神戸の小父さん日記

五十代サラリーマンのオフタイム

Beware The Naked Man Who Offers You His Shirt

2010年01月30日 | 翻訳・英語
 しばらく風邪(インフルエンザではありません)で体調を崩してました。まあ疲れが溜まったんでしょうね。
 この本は昨日読み終えました。Harvey Mackayという封筒メーカーの社長さんが書いた、いわゆる成功のためのノウハウ本なのですが、あまり興味を引く内容ではなかったので、はっきり言って読み通すのがしんどかったですね。それとタイトルの意味がいまいち分からない。
 まあ、アメリカではベストセラーのようですから彼らには受けるんでしょう。米国で仕事をする人には役に立つかもしれません。サラリーマン生活も30年を超えてきますと、この手の本の内容で新しいと思うことは正直あまりないですね。とは言いながら、知ってることと出来ることは別物なのがつらいところです。

リスト ピアノソナタ ロ短調

2010年01月17日 | 音楽
先日のウォーキングBGM。演奏はブレンデル。
この曲はこれまで5回ぐらいは聴いたと思いますが、今回初めて入り込めました。ようやく理解できたというか、良い曲だなと思えたのです。私にとっては、結構分かるまでのハードルが高い曲でした。「ピアノソナタ」という名称に惑わされたせいかも知れません。これは「ソナタ」というより、ピアノによる「交響詩」のようなものと考えたいですね。ピアノの限界を超える音響を目指しているような気がします。
 昔アンドール・フォルデスが書いた本の中で、プロのピアニストはこの曲が「易しい」と感じるまで練習するといった主旨のことが書かれていたと記憶してます。確かに人前で演奏するというのはそういうレベルなんでしょうが、私には想像もつきませんね。

フィンジ

2010年01月11日 | 音楽
 私なんかが悩んでも仕方がないんですが、昨今の政治のあまりのひどさに気が滅入ってます。おかげでブログに書き込みする元気もありません。戦後の社会の悪い面がここに至ってどっと噴出してる感じですね。
 ところで、休みの日は朝と夜の2回散歩します。朝の散歩にはフィンジの曲がよく合いますね。今朝聴いたのは下記の曲でした。
・Romance in E flat major, Op_ 11
・ヴァイオリンと小管弦楽のための入祭歌Op_6
・Prelude For Strings, Op. 25
・Eclogue For Piano & Strings, Op. 10
音源はNAXOS他です。
 こういう曲を聴いてると、心が洗われるようで気持ちがいいです。聴く側に緊張を強いないのがいいです。いわゆる現代音楽が聴衆側の努力を期待するようになって、袋小路に陥ったというのが私の考えなんですが、20世紀にもこんな音楽が生み出されたのは救いになりますね。