神戸の小父さん日記

五十代サラリーマンのオフタイム

バルトーク 弦楽四重奏曲 第5番

2005年04月07日 | 音楽
 本日のウォーキングのBGM。演奏はエマーソンQ。
 先日の4番を凌駕する名曲。5楽章構成ですが、特に第2、第4楽章の響きの美しさが素晴らしいです。全曲を聴き終わって感銘を受けました。
 今回も思ったのですが、音楽のつくりは基本的に古典的です。響きはなるほど無調で、メロディーらしいメロディーもないのですが、何と言っても一本筋の通ったリズムと、起承転結のある構成は全く古典音楽のそれだと思いました。だからこそ、私のような者でも理解できたのでしょう。
 でもやっぱり、しょっちゅう聴きたい音楽とは思わないですね。聴きながら、この曲に調性を持たせて、メロディーをはめ込めばもっとすごい音楽になるんじゃないか、などと不遜なことも考えてしまいました。次の第6番が楽しみですね。