イカットの島 / バリ島に暮す / 風に吹かれながら

バリ島ウブドの小路は手工芸にあふれています。バリヒンドゥーの信仰に息づく暮らしに触れながら手織りの時を楽しみたい。

久しぶりのシドゥメンです。

2016年08月18日 | 暮し
ロスメン周辺が騒がしくなってきたこともあり、
ウブドを離れて久しぶりのシドゥメン村です。
宿泊はいつもの GIRI CARIK です。
こちらでも左側のたんぼを借りて新しくホテルを
造っていました。景色の良い場所はたんぼから
建物に変わってしまうのは避けられないのでしょう。
観光客が増える事で道も良くなり、お店も出来て
レストランやタクシーなどの仕事も増えていきます。
シドゥメン村に向かう沿道の村も訪れるたびに
綺麗になっていきます。

工事中の建物


GIRI CARIK は家族経営ならではの気配りが行き届いていて
いつも、心地好い空間を提供してくれます。
前回作っていたグリーンのカーテンが
良く育っていました。




途切れなく咲く花






満足度の高い施設です。
エージェントからの表彰状が飾られていました。


ゆったりした時間が流れます。夕方には
村のガムランの練習が聞こえてきました。
続きの Wayuu Bag を編んでいます。


8月17日はインドネシア独立記念日でした。
ウブドでも子供達のパレードが前もって行われました。
ロスメンのタケシ君も選ばれて参加したので見に行きました。
あいにくの雨で、途切れてのスタートでした。






サッカー場がスタート。
小学校前の沿道では子供たちが声援を。




シドゥメンでは当日に子供たちによるガムランと踊りでの
お祝いが行われ、見学しました。
観光客もあちらこちらから集まり、100人ほどの賑わいでした。
いくらかのドネーションを納めて会場に入ります。










2時間あまりの公演でした。
日本では終戦記念日ですが2日おいての独立記念日は
インドネシア共和国が独立を勝ち取った日です。
街中が国旗に溢れます。
71年前の今日を心からお祝いしているように感じました。




小さな手編み 25 Wayuu Bag らしく編む 3作目 その1

2016年08月16日 | 小さな手編み
ロスメンのカディさんがWayuu Bag を
とても気に入った様子でしたので
カディさん用に編んでみました。
色糸は選んでもらい、最初の作品と同じ
模様で3色を規則的に繰り返しました。

底を八角形にぐるぐる編みます。
適当に配色しました。


今回もすじ編みで編みます。
少し模様になってきました。同じ模様ですが
配色によって印象が違います。

小さな手編み 24 Wayuu Bag らしく編む 2作目

2016年08月10日 | 小さな手編み
YouTube などで Wayuu Bag を検索すると沢山の作品を
見ることが出来ます。もう一つ Wayuu Bag に
チャレンジしました。

底は立ち上がり無しでぐるぐると編みます。
8目からスタートし、各段で8目づつ増して
112目で終えました。


前回、細編みで束ねた色糸が表側にひびくのが
気になりました。今回は側面をすじ編みで試してみます。


側面二段目のすじ編み。


簡単な図
立ち上がり無しの編み方です。
一段目が終わり、二段目に入る時に茶色のラインが
ずれ込みました。図面上ではひと模様が28目の4模様で
112目ですが、ずれ込む分の2目が足りませんでした。
段目が変わる前後で調整しました。


本体が編み終えました。前回よりも少し小さめです。
すじ編みの方が表にひびかないように思えます。


紐は四つ編みで編みました。出来上がりの約2倍の長さを
準備します。タッセルが大きいと重さで緩み易いので
前回よりも少し長めです。


真ん中に四つ編みの先を入れて強く縛ります。


何回か繰り返します。


巻き始めの輪に巻付けた糸を通します。


輪に通して両端を引っ張ります。


薄紙を巻いて、カットします。


出来たタッセルをホールに通しておきます。


もう片方のタッセルを作って出来上がりました。


持ち手は短めにしました。
以前腰機で織った、経浮き織りを使いました。






出来上がりのサイズ
底の直径 14cm、 高さ 20cm
紐の長さ 74cm、 タッセル 8cm



Wayuu Bag のショルダーひもを腰機で織る ( 3本目 )

2016年08月05日 | 腰機 Back tension loom / in Bali / 2016年
図案を考えてからまずは整経。


簡単な図
整経は左側の下糸からスタートします。


腰機にかけてから上糸と下糸を確認します。


少し織り始めました。
緯糸は2本どりです。


上糸が上


下糸が上


輪状式の整経なので輪に織り上がります。


Wayuu Bag の本体に付けて完成です。




バリ島の景色にピッタリです。

小さな手編み 23 Wayuu Bag らしく編む その2

2016年08月02日 | 小さな手編み
次にひもを通すホールを編みます。
ホールを8ヶ所として、136目÷8=17目 
細編みを13目、残りの糸を芯にして4目の細編み。
8回繰り返します。




ホールの2段目はそのまま細編み


模様の最後の数段は同色で編みました。
本体が編めました。




紐は四つ編みで編みました。




両端にふさを付けました。
四つ編みの紐から直接タッセルを付けたいのですが
よくわからず、ネットでイロイロと調べてみました。

中心をとりたいので長さの2倍強の厚紙を用意。
巻きます。


中心に縛るひもを渡して、四つ編みのひもの先を
中に入れます。


四つ編みの先の結び目のきわをきつく縛ります。


縛ったひもは中に入れて、半分に折ります。


好きな位置で縛る。
縛りはじめの輪に通して、両端を引っ張ります。


綴じ針で先端を処理します。


輪を切って


薄紙を巻いて


カットします。


タッセルが出来上がりました。




後は紐を付けて完成です。
ショルダー用の紐は糸のよりに差し込んで
編み込んで作るようですが腰機で織る
予定です。


出来上がりのサイズ
底の直径 17cm、高さ 23cm
紐の長さ 63cm、タッセル 10cm
腰機で織るショルダー紐の長さ 110cm、織り幅 5cm


タッセルなど始めての事もあり、間違えも多く
ありました。でも色合いなど考えたり、全て手作業
なのでとても達成感がありました。
課題も残るので再び編みたくなりました。
次の図案を選び、書き写すのが楽しみです。