イカットの島 / バリ島に暮す / 風に吹かれながら

バリ島ウブドの小路は手工芸にあふれています。バリヒンドゥーの信仰に息づく暮らしに触れながら手織りの時を楽しみたい。

Wayuu Bag のショルダーひもを腰機で織る ( 3本目 )

2016年08月05日 | 腰機 Back tension loom / in Bali / 2016年
図案を考えてからまずは整経。


簡単な図
整経は左側の下糸からスタートします。


腰機にかけてから上糸と下糸を確認します。


少し織り始めました。
緯糸は2本どりです。


上糸が上


下糸が上


輪状式の整経なので輪に織り上がります。


Wayuu Bag の本体に付けて完成です。




バリ島の景色にピッタリです。

ショルダーバッグのひもを腰機で織る ( 2本目 )

2016年07月04日 | 腰機 Back tension loom / in Bali / 2016年
もうひとつ、ショルダーバッグを作りました。
ひもは腰機で織りました。

ファスナーは昔作ったバッグから外し、
アフリカンフラワーモチーフを繋げて携帯用
ポケットにしました。


腰機の整経
織り幅 3.5cm、長さ130cm ( ロス分 20cm )


自己流ですが上糸と下糸の図 ( 1本目は6月12日の記事 )
整経は左側の下糸からスタートします。


整経が終わり、下糸ソウコウと上糸 ( 中筒 ) の棒を機に
かけるまで、移動用の棒に差し替えています。
抜けないように両端を結んでいます。


機にかけました。
腰当てのベルトの両端に細い棒を入れていましたが、
織る時に肘にあたるので外しました。
ふさを付け三つ編みにしてひもを通してみました。



つれあいが一時帰国中です。私は Dukuk Village Homestay で
しばらく続きを織ります。
万力を忘れてしまい、ベッドの足にひもをかけて
途中に輪を作り、機をかけてみました。
織りが長いと足で突っ張る事が出来ず不安定に
なっていました。試しにチマキの後ろ棒に足を
かけてみると足と腰で張れて織り易くなりました。
チマキからチキリまでが約65cmなので
130cmの輪がちょうど良い長さになります。


細いので、中筒のバランスが悪く抜けてしまいます。
ダンボールの丸棒を15cm位に切って変えました。


センターに浮織りを入れた模様です。
緯糸は2本どり。


ロスメンに帰ってから仕上げます。


後記
ひもを付けて出来上がりました。






ショルダーバッグのひもを腰機で織る

2016年06月12日 | 腰機 Back tension loom / in Bali / 2016年
もうひとつは小さめのショルダーバッグを作りました。
長いファスナーの手持ちがないのでふたにしました。
腰機で織った平織りを使いました。




裏側にはポケットも。


ひもは腰機で織りました。
5cm幅、ロス分の20cmを含んで135cmの長さです。
久しぶりの整経です。


少し織り始めました。
色合いを決めて、整経後直ぐに織れるのが
腰機の魅力です。


緯糸は2本どりです。


出来上がりました。





再び Dukuk Village Homestay へ。刀杼を注文

2016年05月23日 | 腰機 Back tension loom / in Bali / 2016年
1週間ほど、テガラランの Dukuk Village Homestay に
泊まりました。前回は途中、急きょ日本に戻りました
ので頼んでいた刀杼を受けとれませんでした。
寸法を書き直して再度注文しました。
家の門を作っている職人さんが作ってくれました。
器用な人でなんでも手作りするそうです。
デザイン画と使っている刀杼を見本に渡しました。
翌日には出来上がりました。
こちらでのおよそ一日の日当代、RP.50,000 ( 約500円 ) の
請求でした。



下は使っている刀杼。


輪状式原始機の腰機は輪のまま織り終わります。
Dukuk Village Homestay に持っていき、
続きを織りました。
藍色系3本をランダムに上糸と下糸にしました。
浮織りを入れない平織りです。



Back-strap Loom で織る 11作目 / 経浮織り-E

2016年05月01日 | 腰機 Back tension loom / in Bali / 2016年
腰機( 無機台腰機 / 輪状式原始 )で両端のボーダーに
浮織りを入れて織りました。

台所のテーブルが空いたので整経に利用しました。


終わりました。


糸が外れないように下糸ソウコウの棒と
上糸の棒の両端にひもを結んでおきます。


固定していた万力を外しそのまま移動して、機に
セットします。




上糸棒に中筒を差し込み、
下糸ソウコウの棒を取り替えています。


上糸と下糸の綾を近づけて、間違いをチェックしています。


下糸ソウコウを作り、セットが終わりました。


緯糸の準備です。板ひに地糸を巻きます。


織り始めは下糸が上の状態で工作用紙をはさみ、
閉口して、上糸が上の状態から、板ひを入れて
織ります。
数段織っていくと右側と左側が違ってきました。


張りの強弱が極端に違っていました。
今まで見られない事で、いろいろと考えてみました。
始めて使ったテーブルがたわんでいて、万力で止めた
棒が直角ではなく先の方に寄っていました。
後になるほどきつくなっていき、セットすると右側に
なります。
輪での整経なので、張りを一定にするのに弱い張りの
方を一つ一つたぐりよせてみました。
糸を変えた端では10cm近くも余分な糸が出ました。


まだ張りが揃っていませんが、織り始めました。
モチーフの図


8作目と同じモチーフですが色を替えると違って見えます。