イカットの島 / バリ島に暮す / 風に吹かれながら

バリ島ウブドの小路は手工芸にあふれています。バリヒンドゥーの信仰に息づく暮らしに触れながら手織りの時を楽しみたい。

ガルンガンの準備が始まりました。

2014年12月15日 | BALINESE LIFE
3日前の14日から準備が始まりました。
大きなカゴが10個とチャナンを350個作ります。
前もって小さなチャナンが800個作ってありました。
カディさんの実家のお母さんもギャナールから手伝いに来て、一家の女性たちが総出で作ります。


供物を入れる大きなカゴにお米や果物を並べていれていきます。




上にたくさんのせていきます。


canang merakeという名前のチャナン(供物)を350個、作ります。並べられないので3回に分けています。


お花を入れたチャナンを上に重ねます。


天日干ししたご飯。スライスしたバナナ。細かくしたサトウキビ。などをチャナンに入れていました。




ギャナールのお母さん。


合間にネネは香辛料をすり潰して、お料理を作っていました。






ご主人のバルーンさんが皮ごとココナッツミルクをすり下ろして、お料理に加えます。






一番大きなセレモニーです。学校も15日の月曜日からクニンガンの27日までお休みだそうです。セレモニーが続いて身体は疲れますが心はハッピーだとカディさんが言っていました。先日のセレモニーの時も時間をかけて作り続けお供えし、終わると供物を惜し気もなく捨ててしまいます。大量なゴミです。再利用はしないとのこと。神への供物は常に新しく、シヴァ神の破壊と再生の日常がここにあります。