イカットの島 / バリ島に暮す / 風に吹かれながら

バリ島ウブドの小路は手工芸にあふれています。バリヒンドゥーの信仰に息づく暮らしに触れながら手織りの時を楽しみたい。

家具の引っ越しは船で。出港までのプロセス。

2017年03月22日 | 暮し
バリ島では生活に必要だった家具を購入しました。
置いていくつもりの家具でしたが3ヶ月ほど
バリ島にいるので日本に送る事にしました。
どこに業者さんがあるのかネットで調べ、問い合
わせたところ法人の家族が対象で一般の取り扱い
がないとの返事で困ってしまいました。
個人で引っ越しをする人は少ないのでしょうか。
バリ島のサイトでイロイロ探した所、カーゴの
代理会社があり、輸入貨物の取り扱い可能でしたが、
別送品は初めてらしく、調べてみますとのこと。
並行して、日本で使うキッチンテーブルを探していた
ところ、マス村の木材を扱うお店で手頃なテーブルが
置いてありオーダーしました。バリ島では車で走って
いると、いたるところで大きな木を乾かしているお店を
見かけます。インドネシアは木材の産地でもあり、無垢の
一枚板のテーブルは一般的に多く使われています。
このお店も厚さや大きさなど様々な材木が沢山置いて
あり、幅が70cmほどの木を選びました。長いので
150cmと50cmに切ってもらい、二つにしました。
カーゴ会社と提携していて、家にある家具も一緒に
運んでくれるというのでこのお店に決めました。注文が
12月の末で、2月上旬にテーブルの出来上がりを見に
行き、カーゴ会社が部屋まで集荷に来ました。木枠で
梱包して、バリ島の港からジャワ島、シンガポール経由で
東京港に3月27日に入港する予定です。
必要な書類がなかなか届かず、何度か連絡を入れてヤキモキ
しましたが、帰国の10日前にやっと届きました。
ほんとにバリ島タイムです。
カーゴ会社は日本の会社と提携していますが、関税の
手続きから自宅までの配送をしてくれるのか尋ねても
よくわかりません。一応、12月下旬に別送品可能な別の
日本の配達業者さんにコンタクトをとっておきました。
こちらはお正月を挟んで忙しい時期にもかかわらず、直ぐ
に返事が届き、イロイロなアドバイスを頂きました。

カーゴ会社と提携している日本の会社に連絡を入れて、
配達業者との引き継ぎをお願いしました。

さて、荷物は別送品扱いとなり、無事に家まで
届くのでしょうか。

参考
サガワロジスティクスジャパン SGH
  ( 東京港での通関手続き、自宅までの配達 )
品川区勝島1-1-1東京SRC.B館4階
Tel / 03-5753-2401

MALU-MALU ( バリ島、カーゴ代理店。奥様は日本の方 )

SHINYEI SHIPPING CO.LTD ( バリ島カーゴ会社と提携会社 )

ART FURNITURE ( 木工房 )
JL.Tjokorda Rai Pudak
Tel / 0361 971 935

CV.NIRAWANA DEWATA EXPORTER ( カーゴ会社 )
JL. Gunung Muliawan No.20 Gianyar
Tel / 0361 942 156
梱包の表側に 「Unaccompanied Baggage」、 「Used」
と書いて下さいとお願いしました。
4箱、約500kg、3,5立米で約11万円でした。
家具の総額よりもかかりました。

別送品とは 
本人の引っ越し荷物、帰国後6ヶ月以内。
新品は認められない場合もあり。

必要な書類
1. 入国時の別送品申告書、確認印付きの原本
2. パスポート。出入国印/住所/写真のページのコピー
3. ビザのコピー( 滞在期間1年未満は認められない )
4. invoice (内容品明細書 、まとめての価格 )
5. packinglist
6. B/L
7. Arrival Notice ( 入港1~2日後)

キッチンテーブル 150cm×70cm


脚は日本で取り付けます。


コーヒーテーブル 50cm×45cm


ざっくりとした造りです。
材木はマホガニーで、二つで RP.4,500,000 ( 約45,000円 )






バリ島。家作りの最終レポート 20

2017年03月20日 | BALINESE LIFE
前回のレポートから随分と時間が過ぎてしまいました。
日本に帰る日が近き、気になっていたレポートの
最終です。
お隣りの建物は一年以上かけて、ゆっくりと
仕上がりました。
プールも完成して、既にオープンしています。
正面の門


ガネーシャが見守ります。




前から




横から


1階


2階


プール。こちらではプールの有り、無しで集客が異なります。


手前のたんぼから



オーナーはたんぼの持ち主でバリ島の人です。
家族経営の宿泊施設の一般的な建物で、
工事にたずさわる人々はどこでも、殆どが
ジャワからの出稼ぎです。今でも、ビスマ通り
ではひっきりなしに建物が造られています。
このレポートのおかげで、道路脇に積まれている
材料を見て、どの段階まで進んでいるのかが分か
るようになり、散歩の楽しみも増えました。



曼陀羅を編む その7 最終

2017年03月16日 | 小さな手編み
Mandala Madness Part 7 round 47~52 ( YouTube タイトル )
round 52 までの曼陀羅の編み。直径 58 cm
私なりの完成です。




round 47 は前段の黄がステッチのように見える、
中長編みと長編み裏引き上げ編みの繰り返し


簡単な図


トップの手前の一目は長編み裏引き上げ


トップは中長編みと鎖編みで増し目




round 48 はそのまま濃緑で、トップは細編み
3目で増し目


細編み22目


3目とばして、底で葉を3枚。
長々編み3目を一度に引き抜き1枚、鎖編み2目



一周編みました。


round 49 は赤で葉の周りに花びら
簡単な図


トップは細編みと鎖編みで増し目


次の細編みの場所に注意


細編み20目、1目とばして花びら


通常長編みは2回で引き抜きますが、3回で。
1回


2回


3回


長編み5目の花びら、次は葉の先に細編み表引き上げ




4ヶ所に花びら


1目とばして、細編み20目


一周編みました。


round 50 はオレンジに替えて細編みで一周。
トップは前段の赤と同じ増し目


花びらの後ろ側で鎖編み、前段の細編みに
細編み裏引き上げ


裏側から


一周編みました。


round 51 は濃緑で長編み5目のパプコーン
( round 44 と同じ )
簡単な図


裏側を手前にして、トップから糸をすくい
鎖編み2目で立ち上がり


鎖編み2目で立ち上がって長編み4目でパプコーン、
細編み5目、長編み5目のパプコーンを繰り返す
長編み5目


一度に引き抜き


次の目で細編み


底は長々編み5目、長々々編み5目で花びらの
裏を囲む




表側から


round 52 は同じ濃緑で中長編みと細編みで一周。
動画ではパプコーンの周囲は細編みですが、
今回はこの周で終えるのでバランスよく中長編みに
変えました。
トップは中長編み3目で増し目


底は細編み2目1度で減目




濃緑の花びら2目を細編み、赤の花びらの真ん中3目を
裏からすくって細編み裏引き上げ、濃緑の花びら4目と
5目に細編み。






中心の輪から52段



1ヶ月以上の長い編みでした。
動画では Part 18 まで続く壮大な曼陀羅ですが、
ここまででも十分達成感がありました。この編みを
創作された方の独創性溢れる才能に驚きです。
型にとらわれない自由な発想のオンパレードです。


日本では空海が仏様をビジュアル化した曼陀羅で
密教を解りやすく説かれました。
多くの要素を持った集合体の場であり、繋がりを
持った世界観が描かれています。
宇宙観を示す曼陀羅は円。
曼陀羅の編みはそこに存在するだけで、安らぎと
不思議なパワーを感じます。

この作品に出会え、曼陀羅を編めたことに喜びと感謝。





曼陀羅を編む その6 続き

2017年03月13日 | 小さな手編み
Mandala Madness Part 6 round 43~46 ( YouTube タイトル )
round 46 までの曼陀羅の編み 直径 50 cm


round 43は緑に替えて、細編みで一周。
簡単な図


トップは細編み3目で増し目


底は3目1度を2回で減目




round 44 は同じ緑で裏側に返してパプコーン編み。
簡単な図


立ち上がりの目を表側から入れて、鎖編みを1目。


裏側に返して細編み5目、
長編み5目を一度に引き抜き




次の目で細編み


表側は円くポコッと出ます。


底は3目1度の細編みの減目


一周が終わりました。裏側


round 45 はそのまま緑、中長編みで一周。
トップは3目の増し目、底は3目1度の減目








round 46 は黄で中長編み(動画では長編み)と鎖編みの繰り返し
簡単な図



緑の縁でモチーフとしては一段落。おさまりが良いのでここで
終わりにしようかと迷いましたが YouTube で先の進め方を
見て Part 7 で最終ときめました。あと、少し。





曼陀羅を編む その6

2017年03月10日 | 小さな手編み
Mandala Madness Part 6 round 41 ~ 42 ( YouTube タイトル )
round 42 までの曼陀羅の編み 直径 46 cm


round 41 は濃青と濃緑の小さな半円の周囲を8角にして
いきます。すくう目がややこしい、面倒な一周でした。
簡単な図


立ち上がりはパプコーンの6と7番目の間から入れ前段を
すくい、細編み。




細編み1目を編み


7と8番目の間から入れ前段をすくい、細編み。
続けて、細編み裏引き上げ編みを3目


青の半円3番目の裏の目をすくい、長編み




前段濃緑の細編みに細編み表引き上げで1目


濃青の半円5番目の裏の目をすくい、長編み。
濃緑の半円7目に細編み裏引き上げ


濃青の半円二つ目は同じ繋ぎ方。
濃緑の半円7目は細編み裏引き上げ4目、中長編み
裏引き上げ1目、長編み裏引き上げ2目で角を
作っていきます。


トップの濃青の半円との繋ぎは長々編みと長編み表引き上げ


半円の後半は前半と対称になるよう同じ編み


round 42は同じ濃青でトップまで長編み1目に1目


トップは長編み3目




底は3目1度で減目


簡単な図


一周が終わりました。round 43 は次回へ。
あと二週間ほどで日本です。
Part 8のモチーフは長くかかりそうなので、
Part 6か7で終わりにするか迷っています。