有名な「ダ・ヴィンチ・コード」の作家。私は2冊目ですが、面白いですね。やや荒唐無稽でリアリティに欠けるところもありますが、とりあえず楽しめます。この作家に限らず、最近のエンタテイメント小説の傾向だと思うんですが、この本もそのまま映画になりそうな構成が特徴です。非常に視覚的であり、複数の場面が平行して進んでいきます。
中身は北極の氷の中から隕石が見つかって…という話なんですが、題名からも明らかなようにこれがインチキ。こんな見え見えの題名じゃ面白くないんでは、と思ったのはよけいな心配でどんどん引き込まれていきます。黒幕の動機がちょっと弱いかな。
中身は北極の氷の中から隕石が見つかって…という話なんですが、題名からも明らかなようにこれがインチキ。こんな見え見えの題名じゃ面白くないんでは、と思ったのはよけいな心配でどんどん引き込まれていきます。黒幕の動機がちょっと弱いかな。