イカットの島 / バリ島に暮す / 風に吹かれながら

バリ島ウブドの小路は手工芸にあふれています。バリヒンドゥーの信仰に息づく暮らしに触れながら手織りの時を楽しみたい。

検査入院。 ウブド / マス / デンパサールの病院

2015年11月29日 | 暮し
夕食から数時間後、つれあいが突然背中の痛みを
訴えました。しばらく様子をみましたが、おさま
らないので病院に行く事を決めました。
しかし、ウブド周辺の海外旅行保険対応の病院まで
行く足がありません。ウブドのタクシーはいわゆる
白タクなので流しで拾うことが出来ません。
ロスメンの家族がドクターを呼ぶことが出来るという
のでお願いしました。
しばらくすると TOYA MEDIKA CLINIKから
運転手、看護婦、ドクター、助手の人が見えました。
簡単な書類と問診、診察、痛み止めの注射の処置後、
TOYAでは対応せず、マスにある ARI CANTI に運ん
でくれました。
ドクターの簡単な問診後、尿検査をして結果は問題なし。
こちらから血液検査をお願いして、しばらく待機。
炎症の有無を確認したかったのですが、一般的な血液検査
のみでした。ドクターからは考えられる痛みの検査の
指示は出ません。結果、検査項目は問題ないので、
痛み止めの処方が出て、お薬を病院内で買って、精算
して帰りました。帰りは病院の車です。
翌日、TOYAの病院から精算にみえました。
共にRP.700000前後でした。

病院に行く事が出来ない夜中の対応はドクターを
呼んでもらった方が良いという事を学ぶました。

翌日、スペシャルドクターがそろう Kasih Ibu の
日本人スタッフの方に直接電話をかけました。
炎症を含め、考えられる項目の血液検査が出来るのか
尋ねました。折り返しの電話で血液検査とエコーの対応が
可能で直ぐに予約を入れてくれました。
予約時間に間に合うよう、タクシーのマデさんに頼み、
デンパサールにあるKasih Ibuに行きました。
第一段階では救急のドクターが対応します。検査結果が
揃った段階で救急のドクターの判断で専門医に引き継がれる
そうですが今回は日本人スタッフの判断で専門医が呼ばれ、
あらかじめ検査結果を精査してから、再び問診、診察を
してくれました。結果、私たちが心配していた手術後の
後遺症の炎症ではなく、胃からの影響ではないかとの診断で
もう少し詳しく調べてもらうことで2泊の入院となりました。
入院費用の見積もりを出してくれて、デポジット
として半額を先に支払います。
バリ島の病院の計算は部屋代が高く、ホテルなみの金額です。
ドクターと看護婦は部屋に訪れた回数でカウントされます。
診察の一環で診てくれる日本の病院とはシステムが
違います。以前に Kasih Ibu を見学していたので、
見積もりには驚きませんでしたが、長い入院はとても
無理だと思います。


ここに至るまで、日本ならば最初の段階で消化器内科を選べて
もう少しスムーズにいく内容ですがこちらでは専門の先生に
たどり着くまで時間がかかります。
検査の予約、先生との意思疎通、事務処理など手早く進めて
くれた日本人スタッフの方に感謝です。

つれあいは海外旅行保険に加入してなく、国保のみですが
後日、日本の役所に出す書類も準備してくれます。
ずっと、ロスメンの若夫婦が付き添ってくれました。時には
内容の補足や介助をしてくれたりでとても助かりました。

しばらくはこの病院とのお付き合いがありそうです。


TOYA MEDIKA CLINIK
JL.Raya Pengosekan
0361 - 978078, 2189000, 4792023
081 999 273 555

ARI CANTI
JL.Raya Mas
0361 - 974573

Kasih Ibu
JL.Teuku Umar Denpasar
INFORMATION 0361 - 3003030
RESERVATION 0361 - 3004141




小さな手編み 17 ターバン

2015年11月28日 | 小さな手編み
二ヶ月に一回の割合でヘナで染めています。
白髪が目立ち始めた頃にヘアーバンドで隠せるかなと思い、
少し太めのターバンを編んでみました。

参考にした本
リネンのハンドニット
桜間よりこ
文化出版局

作品はかぎ針2号ですが4号の太さの糸を使用しました。
結びひもではなく、ゴム止めにしました。





2枚目は幅を短めに、ピコットの縁編みではなく、
ゴム編みのように見える表引き上げ編みと
裏引き上げ編みを交互に3段入れてみました。
マンゴスチン染めと友人から頂いた赤シソ染めの2本取りです。
4段で一模様です。




模様編みの後に両端を引き抜き編みで縮めて、
増減無しの方眼編みで適当な長さまで編みます。


端を綴じ針で止めて、ゴムを通します。







バリ島。家作りをレポート 13

2015年11月26日 | BALINESE LIFE
久しぶりのレポートです。
日本から戻って来た時には2階梁のコンクリート打ちと
3階柱のコンクリート打ちが終わっていました。





3階の様子。真ん中は屋根の部分なので吹き抜けです。



2階と同じ工程が終わり、コンクリート打ち専門の
人たちが来ました。
午前中はリフトのやぐらとセメントを流し込むスロープを
トタンで作っていました。
ドラム式コンクリートミキサーも持ち込まれました。
砂と砂利を頭に乗せて、女性たちが運びます。
ミキサーに入れ、水を加えセメントと混ぜ込み、
コンクリートリフトを使って上げています。


真ん中のやぐらがリフトです。


セメントを流し込み、平らにしています。


3階の床面と梁を支える竹。




作業は一日で終了。翌日の様子をロスメンの屋上から
撮りました。やぐらの木枠だけが残っています。





シドゥメン村のギリ・チャリック Giri Carik に泊まる

2015年11月22日 | 暮し
今年に入って6度目のシドゥメン村です。
ウブドのロスメンから見えるたんぼは少なくなってきましたが
街中とは違い部屋ではくつろげています。
でも、たんぼと山々に囲まれたこのギリ・チャリックからの
風景をみるとやはり来て良かったと思います。

今回はムンチャン村のイダ・バグースさんを訪れてから、
彼の案内で山に行く予定です。
この頃はここに泊まり、ムンチャン村に行くのが定例化して
きました。つれあいとバグースさんが同い年で、気が合うのか
会う事をとても楽しみに待ってくれています。
不思議な御縁が濃くなってきました。

田植えが終わった棚田は絵のように綺麗です。


畔のラインが魅力です。


1日だけ、アグン山が良く見えました。


読者と編み物三昧です。
デンパサールで買ってきたコットンで夏用ヨガ・ソックスを
編んでいます。




Sidemen から Muncan へ向かう途中の Selat を右に曲がる道が
アグン山登山への入り口です。登山口駐車場まで行きました。
階段上にはアグン山を祭るお寺 Pura Pasar Agung が
あります。
頂上まではここから片道3時間かかるそうです。
登山口駐車場。




アグン山の登山口。


注意書きの看板。


神聖な空間を感じました。




登山口駐車場までに至る道に広大な採石場があります。
バリ島の一般的な家やブロック壁や道路など、材料となる
砂や砂利は無くてはならない物です。
ここからバリ島全域に運ばれるそうです。
トラックは周辺の村を通る度に通行料を払います。
村の収入になっています。






トラックのほとんどが日本車です。バリ島の生活に無くては
ならないバイクも営業用の乗用車もほとんどが日本製です。
日本の技術は信頼を得ていると感じます。



小さな手編み 16 アフリカンフラワーモチーフ (6枚花びら・六角形) 

2015年11月17日 | 小さな手編み
8枚の次は6枚の花びらも編んでみました。

アフリカンフラワーモチーフの6枚花びら


Granny Square 6枚花びらのモチーフ (正方形)




簡単な編み図

アフリカンフラワーモチーフ (6枚花びら)



Granny Square (6枚花びら・正方形)


9枚で鍋敷に。



用事があって、デンパサールまで出かけた時に
運転手のマデさんに教えてもらった糸屋さんで編み糸を買って
きました。ミシン糸が専門みたいで、編み糸はわずかでした。
糸玉は不揃いで無造作に置いてありましたが約100gで
約 RP.7000(約70円)でとてもお買い得でした。