大衆の喝采、現在との符合

　例年なら、今日から仕事始めなんだけれども、今年は７日から。でも、ゆっくりできたって感覚はあまりなくて３連休はあっという間。今までで一番長かった年末休みは８日間というのがあって（８９年・・・もう２０年近く前だったんだよね）、その時は長いなあって思ったんだけど、今年の６日間はあっという間に過ぎてしまいそうだ。
　午前中は接骨院でいつものように治療。それにしてもうちの近くの善光寺界隈は相変わらずの渋滞。今日を仕事始めにしないで休みにしたところも結構あったんだろうね。渋滞は夕方近くまで続いていたし。



　午後、カズヒロ君の子守の付き合いで長野市少年科学センターへ。１時間余り顔を出して帰宅。『チャップリン暗殺』読了。「軍部によるチャップリン暗殺計画」が核となっているけれども、それを阻止しようとするチャップリン秘書である高野虎一が主人公として大きく取り上げられていて、ほとんど現在では知られていない高野からみたチャップリン像は実に興味深い。それにしても計画が二転三転し、チャップリン暗殺から日米開戦までを視野に入れていた青年将校たちの稚拙な妄想が、民主主義の終焉をもたらし、大衆の喝采を浴びたことに、現在との符合を感じずにはいられない。

　残る休みはあと２日。たまりにたまったＦ１雑誌１０年分の整理と野球や格闘技雑誌を現在整理中。いや、出るわ出るわ、雑誌の山。せっかくの連休だからねぇ。処分しなくちゃ・・・。