日日不穏日記gooブログ版

丸山眞男氏の『日本の思想』が座右の書だった

 朝から支部では選挙の話。比例代表だ、重複立候補だ、小選挙区だ・・・普段興味のなさそうな面々が選挙談義。“劇場”っていうくらいだもんなぁ。「刺客戦術の本当の意味は序盤戦のマスコミ対策にある。テレビの電波を刺客作戦の情報で埋め、大衆の関心をその問題で浸し、他の政策争点に意識が向かないようにするのが真の狙いである」とは【世に倦む日日 刺客作戦の陥穽- その目的は「郵政民営化争点」の既成事実化】は説く。膝を打つ指摘もいろいろ書かれてるんで一読をおすすめ。週刊誌も政局ネタがトップ、「週刊文春」を買って読み耽る・・・こういう下世話なネタは面白いけどさ、誰が言った忘れたけど「郵政問題1点を争点にした選挙は他の問題について白紙委任することになる」という指摘があって、そうだなって思う。年金どうする?イラクどうする?憲法問題は?それらを問わないで、“白紙委任”ってことで勝手に進められちゃたまらない。大学の頃、政治や経済のテキストとして使われていたのが大塚久雄氏と丸山眞男氏。戦後民主主義(死語か?)の啓蒙者として赤線を引いて読み耽ったもの。丸山氏が亡くなった9年前から敢行された著作集(17巻)を買い続けたものの、(予約しなかったので)途中で断念。政治の季節ってことでもう一回ネットで調べてみたら、アマゾンに在庫があることが判明。残り5冊のうち、3冊、1万1千円也を衝動買い!読むかどうか分からんけど全集って全部揃ってないと全然価値ないんだよね・・・まぁ中毒ってもんである。『廃墟本』を読了、『トンデモUFO入門』を読み耽る・・・やっぱり読書は至福の時間だ。

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