしょうかね。一度かけてもらいたいものです。

ボロブドゥール遺跡

2008年04月25日 | その他
 インドネシアのジョグジャカルタに行ってきました。出張の合間を縫って、猛烈に早く起きてかの有名なボロブドゥール遺跡の夜明け鑑賞ツアーに参加しました。この手のものを見るのがこれが初めてでしたが、ずいぶん大規模なものですごかったですね。それと、遺跡そのものもさることながら、美しい形の火山、周囲の穏やかな風景との調和がすばらしかったですね。現在雨季の終わりかけということで、お天気はイマイチでしたが、平和な一時を過ごせました。
 というわけで、せっかくいい印象を受けたのに、帰りがけにつきまとわれた売り子のしつこさに閉口させられたのはちょっとがっかりでしたね。

明日から海外出張

2008年04月19日 | その他
突然ですが、明日から海外出張。1週間ほどですが、いい写真が撮れたらご報告します。でも直後に法事なんで、なかなかアップできないかも。ではまた。

頑張れスカイマーク

2008年04月12日 | その他
 木曜日の夜から関西に出張してました。昨夜は神戸の自宅に泊まって、今日の午後のスカイマークで東京に戻ったのですが、最近スカイマークの本数が減ったように思います。羽田に着いても地上係員が到着してなくてなかなか降りられませんでしたし、規模を縮小してるんでしょうかね。東京-神戸便は新幹線より安いのでよく使ってますから頑張ってもらいたいですね。
 ところでこういうケースで「…が心配だ」とか言いますが、この言い方、自分がどうしようもない事柄について言うのはいいんですが、自分も関与が可能なものについてもこう言う人がいます。そういう場合は自分も懸念を表明していたという単なる「アリバイ作り」のためだけに言ってるケースがほとんどですね。というわけで仕事の上でこういう言い方は決してしないよう心がけています。

今朝は大変でした

2008年04月10日 | その他
今朝はまず新大久保駅で山手線が動かなくなりました。後から考えるとこの時、外回りに乗り換えてたらよかったんでしょうが、躊躇してしまいました。結局20分ほど待ってようやく新宿まで動きましたが、そこでまたまたストップ。これはいかんと中央線の快速に乗ろうとしたら、これまた運休。結局秋葉原まで各停に乗って、そこで東京に向かって乗り換えたんですが、この秋葉原の駅がまた大変な人の数でホームの移動に時間がかかってしまい、本日はいつもより目的地到着が1時間遅れてしまいました。ほんま途中でこれはテロかいな、と思ったほどでした。ああ、疲れた。

東山魁夷展

2008年04月06日 | その他
 東京国立近代美術館で開催されているので鑑賞してきました。以前に神戸の美術館で開催されたのと同程度の規模で非常に充実していて良かったです。画家の成長に合わせて、画風が変わっていく様もよく分かって勉強になりましたね。今回特に印象に残ったのは「萬緑新」という湖、森、山、という定番の要素が入った静かな風景画。フィンランドのクオピオの風景を描いた「白夜光」でしょうか。もちろんその他の作品も皆すばらしいものばかりで、久しぶりに目の保養になりました。先月観てきた某大家の作品とは比べ物になりませんね。この人の絵はこれから何百年も残っていくでしょう。ちょっと会場が狭いのが残念でしたが、ご興味のある方はぜひご覧になられることをお奨めします。
 今日は、会場を出てからついでに北の丸公園で、この春多分東京で最後の花見をしてきました。ここは初めてでしたがお堀端の桜がきれいでしたね。

THE LAKE HOUSE/JAMES PATTERSON

2008年04月05日 | 翻訳・英語
 羽のある子供たちが主人公ですが、なかなか面白いお話だと思いました。でも、前置き無しに突然本題に入る感じで妙だな、と不思議でもありました。それもそのはず、この本には前編がありまして、『When the Wind Blows』という本なんですが、読み終わってからアマゾンで調べるまで知りませんでした。内容も分からずバーゲンで本を買ってるとたまにあることですね。波乱万丈で派手な場面もたくさんあって、それはそれで読みやすかったですし、この子供たちを作り出した悪い奴もなかなか強くてよかったのですが、最後はもう一つかな。それに、余計な心配ですが、この子たちの将来も明るいとは思えませんでしたね。この程度の数ではすぐ絶滅してしまうんじゃないでしょうか。

ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番ロ長調op.8

2008年04月02日 | 音楽
 先日のウォーキングBGM。演奏はルービンシュタイン、シェリング、フルニエ。
 この曲は若い頃の作品を56歳になって改作したものですが、名曲です。特に最初の二つの楽章が素晴らしい。演奏もすばらしいもので、ピアノトリオは巨匠が揃うとそれだけで水準の高いものになるという見本みたいなCDです。今回は第二楽章で没入してしまい、時々目をつぶって歩いてました。こういうときは、何と言うか、すべての音が見えるような感じになりますね。頭が音楽で一杯になってしまって、なんとも幸せな気分です。まあ、仕事上のストレスがやや軽くなった状態でしたので、そうなったんでしょうね。私の場合、悩みを抱えていては音楽に没入できません。