イカットの島 / バリ島に暮す / 風に吹かれながら

バリ島ウブドの小路は手工芸にあふれています。バリヒンドゥーの信仰に息づく暮らしに触れながら手織りの時を楽しみたい。

小さな手編み 26 Wayuu Bag らしく編む Kids

2016年09月19日 | 小さな手編み
小さな小さな子供用 Wayuu Bag を編みました。
2歳になる甥の子にお土産です。

今まで4号かぎ針を使っていましたが、
細編みをきつくしてもすき間が気になります。
3号かぎ針が手持ちにないので2号で試してみました。
編む時間はかかりますがきっちりと編めます。

底の直径は12cm、ぐるぐる編み。


机の柱に紐を結び、5ヶ所に小さなSカンを結び
色糸を通しています。クリップは多少、糸がひっかかり
Sカンに変えてみました。




続きはテガラランで。
同じように机の柱に結びました。糸同士が絡み付かないので
編みやすく、紐は何処でも持っていけるので便利です。






簡単な図


ショルダーは危ないので持ち手は短めにかぎ針で
編みました。


持ち手を付けました。
飾りのタッセルとボタンはロスメンに帰ってから
仕上げます。


持ち手が気になり、変えました。

テガラランの Dukuk Village Homestay に長期滞在

2016年09月15日 | 暮し
再来年にロスメンとの契約が終了します。
王宮に近いビスマ通りは便利でもありますが
たんぼを潰し、ホテルへと建設ラッシュでもあります。
観光客もお店も車も随分と増えました。
ほとんど部屋で過ごす私たちは居心地よい
環境を望んでいますが周辺の建物によって
下の部屋は一日中、日陰となりました。
ビスマが町ならもう少し田舎に引きこもろうか
考えています。
キッチン付きで広めの部屋があるテガラランの宿に
今回はお試し滞在で1ヶ月暮らしてみることにしました。

必要な条件は
1.日常的な買い物
  ビスマでは2週間に約3回の買い物。
  大きなスーパーマーケットまでタクシーを利用。
  コンビニは沢山あり、ちょっとした買い物
  には便利。
  テガラランではオーナーのサービスで同じ
  スーパーマーケットまで車が出ます。
2.ランドリー
  ビスマではオーナーの家族がサービスで
  洗濯してくれます。
  テガラランではランドリーに出します。
3.銀行
  ビスマでは徒歩で利用。
  テガラランでは買い物ついでに寄ることに、
  現金はスーパーマーケットのATMを利用。
4. 朝の散歩道
  車やトラック、バイクが増えたビスマ通りを
  歩いています。
  テガラランでは見渡す限りたんぼです。






5.病院
  共に往診可。デンパサールの大きな病院に直行可。
6.レストランやワルン
  ビスマ通りには沢山のレストランがあり、時に
  外食が楽しめます。
  テガラランでは小さなワルンもなくタクシーを
  使っての外食となります。
  配達してくれるお店も少しあります。
7.アクセス
  ビスマでは小旅行や空港まで、タクシー利用。
  テガラランではオーナーの車サービスを利用。
8.趣味の時間
  つれあいはほとんどインターネットでの囲碁を
  楽しみます。私は手織り、手縫いなど
  ハンドメイド。過ごし方は変わりません。
9.インターネット 
  ロスメンの Wl-Fl はお客様が多いと接続が
  遅くなります。インドネシア会社 BoLT のルーターを
  購入してからはシドゥメンやテガラランでも利用可。
  インドサットの通信会社を利用。
  使い放題で1ヶ月約 RP.200000 ( 約2000円 )


バリ島の家庭料理 スモークチキンの作り方

2016年09月02日 | BALINESE LIFE
カディさんにしばらくロスメンを留守にしますと
話しをしたら、最後の夕食にスモークチキンを
作ってくれました。

朝から準備が始まりました。
1. 包み込む葉を綺麗に洗って乾かします。


2. 鳥を流水で綺麗に洗います。
  スモークチキン用の鳥は特別らしく、王宮近くの市場で
  前日に頼んでおいて買いました。


3. 鳥の下準備をします。
  コショウ、塩、ココナッツオイルを揉み込みます。
  関節を外して柔らかくしてしばらく置き、
  水分を抜きます。


4.  調味料 Bumbu の準備をします。( インドネシア語 )
   お皿の真ん中に jahe, 左に isen、その上に cekeh,
   右隣は kunit。後は時計回りに
   cabe lombok 2ヶ, cabe kecil 3ヶ,
   bawah merah 7ヶ, bawah putih 1房,


   表側をきれいにして刻み、石臼で潰します。
   isen




   jahe, kunyit, cekeh を足します。

   
   cabe lombok 刻んで入れます。


   cabe kecil ( 小さな唐辛子で大きな唐辛子よりも辛い )


   bawah putih ( ニンニク ), bawah merah ( 赤玉ねぎ )


   クミリー  
   表側は茶色で中身は白。潰すと多少の油が出ます。






   merica hitam ( 黒コショウ) と
   merica putih ( 白コショウ )


   オリジナルココナッツオイル、 masako ( 味の素? ) 、
   garam, palm sugar, ebi secukupaya を加えて
   良く潰します。
   香辛料の分量などで各家庭の味が決まるそうです。


5. 下準備の後、水分が抜けた鳥に潰した香辛料を
  少し残して、詰めます。


  ダウンサラームの葉を最後に入れます。


6. 鳥を折り曲げて、乾かした葉で包みます。








7. バリ島の家庭の一般的なかまどで燻製にします。
  かまどの灰を手前に寄せて、包んだ鳥を
  奥に入れて、乾いたココナッツを燃やします。
  長い時間ほど良いそうで、今回は8時間ほど
  でした。




出来上がりました。
夕食はワヤンさん家族と一緒です。
カディさんが始めてこの料理を作ったのは
高校生だそうで、お母さんは料理上手な人だと
ワヤンさんが教えてくれました。誰もが作れる
料理ではないそうです。




肉はとても柔らかく、バリ島風味の香辛料も強くなく、
辛さも少なめにしてくれました。
皆さんと美味しくいただきました。