イカットの島 / バリ島に暮す / 風に吹かれながら

バリ島ウブドの小路は手工芸にあふれています。バリヒンドゥーの信仰に息づく暮らしに触れながら手織りの時を楽しみたい。

テガラランに小旅行。 4 板杼を注文

2015年12月21日 | おりひめ手織機 で織りを楽しむ
テガラランの周辺を走っていると木材が沢山置いてあり、
木工の作品を作っているお店が並んでいます。
マス村は家具類が多いようですがこちらでは
置物などの小物が多いようです。
宿探しに立ち寄った時に工房が多いこのエリアで
板杼を作れる人がいるかもしれないと考え、今回
日本で購入した板杼を見本に持って来ました。
宿のオーナーの奥様に尋ねたところ、知り合いの
工房があるとの事で頼んでみました。
図を書き、固くて、軽い木で、糸が引っ掛からない
ようお願いしました。

私が持っている50cm (外側の長さ) の板杼は先端が
割れ易いので、36cmの先端を見本にしました。


3日ほどで出来上がりました。
36cm ( RP.50,000 ) と42cm ( RP.60,000 ) が3本づつです。

材種は楠 ( インドネシア語で Kamper )でした。



1本RP.30,000~50,000を予定していましたので
お手頃なお値段でした。

早く、使ってみたくなりました。

ホームステイの奥様がバリ島では珍しい菊の花を
直接、農園まで買いに行って飾ってくれました。


オーナーご夫妻、息子さん、娘さん、ご両親の家族で
営むホームステイです。
皆さんとても気さく方達でした。苦しい時代を乗り越えて、
今は幸せだと話されました。
お客さんが喜んでくれるように心がけていますと、前向きな
経営をされています。
ツアーもエージェント頼みではなく、手作りの
メニューです。


来年3月の予約をして、帰りました。

テガラランに小旅行。 3 絵のレッスン

2015年12月20日 | 暮し
10時から画家でもある、宿のオーナーのマデさんから
絵を習いました。画法はウブドスタイルだそうです。

まずは先生のスケッチ画から描きたい絵を
選び、鉛筆で同じように描きます。
左が先生のお手本です。


次に黒いペンで描きます。


先に墨をすっておきます。細い筆に薄めた墨を付けて描き、
直ぐに水筆でぼかしていきます。



黒、白で終わっても、色を付けても
ウブドスタイルだそうです。

色を付けていない、先生の作品です。
手順は同じだそうですがびっしりと描かれた細密画は
まるで別のようです。


花びら以外を薄く緑色で。


葉、茎、花びらに色を重ねていきます。



最後に背景を少し濃い緑で重ねます。


I Made Arka 先生と今日の作品です。


昼食のお休みタイムをはさんで4時間ほどの
レッスンでした。( レッスン料 RP.350,000 )
水筆によるぼかしと、色の重ねが難しく、不自然な部分を
先生がサラっと手直しをしてくれました。
とても楽しい時間でした。


テガラランに小旅行。 2 ジンセンコーヒー

2015年12月19日 | 暮し
Dukuk Village Homestay の周辺には数軒の家しかなく、
ワルンやレストランなどもありません。

周辺のたんぼ。


左側の2階が借りている部屋です。


道は整備されていて、水路を見ながらの散歩は
気持ちが良いです。


バナナの花と実


ちょうど稲刈りの時期でした。


夕陽がとても綺麗。


オーナーの奥様がジンセンコーヒー Ginseng Coffee の効能を
教えてくれました。朝鮮人参に似ている植物かなと思い、
農園の案内を頼みました。
SANTI農園まで、車で40分位かかりました。運転手は
オーナーマデさんの弟さんです。

農園内には自生するジンセンが育っていました。
ジンセンの葉。小さな花が咲いていました。


5年物の根を使うそうです。きれいに洗い、スライスして、
乾燥させて、パウダーにします。中国産や韓国産とは
異なる種類だそうです。熱帯に適した種類なのかも
しれません。

まだ若いジンセンの根。


効能書き


ジンセンの根のパウダーとコーヒー豆のパウダーを
ブレンドしたジンセンコーヒー


この頃体調を崩しているカディさんのお土産に
買ってみました。( 200g RP. 180,000 )










テガラランに小旅行。Dukuk Village Homestay に泊まる。

2015年12月16日 | 暮し
ロスメン周辺のたんぼが少なくなってきました。
ビスマ通りはウブドのメインに歩いて10分ほどの
便利なエリアですので宿泊施設が多く建てられています。
時々はウブドを離れ、たんぼの風景を楽しんでいます。
今回はウブドからさほど遠くない、棚田で有名なテガラランで
探してみました。ブッキングドットコムでキッチン付きの
情報を数件探し、直接見て回りました。
専用キッチンは1階で、部屋は2階にある Dukuk Village Homestay に予約しました。

つれあいの健康が回復してきたので延期していた
テガラランの宿に行きました。

ウブドから車で15分位の距離ですが、棚田が広がっています。
宿からの風景






二部屋続きで、バルコニーが広く日中はここで過ごします。




オーナーは画家でもあり、室内に絵が飾られています。






一般的なつくりのキッチン。夜中明かりをつけて寝たら
半屋外なので、翌朝は沢山の蟻や虫で大変でした。
キッチンは室内が良いですね。




階段途中にある、家寺の入り口です。




朝食はフルーツがいっぱいでした。




Dukuk Village Homestay
I Made Arka
Homestay,Painting Classes
Tel / 081 2365 8355
www.dukuhhomestay.com

1泊 / RP.500,000 ( 約5000円 )

小さな手編みと手縫い 18 コットンのレッグウォーマー / ポーチ / プルオーバー

2015年12月14日 | 小さな手編み
デンパサールで買ったコットンの糸でもうひとつ、
ヨガソックスを短めで編みました。


もうひとつはタブレットも入る小さめのポーチです。
始めは四角形のモチーフと長編みで側面にしま
したが、くたっとなるのが気になりました。
一目に細編みと長編み、一目空けて細編みと長編みを
繰り返します。裏布を付けない仕上げにしました。




雨季の入りかけで、暑いのですが雨上がりは少し肌寒く
感じます。5分袖ぐらいが良いのですが、こちらでは手に
入りにくいので以前手縫いしたプルオーバーを
イカットの布でもう一枚作りました。
胸の切り替えにギャザーが入ります。
ゆったりとしていて、着心地が良いです。




参考にした本
いつもの服、きれいな服
大川友美
文化出版局  写真   P10 キーネックプルオーバー
       作り方  P47