再び“悪の枢軸”コレクション

　夕方、加藤珈琲から『夏はもうすぐ！アイスコーヒーお試しセット』が届く。カズヒロくんなどは加藤珈琲よりブルックスが好みだけど、オレは苦味のある本格派の方が好きだな。吾妻ひでお氏『失踪日記』の紹介を書いてるうちに氏のサイトにある産直あづまマガジンに『うつうつひでお日記』というのがあるのを知って、これも読もうと思う。あずま氏は結構メジャーな週刊誌で長く書いてきた漫画家にもかかわらず、「自費出版という形態をとる個人誌「産直あづまマガジン」が、毎年夏のコミケでいつもよく売れ、収入にも大いに貢献している」（ガッキイファイター５月１０日号）のだそうで、同人誌をやるアマチュア（セミプロに近いのもいる）じゃなくてメジャーな漫画家がやるってのは驚き。しっかしなあ、「樹海」に「失踪」とオレのやばい読書の琴線に触れるのは１７日発売の『くるくるキレキレ人生』（叶　てつこ著）。「リストカット、フェイスカット、小指もカット。境界例＆鬱病＆アル中＆薬物依存。ヘレン・ケラーもびっくりの四重苦凄絶人生、抱腹絶倒告白の記」だって。著者のブログ【叶てつこの化膿の館】（タイトルからして只者ではない！）には「でも、放火までおちゃらけてかいてしまうわたくしって一体・・・」←放火かよ、おい。万引き告白で干されたタレントいたけど、いくら何でもやばくないか。昨日、上記のガッキイファイターに応募していた「北朝鮮ウォン４種セット」（１ウォン札、５ウォン札、10ウォン札、50ウォン札）が届いてる。加えて「板垣退助100円札」「金日成100ウォン」（全部ピン札）まで。どれかひとつ選べって趣旨だったのが結局全部送ってもらう。感謝！なんだけど、希望者より、持ってる在庫が多すぎるとしか思えんな（１００円札は日垣さんがネットオークションで１２００枚も落札したんだとか・・なんでまた）。ちなみにヤフーオークションで調べたところ、北朝鮮紙幣５枚セットで６００円、金日成主席肖像紙幣100枚1万ウオンで１万円が希望落札価格というから、プレゼント企画としては結構良いものだね。日垣さんによると「現実のマーケットでは１ウォン＝0.1円という観測もあります」（同上：５月３１日号）とあるはずのものが、オークションなら１００万ウオンが１万円？つまり北朝鮮では貨幣経済が成り立ってないという証明とは言えるんじゃないか？それにしてもフセイン肖像画入りのイラクディナール札に金日成バッジと“悪の枢軸”コレクションばっか増やしてどうするつもりよ、オレ？ついでに【北朝鮮の紙幣】というページにリンクしとこう。