神戸の小父さん日記

五十代サラリーマンのオフタイム

ジーパンをはく中年は幸せになれない/津田秀樹

2009年10月29日 | その他
 これは良かったですね。
 最初の30ページくらいはつまらないと思いましたが、それを過ぎて「正論を言いだすとモラルが低下する」くらいから面白くなってきます。心理学者というのは実際には役に立たない人たちだと思ってましたが、この著者の話は分かりやすくて実際的でもあります。実生活に適用できそうですね。それで即幸せになれるかどうかは別ですが、少なくともうまくいかないときの解決にはつながります。これはお勧めですね。ちなみに私はジーパンをはきません。(関係ないか…)

目立つ力/勝間和代 帰宅の時代/林望

2009年10月27日 | その他
 最近読んだ本です。どちらも面白くありませんでした。
 勝間和代氏の本では「効率が10倍アップする新・知的生産術」はそこそこ役に立ったんですが、これは退屈でした。少なくとも私のニーズには合わなかったですね。他の方には役に立つのかもしれませんが。また林望氏の本もかつて読んだ「書斎の造りかた」が大変参考になったのを憶えていますが、これは内容的に目新しいものもなく、まったくの期待外れでした。読み終わると同時に駅のゴミ箱行きです。まあ、お二人とも大変多くの本を出されていますから、やや種切れなのかもしれませんね。

投票率が低い

2009年10月25日 | その他
今日は神戸市の市長選挙でした。神奈川と参議院の補欠選挙もあったようですが、いずれも低い投票率が気になります。なんで投票に行かないんでしょうかね。どの候補者も気に入らなければ白票を入れに行けばいいんです。それで、白票がトップになると選挙をやり直すというルールがあっても面白いかな。まあそうなるといつまで経っても決まらない可能性もありますが…。

A Fairy Tale Suite / Bridge

2009年10月24日 | 音楽
本日のウォーキングBGM。このFrank Bridgeという作曲家は初めて聴きました。三省堂の『クラシック音楽作品名辞典』の記述によると「イギリス人には広く親しまれるが、特色が少なく、折衷的作風」とありますが、確かにそういう面はありそうですね。でもこの組曲(1917年作曲)の3曲目とか4曲目はなかなか美しい曲だと思いました。ほかにもMiniature Pastorals も結構いい曲だし、楽譜があれば挑戦してみようかなと思わせられる曲でした。

シューマン「謝肉祭」

2009年10月18日 | 音楽
 本日のウォーキングBGM。演奏はデムス。
 私の大好きな曲で、いつも最初から最後まで聴き入ってしまいます。今日も途中で歩いていることを忘れそうになりました。
 このCDはシューマン全集の一枚で、1972年から76年にかけて録音されたもののようで、デムス40代の頃の演奏です。正直言ってこんなに技術がある人だったのか、と意外な印象を受けました。あまり技巧派のイメージはなかったですからね。最後の行進曲なんぞ大迫力。感動しましたね。
 それと同じCDに入っていたop.124の6曲目の「子守歌」も美しい曲だと思いました。全集でなかったら聴いてなかったかもしれません。

DARKFALL/KOONTZ

2009年10月11日 | 翻訳・英語
 この本については2008年1月23日にブログで取り上げていました。その時は『Darkness Comes』でした。その中でDarkness Comes(英国版)/Darkfall(米国版) (1984)と自分で紹介しておきながら、忘れて買ってしまってたものです。読み始めて2ページ目で気づきましたが、そのまま読みました。案外面白かったですね。人間の記憶というのはいい加減なもので、読んだ本の筋書きをあまり憶えていないものです。結構ハラハラドキドキしながら読んでる自分が情けなくもありました。
 ところで、先日も間違えて2回読んだ本がありまして、その時も思ったんですが、結構1回目より読めているなと自分で感じます。2回目というせいももちろんあるんですが、できれば自分の英語力の向上のせいだと考えたいですね。

マクダウエル『のばらに寄す』

2009年10月04日 | 音楽
アメリカの作曲家マクダウエルが35歳の時に作曲した『森のスケッチ』の中の一曲。最近練習してる曲の一つです。一応バックハウスお勧めの曲なんで取り上げてます。技術的には初心者でも弾けるレベルで51小節しかない短い可愛らしい曲ですが、それでも41~43小節目あたりはちょっと弾きにくいですかね。弾いてて幸せな気分になれる曲です。でも結構暗譜しにくい。