イカットの島 / バリ島に暮す / 風に吹かれながら

バリ島ウブドの小路は手工芸にあふれています。バリヒンドゥーの信仰に息づく暮らしに触れながら手織りの時を楽しみたい。

ハイビスカスの花びら染め 1

2015年08月31日 | おりひめ手織機 で織りを楽しむ
毎日、ロスメンではハイビスカスのお花を
あちらこちらに飾ります。
一年中お花が途絶えることはありません。
飾るお花は毎日、市場で買ってくるそうです。
花びら染めを試そうと思い、一日限りで捨てる花を貰い、
集め始めました。

ロスメン内に飾られているハイビスカス。






ハイビスカスの5枚の花びら。


頂いたハイビスカスを花びらだけにします。
とても贅沢なひと時です。


一日目は36g、二日目は44g、三日目は66gでした。
陰干しをして乾燥させています。ドライの場合、糸の重さの2倍必要と本に書かれていましたので、ドライで約200g集めています。10日間ほどかかるでしょうか。
左側から順番に一日目、二日目、三日目の花びら。
段々と色が濃くなります。


4日ほどで水分が抜け、かさが三分の一ほどになりました。
もう一度花びらを開いて、ネットに入れて、日陰で干しています。気温は毎日20度以上、湿度が低いのでカビることもありません。






小さな手編み 9 レッグウォーマー (セミロング)

2015年08月20日 | 小さな手編み
ハンドウォーマーに使った段染めのモヘヤ糸は細くても暖かく、レッグウォーマーをもう一足編むことに。同じく3本取りです。段染めの糸は同じ染めの繰り返しが無く、楽しめます。


くるぶし周辺を温めると血流が良くなるので、表引上げ編みと裏引上げ編みを交互にして、厚みを出しました。途中は細編みと長編みにし、終わりは表引上げ編みと長編みを交互にしました。終わり2段のみ、ズレないように表と裏引上げ編みの交互です。
履いてみるとくしゅくしゅとしていて、暖かいです。


簡単な編み図


使用糸
キッドモヘヤマルチ
モヘヤ  79%
ナイロン 21%
25g玉巻
(株)ダイドーインターナショナル
パピー事業部

小さな手編み 8 ハンドウォーマー

2015年08月17日 | 小さな手編み
10月末に一時帰国の予定です。寒さ対策にハンドウォーマーを編んでみました。作り方はYouTubeを参考にアレンジしました。
適当な太さの毛糸が無く、マンゴスチンで染めたコットンとベージュ色の毛糸、段染めモヘアの3本取りです。


鎖編み42目を輪にして、手首側は長編み表引上げ編みと裏引上げ編みを交互にして畝のように編みます。
長編み表引上げ編み

長編み裏引上げ編み


輪の鎖編みの底を拾い、手の平側を編みます。細編みと長編みを繰り返し、親指の位置は鎖編み5目で空けて続けます。手の大きさに合わせて適当に増減をします。


親指を鎖編みで空けます。


編み上がりました。


詳しい編み方はこちらで。
YouTube 「ハンドウォーマー手編み」で検索
タイトル ハンドウォーマー☆長編みと細編みで
     簡単に♪Crochet☆
     happyknitting mama
タイトル かぎ針でハンドウォーマー 2
     yumimaru     

小さな手編み 7 レッグウォーマー / マンゴスチンで染める

2015年08月15日 | 小さな手編み
一週間ほど体調を崩し、機に向かう気力が出ません。
手編みで楽しんでいます。木綿のレッグウォーマーのかかとが擦り切れてきました。YouTubeで検索すると、手頃なものがありました。手持ちの編み糸が少なくなり、織り糸用の竹の糸を使ってみました。

詳しい作り方はYouTubeで。
「レッグウォーマー編み物」で検索
タイトル
「レッグウォーマーの編み方・作り方 かぎ針おうち用」 
ぬくぬくかぎ編み手芸部

一足分の糸 たけ 約50g、ベージュの毛糸
かぎ針      7号

モデルより少し細い糸を使用しました。
時々履いて試しながら編みました。長さと目数はモデルと異なります。


たけ糸は真っ白で汚れ易くなると思い、マンゴスチンと赤米で染めてみました。

レッグウォーマー 112g
乾燥マンゴスチン 同量、赤米 50g
みょうばん    3g (100g:3g)

1.編み終わったレッグウォーマーをぬるま湯に浸しておく。
2.みょうばんを少量のお湯で溶かしておく。
3.水から乾燥マンゴスチンと赤米を入れる。
4.沸騰して、15分煮出す。
5.マンゴスチンと赤米を取りだし、絞ったレッグウォーマー を入れて10分ほど煮る。
6.レッグウォーマーを取りだして、みょうばんを加える。
7.再びレッグウォーマーを鍋に戻し、5分煮出す。
8.1時間以上置き、冷ます。
9.流水で色が出なくなるまで、振り洗いをする。


真っ白なたけの糸とベージュの毛糸の二本取り。


マンゴスチン茶として使った後のマンゴスチンを再び天日干しにしています。どんどん増えていきます。


赤米も煮出すとマンゴスチン茶と同じ色あいなので、加えてみました。


マンゴスチンと赤米を水から入れます。


15分、煮出したところ。ワインレッド色です。


マンゴスチンと赤米を取りだし、レッグウォーマーを入れて煮出します。


日本で買っておいたみょうばん。


淡いサクラ色になりました。



使用糸
たけ 指定外繊維(竹) 50%
   綿      50%
   50g玉巻
   (株)ベルクリエイト





おりひめ手織機で織る。平織りのポンチョ 3

2015年08月03日 | おりひめ手織機 で織りを楽しむ
織りのメモ
幅  42センチ、長さ 150センチ、 2枚
( 実寸 幅 41センチ、長さ 140センチ )
オサ 30羽使用
経糸 約12寸 30×12=360 360÷5色=72を基本として
   両耳4本は2本づつ。
   濃茶色 裂き織り用、綿レンシル20/2×2 73本
   薄緑  ファイルコットン        71本
   白   麻               70本
   グレー   綿              141本
                総数    355本
整経 150×2+12(フサ分)+80(ロス分)=393センチ
使った緯糸 ベージュ ナチュラルシルクベージュ1/17×2
      茶色   タッサーシルク
      白    つむぎコットン



もう少しで終わりです。
始めの頃は最後の結び目が出るまで織っていましたが、最後まで張りが一定で無いときがありました。織りに波打つなどの影響が出てから、最後の結び目が出る数センチ前で終わりにしています。経糸の張りが糸の性質で違いがあり、今回も、白糸の麻は緩み、茶色の裂き織り用はきつくなりました。
機草の紙に止める位置を書いています。
数本の緩んだ糸に重りをつけています。


結び目まで前巻棒側に巻きとった様子。張りが一定ではありません。


織り上がりました。


水通しをして、真ん中をかがり、ポンチョにしました。
緯糸のつむぎ糸が上下交互に出て、張りの強弱が凹凸となりました。しじら織りのような涼しげな織りになりました。