イカットの島 / バリ島に暮す / 風に吹かれながら

バリ島ウブドの小路は手工芸にあふれています。バリヒンドゥーの信仰に息づく暮らしに触れながら手織りの時を楽しみたい。

私の旅は続く / バリ島のロスメン紹介

2018年08月01日 | 暮し
後、1週間で日本に帰ります。今回はひと月半余りの
バリ島でした。途中、テガラランにあるいつもの
Dukuh village homestay にしばらく泊まりました。
別の日にはロスメンの長男ワヤンさんが営む
Eden House に1日だけおじゃましました。
定宿は家族経営のロスメン Hibiscus Cottages です。
今まで借りていた上下ふた間の部屋は一人の私には
広すぎるので、ひと間の部屋に変えてもらいました。
キッチンスペースがあるのでプロパンガスを
お願いすれば調理は出来ましたが今回は荷物の
片付けもあり、外食で済ませました。
すぐ近くにワルンが出来て美味しく、こちらの値段
で食べられてとても助かりました。

バリ島に暮らし始めた5年前から今までを振り返
ると、通院の為に何度も帰国した日本では
ウィークリーマンションを転々と、その後仮住まい
先も見つけ、バリ島からの引っ越しなど含め
移り住んだ場所は10カ所以上にもなりました。
短くても、長くても少ない荷物でその空間を居心
地良く暮らす知恵だけは身につけたようです。

今年に入ってからも、必要な小旅行が続きまし
たが、やっと、国内に一定の場所に落ち着く事が
できました。静かで山の景色も素晴らしい地域です。
でも、自分の居場所がここなのかピンとこない感覚
とこれからも探し求め続けるのか、不安な気持ちが
ありました。そのような時、
「今、自分にとって居心地の良いと感じる場所に
居ます。年齢や状況によって変化、違ってくる
ことは自然の道理です。」
 と知り合いの住職さんがお話ししてくれました。
時は移りゆくものととらえれば、ずっと旅人で
あって良いと思えました。物にとらわれない心、
自由な心、ここでなければならないと考える
事こそが、とらわれているのだと思えました。

旅人のまま、一生過ごすような気がします。

定宿のロスメン
Hibiscus Cottages
Bisma St. 80571 Ubud Gianyar Bali
0361-970475
E-mail hibiscuscottages@hotmail.com
部屋数は10部屋あります。敷地内に建つ位置、
建築年数、ロケーションなどは各部屋ごとに
違いますので内覧させてもらい値段交渉する
のが良いと思います。私たちも10年程前に
あちこちを見て探し廻りました。当時、
キッチン付きでふた間の部屋はなかなかあり
ませんでしたので即決しました。
調理用具は自前。
ふた間の部屋は Room3 ,今回は Room2 です。

建物は古くなりましたが、長期滞在出来る
良い部屋です。湿気を考えて2階を借り
ました。窓からの眺め。


奥には小さなキッチンスペース。冷蔵庫あり。




その奥が浴室です。


クローゼットはカビっぽくなるので解放して
使っています。預けていた今までの荷物を
梱包し直しました。
通常は小さなトランク一つで間に合います。


バルコニーは広く洗濯物も干せます。
部屋には机もあるので多くの時間をここで
過ごしました。


今回は43泊でRP 7,525,000 (RP 175,000/1泊)

ブッキングドットコムなどで予約すると、値段の
交渉が出来ないので、私は帰国時に次の予約を
入れていきます。変更はメールで伝えれば問題
ないです。叉は数泊のみ予約して、長い滞在ほど
ディスカウントしてくれますので、現地で交渉を。
ブッキングドットコムなどの大手のエージェントは
高額なコストがかかっているので、どこの宿もダイ
レクトなやり取りを望みますし、安くしてくれます。

テガラランの Dukuh Village Homestay
Br. Dukuh, Kenderan, Tegallalang 80561, Gianyar Bali
+62 81 2365 8355
E-mail arkarinin@yahoo.com

気持ちの良いバルコニーからの景色



バルコニー横にキッチンがあります。
プロパンガスとボトルの水は部屋代金に含まれ
ています。多少の調理用具は有り。半分屋外な
ので蟻がすぐにやってきます。食品や調味料
など全て冷蔵庫に入れておいた方が安心です。
冷蔵庫が設置されていない時もありますので
キッチンを使う場合は事前に相談を。食材は
オーナーがフリーで出してくれる車を利用し
て、10分ほどのデルタデワタスーパー
マーケットで買い物が出来ます。
Dukuh 村は田舎ですので、周辺に小さな
ワルン1軒とホテルのレストランが少しあるだけ
です。頼めば有料で昼食と夕食が注文出来ます。
私はお米を渡し、替わりに炊き上がったご飯を
そのつど貰っていました。


二部屋つづきです。この部屋だけが生活道路に
面していて、バイクや車の音が気になるかもし
れません。他の部屋は離れていますので静かです。






道路側バルコニーの扉


隣はオーナー兄弟が経営する木工工房。




今回は4泊で RP 1,468,800
ブッキングドットコムで予約。ダブルルーム ガーデンビュー2階
バリ島では部屋借しなので一人だと割高です。

Eden House
詳しい内容はブッキングドットコムで

朝食。カデイさんの作る食事は評判で、昼食と夕食も
有料で注文出来ます。


ハイビスカスと同じで4階がレストランです。
眺めに癒やされます。同じウブド内でも道路から
離れているので静かです。


ワヤンさんの綺麗好きと船での仕事のキャリアが
生きて、どこも衛生的でピカピカです。
バリのアバウト過ぎるお国柄ではとても稀少です。




ライスフィールドの散歩道

2018年07月05日 | 暮し
2月に急用があり日本に帰りましたが、6月下旬から
再びバリ島です。ちょうど新学期が始まる前の長い
休暇中で、高校1年生になるプトゥさんが散歩に付
き合ってくれます。
ビスマ通りは車もバイクも人も増えて歩きづらくな
りました。王宮通りを渡って向かい側に車が入れな
い道があり、ライスフィールドが広がりハイキング
コースにもなっている道で1時間ほど歩いています。
 
王宮通りから入る。水道橋が上にあります。


以前は建築材料置き場になっていた道が
きれいになっていました。


突き当たり左側がライスフィールドに行く道。


左の広い道はプライベートで、右の
道がライスフィールドに続いています。


突き当たり右側の細い道は Eden House 入り口。
ワヤンさん家族が営むロスメンで、Eden House と
名前を変えました。
 

ライスフィールドの道も両側にはバンガロー、
ミニホテル、レストラン、スパとこの数年で
増えました。
ヨガスタジオの入り口。




可愛い草花に出会えました。






葉に触るとお辞儀をします。


花の蜜は眼薬にもなる星の花。








田んぼを祀るお寺。


集合を知らせる時に鳴らします。


家が途切れて田んぼの道になるあたり、左手に広がる
風景に吸いこまれそうになります。




田おこしをしているトラクターの側には
沢山の白サギがやってきます。


ここで折り返して戻りました。
入り口から20分ほどの距離です。
帰りは緩やかな下り坂。




いつも一緒に歩いてくれる人なつっこい犬
 

日差しがまだ強くない朝の散歩はとても
リフレッシュされます。


バリ島で和食を堪能

2018年02月10日 | 暮し
久しぶりのバリ島でブログを再開する気持ちに
なりました。まだ残務処理があり、今回は
2ヶ月ほどの予定で一人で来ました。

こちらで知り合った友人の友人が自宅で和食での
おもてなしが得意と聞き、早速、友人が連れて行
ってくれました。
料理が不得手な私にとって、バリ島で手に入る
日本の食材は限られていて作れるレシピはほん
の少しです。
バリ島で本格的和食が食べられるなんて、感激
です。友人のmacoさんは特段にお料理を勉強さ
れたことはないそうですが多様な味を楽しむの
がお好きだそうです。
お料理にふさわしい器なども繊細で、心のこもった
おもてなしにとても癒やされました。
お正月にはお節料理目当てのお客様が多いそうです。
口コミだけで輪が広がっていますと話されていました。
チャーミングなmacoさんのお料理と楽しい会話に
久しぶりに時を忘れました。

渓谷の上にあり、周辺は緑に覆われています。
翡翠にも会えました。 




爪楊枝の小袋も可愛い


ティーバッグでないほうじ茶を久しぶりに頂きました 


柔らかなふろふき大根  
   

まさかの煮こごり 
  

サツマイモも入った、かき揚げ


土鍋で炊いたご飯 


残りものですがと言いながら、ササッと作って
くれました。
辛さで素材の味が消されるバリ島のお料理と違い、
食材の味が引き立つ和食の美味しさを久しぶりに
味わいました。


日本で暮らすことに

2017年07月05日 | 暮し
久しぶりのバリ島です。
状況が大きく変わり、つれあいは身体的理由から
飛行機の旅が出来なくなりました。
バリ島と日本と考えていた二つの暮らし方は諦め
ることになりこの事で、バリ島の暮らしを閉じる
ために訪れています。ビザが有効な間はまだ、行
き来が出来ますので当面は一人旅になりそうです。
今回は英語の通訳の為に家族が同行してくれて、
とても助かっています。銀行、宿泊先への説明、
荷物の引き去り、契約が切れる来年2月には立ち
会えないので処分品のお願いなどあっという間に
時が過ぎていきます。
手織り機や腰機、糸の片付けをしていると、ふと
織れる時が再び来るのかなと思ってしまいます。
今までの時空は、かけがいのない輝いた一瞬を
神様が与えてくれたのかと。
引っ越しの準備を一人でしていると、落ち込みま
すが、心穏やかに過ごせるようバリ島の暮らしを
振り返りながら日本でも過ごしていきたい。

しばらくは手織りや手編みの更新が難しいので
番外編で感じた事などを発信していきたいと思
っています。

何時もの風景 部屋から




屋上のミニレストランから



家具の引っ越しは船で。出港までのプロセス。

2017年03月22日 | 暮し
バリ島では生活に必要だった家具を購入しました。
置いていくつもりの家具でしたが3ヶ月ほど
バリ島にいるので日本に送る事にしました。
どこに業者さんがあるのかネットで調べ、問い合
わせたところ法人の家族が対象で一般の取り扱い
がないとの返事で困ってしまいました。
個人で引っ越しをする人は少ないのでしょうか。
バリ島のサイトでイロイロ探した所、カーゴの
代理会社があり、輸入貨物の取り扱い可能でしたが、
別送品は初めてらしく、調べてみますとのこと。
並行して、日本で使うキッチンテーブルを探していた
ところ、マス村の木材を扱うお店で手頃なテーブルが
置いてありオーダーしました。バリ島では車で走って
いると、いたるところで大きな木を乾かしているお店を
見かけます。インドネシアは木材の産地でもあり、無垢の
一枚板のテーブルは一般的に多く使われています。
このお店も厚さや大きさなど様々な材木が沢山置いて
あり、幅が70cmほどの木を選びました。長いので
150cmと50cmに切ってもらい、二つにしました。
カーゴ会社と提携していて、家にある家具も一緒に
運んでくれるというのでこのお店に決めました。注文が
12月の末で、2月上旬にテーブルの出来上がりを見に
行き、カーゴ会社が部屋まで集荷に来ました。木枠で
梱包して、バリ島の港からジャワ島、シンガポール経由で
東京港に3月27日に入港する予定です。
必要な書類がなかなか届かず、何度か連絡を入れてヤキモキ
しましたが、帰国の10日前にやっと届きました。
ほんとにバリ島タイムです。
カーゴ会社は日本の会社と提携していますが、関税の
手続きから自宅までの配送をしてくれるのか尋ねても
よくわかりません。一応、12月下旬に別送品可能な別の
日本の配達業者さんにコンタクトをとっておきました。
こちらはお正月を挟んで忙しい時期にもかかわらず、直ぐ
に返事が届き、イロイロなアドバイスを頂きました。

カーゴ会社と提携している日本の会社に連絡を入れて、
配達業者との引き継ぎをお願いしました。

さて、荷物は別送品扱いとなり、無事に家まで
届くのでしょうか。

参考
サガワロジスティクスジャパン SGH
  ( 東京港での通関手続き、自宅までの配達 )
品川区勝島1-1-1東京SRC.B館4階
Tel / 03-5753-2401

MALU-MALU ( バリ島、カーゴ代理店。奥様は日本の方 )

SHINYEI SHIPPING CO.LTD ( バリ島カーゴ会社と提携会社 )

ART FURNITURE ( 木工房 )
JL.Tjokorda Rai Pudak
Tel / 0361 971 935

CV.NIRAWANA DEWATA EXPORTER ( カーゴ会社 )
JL. Gunung Muliawan No.20 Gianyar
Tel / 0361 942 156
梱包の表側に 「Unaccompanied Baggage」、 「Used」
と書いて下さいとお願いしました。
4箱、約500kg、3,5立米で約11万円でした。
家具の総額よりもかかりました。

別送品とは 
本人の引っ越し荷物、帰国後6ヶ月以内。
新品は認められない場合もあり。

必要な書類
1. 入国時の別送品申告書、確認印付きの原本
2. パスポート。出入国印/住所/写真のページのコピー
3. ビザのコピー( 滞在期間1年未満は認められない )
4. invoice (内容品明細書 、まとめての価格 )
5. packinglist
6. B/L
7. Arrival Notice ( 入港1~2日後)

キッチンテーブル 150cm×70cm


脚は日本で取り付けます。


コーヒーテーブル 50cm×45cm


ざっくりとした造りです。
材木はマホガニーで、二つで RP.4,500,000 ( 約45,000円 )