イカットの島 / バリ島に暮す / 風に吹かれながら

バリ島ウブドの小路は手工芸にあふれています。バリヒンドゥーの信仰に息づく暮らしに触れながら手織りの時を楽しみたい。

小さな手編み 22 Wayuu Bag らしく編む その1

2016年07月30日 | 小さな手編み
Hidden home ubud では手編みを楽しみました。
何を編もうかとネットで探していたら、かわいい色鮮やかな
バッグがありました。
Wayuu Bag という名前でコロンビアの先住民 ( アメリカの
先住民 だった人たちと重なるのでしょうか) のWayuu族の
人たちが作っています。
デンパサールで買った原色の糸に合いそうです。
アクリルの残り糸で試しにコイン入れを一つ編みました。



色を替えるタイミングは一つ手前の細編みです。




写真で見ると Wayuu Bag は筒型が多いようです。
小さめに作ってみました。
かぎ針4号使用。立ち上がり無しでぐるぐる輪にします。
直径17cmほど、丸い底を136目で終えて、側面の一段目は細編みのすじ編み。


二段目からは細編みで模様に編み込みます。
( 動画ではすじ編みのようです )
ネットで見た模様を参考に図に起こしてみました。
34目でひと模様を4回繰り返します。
Wayuu bag 簡単な編み図


少し模様らしく見えてきました。
細編みだけなので単調のようですが色を替えるのに
気を使うので早く感じます。
糸は5色なので多い時には4本を束ねて編み込みます。
それぞれの糸が絡みつくので別々の箱に入れてみました。。


最初は束を緩く持っていたので表側にひびいていました。


写真で見ると、Wayuu族の編み糸は細くキッチリと
編み込んでいて隙間が見えません。

5本の糸は互いによりを作って捻れていきます。
手元から離れるようにクリップを使いました。
100円ショップのクリップを紐に通してみました。


使っていく順番に並べていきました。


捻れが無くなり随分とはかどりました。編みを中断する時も
絡み付いていないので、すぐに編めるようになりました。


自己流ですが、糸を替える要領
ひとつ手前の細編みで次の色糸 ( オレンジ ) を引き抜く。
この時、左側の糸を上に乗せる。








前の糸 ( 黄色 ) を引っ張って、きつめる。


オレンジの1目。
中指と薬指の間に全ての糸を束ねながら
後ろに引っ張って細編み。






糸同士が離されているので絡み付きが無くなりました。
色糸を使う順番が違っても
引き抜く時に左側に糸を寄せるのが基本です。








Hidden home ubud に泊まる

2016年07月23日 | 暮し
ロスメンの長男夫婦が1年かけて、ロスメンを
建設していました。ウブドの王宮通りを挟んで
ビスマ通りの反対側です。
たんぼから谷戸に下る小さな用水路沿いに
あります。王宮通りから数分奥まっただけですが
鬱蒼と木々に囲まれた隠れ家的なロスメンです。
私たちが初めてのお客となり、オープン前の
練習となりました。

王宮通りからの行き方
王宮からビスマ通りを過ぎると、右側に
PURA DALEM 死者の寺があります。
シウ゛ァ神を祀っていて、ウブドの
4つのバンジャールのお葬式に使われます。
毎週月曜日、水曜日、金曜日にはバリダンスの
公演があります。






少し歩くと、右側に急な坂道が見えてきます。
上には水道橋があり、ビスマ通りエリアのたんぼに
続いています。




坂道は行き止まりになっていて、車はここまでです。
奥の道はバイクでしか入れず、建築材料がここで
下ろされて、人力で運んでいます。


バイクが出てきた左側の道がライスフィールドの散歩道に
続きます。わかりにくく、迷いやすいところです。


右側がロスメンに行く、用水路沿いの道です。


数分歩くと3階建てのロスメンが見えてきました。


ロスメンの入り口




家寺とガーデン


ガーデン前の景色。谷戸の上はたんぼです。


オープンは3階の2部屋からです。
階段から見た景色。


部屋の入り口は重厚感のある扉です。


ベッドルーム




奥にバスルーム


その先の扉。
小さな空間ですが長椅子が置かれていて、たんぼの景色が楽しめます。




4階は食堂とフリースペースになっています。
大きな木のテーブルはこの土地を整地する時に
切り出した木で作った物です。


バリスタイルの壁


フリースペースから見た眺め




翌朝はライスフィールドの散歩道を歩きました。
用水路脇の石を上がって、近道しました。



すぐにライスフィールドの散歩道にぶつかります。
右側奥にロスメンが見えます。


この道も随分様変わり、ヨガスタジオや
スパが増えていました。


尾根を挟んで、たんぼが広がります。
気持ちの良い散歩道です。






帰りは細い道を通り、入り口まで戻り一周しました。


今歩いた道を見ながらの朝食です。


帰る日の朝。
しばらく続いていた雨もあがり朝焼けが綺麗でした。




暮らすロスメンや王宮からわずか15分足らずの
場所ですが、りすや鳥も多く15mを超えるやしの
木々に囲まれた空間でのんびり過ごしました。

Hidden home ubud
E-mail / hiddenhomeubud@gmail.com
    ( 英語又はインドネシア語 )

詳しくはアゴーダで。
現在はオープン割引中でお手軽な料金のようです。




カルトナージュで作るパスポートカバー

2016年07月19日 | ハンドメイド
出国、入国の際にはなるべく
荷物を少なくするようにしています。
パスポートも出し入れがしやすいように、
チャックのビニールに入れていました。
手帳スタイルはかさ張るようで避けていま
したがカルトナージュで作ってみました。

厚紙とケント紙をサイズに切り取り、
表布とそれぞれの布を裁ち、貼付けました。
表布はイダ・バグースさんから頂いた
バティック ( ろうけつ染め ) です。


Eチケット (A4三つ折り ) とカードを入れる
ポケットも付けました。



使った用具


出来上がりました。


内側


使い勝手はどうでしょうか。
11月の帰国が楽しみになりました。



カルトナージュで作るタブレットケース

2016年07月16日 | ハンドメイド
タブレットのケースが無くて不便でした。
日本で厚紙を買って来てもらったので
作ってみました。

厚紙をサイズに切り取ります。
周辺は本体より2㎜大きくしました。


手順はほとんど手帳カバーと同じです。
厚紙に布を貼っていきます。




出来上がりました。




簡単な図


カメラレンズ用の穴は表側、本体受け表側と裏側の3枚に
開けます。

折り山を2枚にする予定が間違えて1枚にのりを
付けてしまいました。後から折りを付けたので
表布に空気が入ってしまいました。


立てた時に滑らないように裏皮を使いました。
ゴムは白色しかなく、黒のマジックで塗りました。


バッグからの出し入れや動画を見る時など、
便利になりました。

小さな手編み 21 アクリルたわし / ワッフル編み

2016年07月13日 | 小さな手編み
アクリルたわしのストックが無くなりました。
使い勝手が良いのは大きすぎず、凹凸がある事、
薄すぎず厚すぎず、水切りが早いことかなと
毎日使ってみて思います。

今回は本だけではなく、ネットも検索して探しました。

一本の長いひもに編み、五角形にします。
8cm四方で少し小さめかなと思いましたが、面白い
形なので編んでみました。


凹凸が出来るワッフル編みです。
2本どりはしっかりしていますが編み目の空間が気になり、
1本どりも試しました。左側が裏。


右側が1本どり。


簡単なワッフル編み図。
往復2回で一模様を繰り返します。
AとBは両端が異なるだけです。



詳しくはYouTubeで
アクリルたわしで検索
タイトル ワッフル模様のアクリルタワシの
     編み方 [ かぎ針編み ]
作者   happyknittingmama/ハピママ

タイトル ワッフル編みの編み方 [ かぎ針編み ]
作者   Crocyet and Knitting Japan