イカットの島 / バリ島に暮す / 風に吹かれながら

バリ島ウブドの小路は手工芸にあふれています。バリヒンドゥーの信仰に息づく暮らしに触れながら手織りの時を楽しみたい。

再び Dukuk Village Homestay へ。刀杼を注文

2016年05月23日 | 腰機 Back tension loom / in Bali / 2016年
1週間ほど、テガラランの Dukuk Village Homestay に
泊まりました。前回は途中、急きょ日本に戻りました
ので頼んでいた刀杼を受けとれませんでした。
寸法を書き直して再度注文しました。
家の門を作っている職人さんが作ってくれました。
器用な人でなんでも手作りするそうです。
デザイン画と使っている刀杼を見本に渡しました。
翌日には出来上がりました。
こちらでのおよそ一日の日当代、RP.50,000 ( 約500円 ) の
請求でした。



下は使っている刀杼。


輪状式原始機の腰機は輪のまま織り終わります。
Dukuk Village Homestay に持っていき、
続きを織りました。
藍色系3本をランダムに上糸と下糸にしました。
浮織りを入れない平織りです。



バリ島。家作りのレポート 18

2016年05月05日 | BALINESE LIFE
久しぶりのレポートです。
作業が中々、進みませんでした。随分後から、工事に
入った他のところと同じぐらいになりました。
費用に余裕があるのでしょう。

外装
裏側。壁下地のレンガにカラーモルタルを塗り終
えました。
足場の竹を差し込んでいた穴を埋めています。


足場を外しました。


側面。モルタルを塗り終えました。
ペイントを塗るので、足場を残しています。


側面のペイント作業中。女性が多いように思います。


竹で組んだ足場。簡単な作りで見ている方が怖いです。





Back-strap Loom で織る 11作目 / 経浮織り-E

2016年05月01日 | 腰機 Back tension loom / in Bali / 2016年
腰機( 無機台腰機 / 輪状式原始 )で両端のボーダーに
浮織りを入れて織りました。

台所のテーブルが空いたので整経に利用しました。


終わりました。


糸が外れないように下糸ソウコウの棒と
上糸の棒の両端にひもを結んでおきます。


固定していた万力を外しそのまま移動して、機に
セットします。




上糸棒に中筒を差し込み、
下糸ソウコウの棒を取り替えています。


上糸と下糸の綾を近づけて、間違いをチェックしています。


下糸ソウコウを作り、セットが終わりました。


緯糸の準備です。板ひに地糸を巻きます。


織り始めは下糸が上の状態で工作用紙をはさみ、
閉口して、上糸が上の状態から、板ひを入れて
織ります。
数段織っていくと右側と左側が違ってきました。


張りの強弱が極端に違っていました。
今まで見られない事で、いろいろと考えてみました。
始めて使ったテーブルがたわんでいて、万力で止めた
棒が直角ではなく先の方に寄っていました。
後になるほどきつくなっていき、セットすると右側に
なります。
輪での整経なので、張りを一定にするのに弱い張りの
方を一つ一つたぐりよせてみました。
糸を変えた端では10cm近くも余分な糸が出ました。


まだ張りが揃っていませんが、織り始めました。
モチーフの図


8作目と同じモチーフですが色を替えると違って見えます。