日日不穏日記gooブログ版

わかってて言ってるのか?

 月曜日の朝ってのは力が入らない。思わず出勤時に「また1週間が始まっちゃったねぇ」と行き会った担当者と話してると、「始まんなきゃ、困るんだよ!」と割り込んできたのはわがY支部長!何で朝からそんなに元気なんだよ?今日からウチから持ってくる麦茶も1L。それでも全部のんでしまうさ。やや冷夏気味で梅の生育も遅れてるけどやっと夏モードになったってわけだ。さて、最近靖国神社に関する議論の風向きが変わってきている。朝日は社説でA級戦犯分祀や靖国神社に代わる国立追悼施設建設を改めて言い、意外や意外、読売も同様の主張を始めている。それを主筆であるナベツネと(首相参拝の自粛を言い始めた)盟友:大勲位殿の連携で「靖国問題で世論に媚を売って昨年の不祥事を忘れてもらおうという算段である」と分析するのは【世に倦む日日 読売新聞の旋回 -A級戦犯分祀論と国立追悼施設策の再浮上】だ。ここでは「靖国は伝統的な宗教である神道ですらなく、明治国家が国民を統合する装置として誂えた近代のイデオロギー・システムである。日本国憲法下の一宗教法人である靖国神社が分祀の定義と観念をチェンジすれば事足りる話であろう」と言い、「合祀の祭儀があるのだから分祀の祭儀も適宜作ればいい。物理的には単に名簿を取り出すだけだ」と言い切る。すげぇなぁ、靖国が近代国家の人為的創造物であるってのは全く同意するけど、そこまで簡単に言い切って良いのか?一方、ウヨクを自負する殿下さまは【出来ないと知っていてインネン付ける支那の背信的悪意】で人民日報の記事を分析しつつ、『靖国神社はA級戦犯を分祀することができない』ことを承知で日本に政府要人や国会議員による靖国神社参拝を非難するのは「日本において絶対に解決できないからで、これからも絶対に使い減りすることのない絶好の恫喝ネタだからである」とし、「ならば、対処方法はひとつ。売国経済人や売国衆議院議長のごとく、支那の要求にいちいちオタオタしないことしかない。ネタにならないということを、支那に毅然として示すことである」と言うわけだ。国の追悼に他国がガタガタ言うな!というのは感情的にはそう思う。オレ自身、靖国には何度も行ってるし、戦争に殉じた御霊への尊敬の念はある。ただ、戦争犠牲者は靖国の英霊だけではないし、<A級戦犯を神として祭る>靖国へ国の為政者が参拝するということは、過去の戦争を丸ごと肯定するということとイコールのハズ。やや古い話になるが、それを総理は「東条英機氏のA級戦犯問題がたびたび国会でも論じられるが、『罪を憎んで人を憎まず』とは孔子の言葉だ。戦没者全体に対し、哀悼の誠をささげるのがけしからんというのは理由が分からない」と国会で答弁した。アホか?孔子の言葉かどうかはさておいて<罪>ってA級戦犯の犯罪を認めてるってことじゃないの?それで参拝を繰り返すってのは、ただ「やった」という格好つけだけで、実は何にも考えてないってコトになるな。まさにそれを言っちゃおしめえょ!ってヤツだ。

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