神戸の小父さん日記

五十代サラリーマンのオフタイム

仲道郁代のハンマークラヴィール

2009年01月31日 | 音楽
 2006.11.5紀尾井ホールでの演奏、といってもyoutubeなんですけど…。しかも1楽章と4楽章しか聴けないんですが、これなかなかの演奏ですね。CDだと思えばいろいろ注文もあるんでしょうが、やはり生(?)は良いですね。迫力が直に伝わってきます。特に1楽章の出だしが気に入りました。この曲はこれくらいの元気がなくてはね。それと4楽章。ところどころ訳が分からなくなるんですが、とにかくこの推進力はすごい。最後まで引き込まれてしまいました。こういう媒体でまともに音楽を聴くとは今まで考えたことがなかったんですが、思いもよらないものがあって楽しいですね。

インド出張

2009年01月24日 | その他
先週インドに出張しましたが、昨今の情勢ですので、仕事の関係の場所以外にはどこにも行ってません。したがってお見せするような写真も無いんですが、帰りの飛行機からの眺めだけが印象に残ったのでご紹介します。これはバングラデシュとの国境付近の比較的海岸に近いところの写真です。この高度で地平線の果てまで山がありません。とにかくフラットです。この地域ではよく洪水被害が発生して、テレビのニュース映像を見ることがありますが、これを見ると、それも当然だと納得できます。

THE HUSBAND/KOONTZ

2009年01月17日 | 翻訳・英語
 これは面白かったですね。主役の夫婦の性格が前向きで良いです。特に妻の方が明るくて良いですね。ものすごい悲劇なのに暗い気持ちにならずに読めます。読んでる間はずっと二人に声援を送ってました。それにしてもまあよくこれだけ悪い奴らを並べられるものです。人間不信に陥りそうになりますね。とりあえず最後まで一気呵成に読めます。お勧めです。

天皇誕生日一般参賀

2009年01月12日 | その他
 もう去年の話ですが、アップしておきます。東京にいる間に一度は行っておこうと前から思っていましたが、今回ようやく実行しました。前日はテレビで見慣れたあの日の丸の小旗はどうやって入手するのか不思議に思ってましたが、当日皇居近くにいくと、小旗を配っている人があちこちにおられて、まったく問題ありませんでした。開門1時間くらい前に到着し、5列の行列を作って待ちました。結構外人観光客の姿も目に付きましたね。いよいよ開門となると、皆しずしずと歩き出して整然と皇居内に入っていきました。誰も走る人が無いのには、感心しましたね。長和殿ベランダ前でさらに30分ほど待つと、いよいよお出ましです。出てこられる直前から周りで一斉に万歳の声が上がったのには驚きました。どうしてタイミングが分かったんでしょうね。屏風の後ろのドアが開くのが見えたんでしょうか。ともあれ周りは万歳と拍手と旗の音で結構な騒ぎでした。しばらくお手を振られた後、陛下のお言葉があって、それからまたお手を振られて退出、という流れですが、あっという間でしたね。終わってから皇居を出ると濠に警察官だと思いますが、ゴムボートに乗って警戒しているのを見つけました。ご苦労様ですね。何にしても国民の義務を果たせたような気持ちがした朝でした。

アンのゆりかご

2009年01月10日 | 翻訳・英語
 今日読み終えました。村岡花子さんというのは、どういう生涯を送った方なのかまったく知りませんでしたので、ずいぶん驚かされることが多かったですね。村岡訳でモンゴメリのファンになった人は必読です。村岡さんご本人の活動は大変多岐に亘っており、普通のプロの翻訳家という枠にはぜんぜんおさまらない方であったのがよく分かります。一方、「赤毛のアン」側(?)から見ると、この翻訳者との出会いは、運命的というか、必然というか、この人を置いて他には考えられない、まさに天の配剤でしょう。これほどふさわしい翻訳者を持てたことは、作品にとっても我々にとっても幸福でした。
 私もこの本を読んで、あの翻訳の魅力の寄って来るものを伺うことができました。それとともに、出版翻訳なんて自分には別の世界であるとも思い知らされましたので、その意味でも私にとって大事な本になりました。

「赤毛のアン」に学ぶ幸福になる方法

2009年01月05日 | その他
 あの茂木健一郎氏の本ということで、読んでみました。特に前半が面白かったですね。やや理屈っぽいところはありますが、よく論点が整理されていて読みやすいです。ファンの人なら「そうそう、そうなんだよな」と共感できる部分があるんではないでしょうか。最後の方の自説を述べられている部分は、個人的には必ずしも共感できるわけではありませんが、まあいろんな意見があっていいでしょう。ということで、ファンにはお奨めですね。