神戸の小父さん日記

五十代サラリーマンのオフタイム

大琳派展

2008年10月26日 | その他
 東京国立博物館・平成館で開催中で、本日行ってきました。私は日本画にそれほど興味があるわけではないのですが、先週末神戸に帰ったりして忙しかったし、まあ部屋でごろごろしているよりは骨休めになるかと思って出かけました。天気が悪かったので、人出も少なめだろうと予想しましたが、それでも結構な人だかりでした。展示は時代順に本阿弥光悦・俵屋宗達から始まって、尾形光琳・尾形乾山を経て酒井抱一・鈴木其一に至るという構成でした。なかなか興味深い作品がありましたが、特に酒井抱一の花鳥図がいいと思いました。でもこの手のものを見るとすぐに「お宝鑑定団」ならいくらに評価するんだろうと思ってしまうのは、やはり美術愛好家ではありませんね。

THE WIDOW OF THE SOUTH / ROBERT HICKS

2008年10月13日 | 翻訳・英語
 南北戦争の激戦の後、戦没者の墓地を作った女性の話です。歴史物は好きなので期待して読んだのですが、残念ながら期待外れ。各章、一人称で書かれているのが大部分ですので、戦闘全体を俯瞰して見ることができず、要はよく分からない。元来スケールの大きな物語のはずなのに全容がまるで分からず、その一方でさして意味も無いような挿話がたくさん出てきて、読むのが疲れます。この作家はこれが処女作だそうですが、それを割り引いても面白くない。なんでこれがニューヨーク・タイムズのベストセラーになるんでしょうか。私には理解できません。巻末に「AUTHOR'S NOTE」として18ページほどの短い文章が載っていますが、ここの内容が一番充実してました。これだけ読んだ方が良かったのかもしれません。という訳でお奨めしません。

鎌倉大仏

2008年10月13日 | その他
 昨日行ってきました。小学校の修学旅行以来ですから、おおよそ45年ぶり。でもこの背中はまったく記憶にありませんでしたから、窓を見て驚きました。採光のためなんでしょうかね。まあ割りと特徴のない背中です。
 それにしても昨日は大変な人出で、最初に鶴岡八幡宮に行って、そこから大仏に廻ったのですが、路線バスが渋滞でノロノロ運転。途中で降りて歩きました。大仏からの帰りも江ノ電の長谷駅から鎌倉駅まで乗ろうとしたのですが、ホームにあふれんばかりの人の数で、結局あきらめて鎌倉駅まで歩きました。というわけで結構疲れましたね。

マーラー 交響曲第1番「巨人」

2008年10月05日 | 音楽
 二日にわたるウォーキングBGM。演奏はテンシュテット指揮ロンドン・フィル。
 今や定番になった感もある有名曲ですね。久しぶりに聴きましたが、聴くたびに思うのが、この第三楽章がいまいちかな、というものです。この曲の魅力は個人的には両端楽章で、特に第四楽章は好きです。あの開放感はすばらしいものです。まあ、そのための第三楽章と言ってしまえばそれまでなんですが、それ単独の魅力が分からない。
 分からないと言えば、何回聴いてもだめなのがフランクの「交響曲」。世間の評判が高いのに好きになれないのは、こちらの鑑賞力の低さを示すものなんでしょうが、この年になるとあきらめました。もうたぶん一生聴くことはないでしょうね。

じんだん饅頭

2008年10月05日 | その他
 先週、米沢に行った際にお土産に買って帰ったものなんですが、だだちゃ豆という山形特産の枝豆の一種を使った饅頭です。この「じんだん」とは例の「ずんだ餅」の「ずんだ」と同じ言葉で、枝豆の餡を指す山形方言のようですね。ですから、ずんだ餅を食べた人は、あのずんだ餅の外側を薄皮でつつんだようなものと考えていただければいいでしょうか。はじめて食べたのですが、これが結構おいしい。甘すぎないのがいいですね。お奨めです。