神戸の小父さん日記

五十代サラリーマンのオフタイム

NEEDFUL THINGS/STEPHENE KING

2010年11月27日 | 翻訳・英語
 736ページという長い本でした。このペーパーバックは実に20年近く前に買ったものですが、あまりに分厚いのでずっと本棚に並べたままになっていました。そろそろ読んで本棚を片付けないと、という訳で、今回ようやく読む気になりました。でも最近は通勤の片道しか読みませんので、読み終えるのになんと2ヶ月もかかりました。
 いわゆる恐怖ものなんですが、長いだけあって、話がだんだん大きくなっていくのがよく書き込まれており、大変面白かったですね。反面、登場人物が多くて、途中から主な人物以外は相互の関係が分からなくなってしまいました。
 キングの作品を読むのはこれが初めてなんですが、本棚にはもう1冊同じくらい古い「It」というのがあります。これがまた1,090ページもあるので、なかなかその気にならないですね。まだ読んでいない他のペーパーバックすべて読み終えてからでないと無理かな。

定年の迎え方/江坂彰

2010年11月21日 | その他
PHP文庫の1冊。
このジャンルで以前に1冊こきおろしましたが、この本はいいです。
共感できる点もあるし、参考になる点も多々ありました。「最後には貯金通帳をゼロに」というところはちょっとできないなと思いましたが、その精神は理解できます。とにかく全体に具体的な知恵がたくさん入っていて活かせる部分が多いと思います。
お薦めです。

ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ全集

2010年11月21日 | 音楽
先日取り上げた演奏(Vn:Aaron Rosand、Pf:Eileen Flissle)で結局全曲聴きました。この演奏はかなり好感が持てるいい演奏ではないでしょうか。特にピアノが上手だと思いました。全体としてはあっさりしていて曲が分かりやすく感じました。特に印象に残ったのは「春」。この曲は実はそんなに名曲とは思ってなかったのですが、この演奏で聴くとなるほど良い曲だと感じられました。それと「クロイツェル」はやはり群を抜いて充実していると改めて思いました。第10番は第1楽章がいいですね。これから後期に入っていく、という感じがします。
 でも総じてベートーヴェンはこのジャンルが得意とは思えないんですが、どうでしょうか。10曲も作ってるんですが、その割には馴染んでないないような気がしてなりません。

ヴァイオリンソナタ第2番 (ベートーヴェン)

2010年11月07日 | 音楽
 本日のウォーキングBGM。
 演奏はVn:Aaron Rosand、Pf:Eileen Flissler。この演奏家は初めて聴きました。ネットで調べると結構有名人のようですね。確かにいい演奏だと思いました。
 作曲者27~28歳頃の作品。ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」と同じ頃ですね。第1楽章はけっこうおもしろかったですね。第2楽章はちょっと…かな。第3楽章が一番よかった。あの肖像画のイメージとは少し違う、チャーミングで美しい曲です。もっともピアノ・ソナタ第1番の第2楽章なんかもずいぶんロマンチックな曲ですから、これもベートーヴェンの一面なんですね。

Vaughan Williams Phantasy Quintet: III Alla Sarabanda. Lento

2010年11月07日 | 音楽
最近よくウォーキングBGMで聴いてます。きれいな曲ですね。作曲は1912年。作曲者40歳のときの作品です。
 これ、なんとかリコーダー合奏に編曲できないかなと思ってるんですが、楽譜を見つけるのが大変でしょうね。ネットで購入してもいいんですが、やはり内容を確認してリコーダーに乗りそうかどうか見ないとね。
 Vaughan Williamsははっきり言ってよく分からない作曲家です。そんな作曲家でもがんばっていろいろ聴いていると、たまにこういう曲に巡り合えます。そういう出会いを目指して、よくナクソスの現代作曲家のCDを買ってみますが、まあ当たることはないですね。もういいかげんにやめようかなとも思う最近です。

フォーレ ラシーヌ讃歌

2010年11月07日 | 音楽
 先日リコーダークラブで演奏しました。これはいい曲ですね。心洗われるような音楽です。「レクイエム」と雰囲気が似てます。
 こういう静けさに満ちた曲というのはリコーダーではなかなか難しくて、原曲の雰囲気を出すところまではいきませんでしたが、また挑戦してみたいと思います。